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「素直さ」は特性ではない

おはようございます、最近自己啓発で「他人を褒める」事に勤しんでいんおり、今日も電車内で行き交う人々に、
「あっ、手のネイル綺麗な色ですね!」
「あーっ!足のネイルめっちゃ似合ってます!」
と心の中で褒めていたんですが、よくよく思い返してみると、
全員女性にしか目が向いてなく、「それじゃあ単なるむっつりスケベじゃねーか!」と自分に突っ込んだmotomです。

さて今日は、よく言われる「素直さ」とは、その人が持つ性格や特性ではないんだよ!という事についてお話ししたいとおもいます。 

今日はどちらかと言うと、人をマネジメント側の人向けになりそうです。

▼ビリギャルで有名な坪田さん

10年近く前に、“ビリギャル”という本が話題になりました。
偏差値ドン底、学年ビリのギャルが一念発起し慶應大学に合格するという実話なんですが、
その彼女を合格まで導いた塾の先生が、この坪田さん。

その坪田さんがyoutubeのインタビューで「素直さ」について語られていました。
よくよく考えてください。学年ビリのギャルを慶應まで導くんですよ?あまりのハードルの高さに、彼女が最初からそんな素直に「はい、わかりましたー!」ってなると思います?

なるわけないですよね。でもそんな彼女は、徐々に坪田さんの言う事は素直に聞いていく事になるんです。
そんな坪田さんが話す「素直さ」については興味深かったです。

坪田さんはこう仰っていました。

「素直さはその人の特性ではない」

要するに人によって素直さの有無があるわけではない。
“対峙する人による”というのが彼の答えでした。

動画内の06:15〜06:30あたりで、
「彼女はお母さんや僕(坪田)には素直だったが、学校の先生や父親には反抗的だった」

と仰っているのがまさにそれで、ではその素直になれる・なれないは何で差が出るのか。

▼理解してくれる・しようとしてくれる

答えはシンプルで、
自分の事を理解してくれたり、まだそこまで行きつかないとしても、理解しようと向き合ってくれる。
その姿勢こそが「素直に聞く」という行動に繋がるんだいうことでした。

要するに「この人を信じても大丈夫」という気持ちになれるかどうか。

これホントその通りだなと思って、つい最近自分が素直に聞き入れられない人と出会って、何で聞けなかったのか試しに自問自答しました。

答えはシンプルで、僕の話しを遮って否定したから
たったこんな刹那の会話だけで、
僕は心のシャッターを降ろしました。

もちろん僕が未熟で質問の仕方が下手だったのかもしれない。相手からすれば「何をくだらん事を聞くのだ」と思ってたかもしれません。

これはどちらが良い悪いの話しではなく、
もし相手の素直さを引き出したいと思うのであれば、

まずはこちら側から「寄り添う」事が大事なんだと言う事を、肝に銘じる必要がありそうです。

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