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「自分は被害者」という発想では自滅?

『子どもが育つ魔法の言葉』を読んで衝撃を受けた私は、私の育った家庭環境はなぜこんなにも理想からかけ離れていたのか、その時は考えることができませんでした。
そして、家庭内でもっとも影響力の強かった実母を責め始めました。
「毒親」…まさに、私の母は毒親そのものだ!!!
そして今度は
『毒になる親 一生苦しむ子供』(スーザン・フォワード著)を読むことに。

私はこの時に悟りました。私の母親は、絵に描いたような正真正銘の毒親だと。
暴力を振るわれたり、目に見えて危害を加えられたことが無かったので、以前うつ病になった時に「アダルトチルドレン」であると言われた時も、受け流していましたが…
精神的な虐待を、数十年にわたって受けてきたのだ!だから私はこんなに卑屈で「生まれてきてごめんなさい」と思うような人間に仕上がったのだ!と、母親を責める気持ちに拍車をかけました。

この本に「親のことを許さなくても良い」とか「セラピーを受けさせるべき」「対決する」という、はっきりした主張が出てきたこともあり、私は正々堂々と母親をバッシングして全否定して恨みを晴らしてやる!と意気込みました。
そう考えるようになってから、これから人生が少しだけ変わるのでは?という予感がしました。

その予感は正しかったです。
過激な方向に進み始め、人に仕返しをしてやろうという「自分は被害者」という発想がベースとなり、これまでよりさらに強く、常にファイティングポーズをしながら生きる人生が始まったからです。

さらに生きづらさが増したのは、言うまでもありません。。。
では、どうすれば?

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