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成果と結果を意識して使い分ける | マネージメント

部下に仕事を任せる時は、成果と結果を意識して使い分けてください。

成果とは?

成果とは英語でいうとOutcomeです。期待していた効果や価値のことです。

例えば、営業ならば「アポ獲得数」とか「売上」、開発なら「機能のリリース」、プロダクトなら「継続率の向上」等です。

結果とは?

結果とは英語でいうとResultです。行動した結果のことです。

例えば、営業ならば「アウトバウンドのコール件数」とか「見積もり発行社数」、開発ならば「プルリクエスト数」、プロダクトなら「仮説の検証試行数」等です。

成果と結果の違いは?

仕事を任せる側が本質的に期待していることは「成果」です。しかし部下を直接的に成果でマネージメントしようとするのは下策です。

一部の優秀な人材は成果を出すためのプロセスを自分で発明することができます。しかしながらソレ以外の部下はどうしていいかわからず心が折れてしまいがちです。

外部要因に依らずに直接コントロールできる行動を積み重ねること、部下の日々の目標とするのが良いです。

直接コントロールできることを結果、期待している価値を成果と使い分けるのが良いです。

注意点

日々短期的な視点では「結果」を評価するようにしてください。適切な結果目標であれば、長い目で見ると成果がでるはずです。

しかしながら人事考課においては「成果」で評価をしてください。人事評価で結果を評価してしまうと、成果につながらない結果を積み上げるハックが横行します。

参考

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