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祝オスカー音響賞受賞TGM20回目@チネチッタ川崎

3月13日、ドキドキしながらアカデミー賞発表の報を待っていた。
かつて映画を観ることを趣味の一つとしていたものの、同じ映画を20回も映画館で観たことはなかった。
初めて映画館で『トップガンマーヴェリック』を観た時、あのゴーンという鐘の音とともに始まるオープニングから涙があふれるばかりだった。
それから何度も映画館で観て、TOHOや松竹や単館の違いくらいしかわからなかったのに、IMAX、4DX、ScreenX、4DXS、ドルビーアトモス、ドルビーシネマなど映像や音響の違いを楽しむためにあちこちの映画館に遠征した。
上映システムの違いは、まるで一つの作品を異なる演出で観るようで映画の新しい楽しみ方を教えてくれた作品だった。
トム・クルーズのこの作品で映画館に人を呼び戻すという熱意、映画産業に息を吹き込むというエネルギーが伝わってきて、作品賞をとってもらいたいと思っていた。今回6部門にノミネートされ、音響賞を受賞した。作品賞が撮れなかったのは残念だけれど、この映画がコロナで沈んでいた映画界にもたらした影響は大きいだろう。ビフォーマーヴェリック、アフターマーヴェリックと呼んでもいいのではないだろうか。それほど貢献度は大きいと思う。
音響賞をとったからというわけではないが、チネチッタ川崎でLIVE ZOUND ハードコアで上映されるというので見に行った。戦闘シーンや飛行シーンでの音が身体に響いてきてとても良い。チネチッタ川崎は映像もきれいで20回目鑑賞記念として相応しかった。
残念ながら16日がラストということだが、また追いトップガンをしてくれるのではないかと期待してしまう。


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