MOTO INTERACTIVE

世界に誇る日本のモータサイクル。 現場ディーラーで日々お仕事をさせて頂く中で感じる事や…

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世界に誇る日本のモータサイクル。 現場ディーラーで日々お仕事をさせて頂く中で感じる事や知見などを徒然に書き留めていきたいと思います。

最近の記事

Harley-Davidson(ハーレーダビッドソン)の今年を振り返る

オートバイに興味の薄い方にも知られるHarley-Davidson。今年は生誕120周年のメモリアルイヤーだそうです。3月に開催された東京モーターサイクルショーに行ったときにも、そのブースはかなりの盛況であったと記憶しています。記念すべき年だから、という訳ではありませんが、国内トップレベルの販売を誇る輸入車メーカーの今年を国内統計データーを元に振り返ってみようと思います。 上記グラフは日本における2022年の月毎の新車登録台数を0とした場合の今年の増減を%を示したものです。

    • コロナ禍を卒業するバイク業界

      数年に渡るコロナ禍での供給制約はバイク業界においても続いていましたが、肌感覚的には徐々に供給が回復しつつある今日この頃です。 幾つかの販売店さんのお話しを伺うと、X-ADV、rebel250、KATANA、Z900RS…人気の機種では相変わらず入手が困難な新車はあるようですが、PCX、YZF-R25、NINJA ZX-25R、GSX250R…など販売店の在庫に余裕が出始めているモデルも。 この数年は値引き無しの販売がセオリー、メーカー希望小売価格を上回る値段で販売されてい

      • バイクのお仕事、年末雑感

        今年もあっという間に年末、引き続きバイク業界に居続けておりました。来年もまた加速度的に一年が過ぎてゆくのだろうと今から焦りすら感じつつ、備忘録的に今年の感想を。 バイクディーラーの人手不足感は年々深刻さを増しているようで、特に整備士人材の担い手は予期どおりに減少している感じがしています。肌感覚的には、数少ない担い手、特に若い方は比較的待遇の良いショップ(おそらくは大手チェーン店)へと流れていき、中小・個人店はその業務のツラさ(薄給、長時間労働等々)ゆえ、そもそも応募がない、

      Harley-Davidson(ハーレーダビッドソン)の今年を振り返る