見出し画像

『地頭力を鍛える』の要約。頭がいい人は3種類いる【考える力】

地頭力って何のことでしょうか?

あまり聞かない言葉ですが…

自分の頭で情報を処理して問題を解決していく力です。
頭の回転が良かったり、臨機応変さがあることだと思います。

「フェルミ推定」って言葉をよく聞くんですが、地頭力を鍛えるのに効果があるそうです。

フェルミ推定とは、正確に把握するのが難しい数を、論理的に概算する。
要するに数を把握するのが難しいから、分かっている数字をもとに大体の数字を把握することです。

この記事は『地頭力を鍛える』の要約です。本編を読みたい人はAmazonのAudibleでどうぞ。

ところで、頭のいい人って3種類いるんだそうですよ。
勉強ができる人とか、頭の回転がいい人とか…そんな感じだと思うんですが、記事を書きつつ探ってみましょう。

頭がいい人は3種類いる

あなたの中で頭のいい人ってどんな人でしょうか?
考えてみてください…

記憶力が良くてなんでも知っている、物知りな人

物知りな人は頭がいい。クイズ王や語学の達人などです。

人の気持ちを瞬時に察知して行動できる、気が回るタイプの人

計算能力が高くて、他人の気持ちを理解できる。感情に訴えることが得意な人ですね。
TVの司会者や芸人、優秀な営業マンなんかがこのタイプです。

数学の問題やパズルを解くのが得意な考える力が強い人

『地頭力を鍛える』では、このタイプの人を「地頭がいい人」と定義しています。
考える力が強い人は地頭がいい人です。あらゆる問題解決をする上で基本となる考える力。
地頭がいい人材は、どんな分野に取り組んでも知識習得が早く、高いパフォーマンスを発揮できます。

地頭力を鍛えるための考える力、2つのポイント

これは知りたいですね。さっそく見てみましょう。

結論から考える仮説思考力

頭のいい人は、仮説力をもっています。結論から物事を考えます。

仮説思考は3つある。

①今ある情報だけで、最も可能性の高い結論を想定する
➁常にそれを最終目的地にして、強く意識する
③情報の精度を上げながら、検証と修正を繰り返し最終結論に導く

限られた情報の中で、いい結論を出す考え方です。

仮説思考では、とにかく今ある情報で仮説を立てることが大切です。

仮説思考ができる人は、逆算して考えることができます。
入り口から出口を考えるのではなく、出口から入口を考えましょう。

全体から考えるフレームワーク思考力

ポイントは3つ

①全体から部分への視点移動
マクロとミクロに置き換えてみましょう。
地頭力がある人は、必ずマクロの部分とミクロの部分を切り分けて、上手く視点移動しいる。

➁切断の切り口
要するに断捨離ですね。例えばブログ記事を作成するなら「捨てる」とか「切る」ことが大切です。
何を書くかよりも、何を書かないかが重要。

③分類
書く内容を分類します。

1.地頭力の定義
2.地頭力はなぜいるのか
3.地頭力をつける3つのポイント

こんな感じで、情報を分類することで地頭力が鍛えられます。

地頭力の3つのベース


言うまでもなく、この3つは必ず持つ必要があります。

論理的思考

筋の通った話をすることは、コミュニケーションとビジネスの基本。
みんなに理解されるような文章を書ける。人前で話せる。これは絶対に必要です。

自分の話は一貫性があると思い込んでいても、実際は話が飛んでいることが多いんです。
論理的思考力を鍛えるためには、自分自身の思い込みを捨てて、話に一貫性を持たせなければいけません。

直感力

論理では響かない人がいます。

こんな人を納得させるためには、感性とかエモーショナル(感情的)な文章や表現力が必要です。
ロジカル(論理的)だけではなく、エモーショナルなトークや文章を磨きましょう。

知的好奇心

地頭力のベースとして、最も重要だと思います。
学びたいという好奇心がない人は、頭がよくありません。

知的好奇心には2つある。

①知識への好奇心(what型)
➁問題解決への好奇心(why型)

知識が大事な人は、少し考えてみましょう。
what型の人は情報や知識を吸収することには貪欲ですが、答えを知ってしまった瞬間、それ以上ものごとを深く考えない傾向があります。

学びを成果に活かせない人の特徴です。

ぜひともwhy型の好奇心を持ってください。問題解決への好奇心です。
why型の人は、この問題を解決するために、どんどん知識を学びたいと考えます。

学びを成果に変えるためには、問題解決への好奇心を高めましょう。

まとめ

今回は『地頭力を鍛える』の要約を書きました。

記事を書いて大事だと思ったことは…

  • 考える力が強い人は地頭がいい人

  • 頭のいい人は、仮説力をもっている

  • 仮説思考ができる人は逆算して考える

  • 問題解決への好奇心を高める

こんな感じです。その中でも一番心に刺さったのは…

問題解決への好奇心を高める

私の場合、知的好奇心はある方なんですが、問題解決への好奇心は薄いかも…
意識して問題解決への好奇心を持ちたいと思います。

問題解決は、ビジネスの基本でもありますからね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?