智子

デザイナーとして歌舞伎町に留学後、野生化 | 京大美学産 | キャバレーを開きたい

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オードリーヘプバーンに学ぶ、夢の諦め方 #私の好きなオードリー

オードリーヘプバーンのことがなんとなく苦手だった。 「永遠の妖精」と言われるにふさわしい清潔なルックスに、くるくると変わるチャーミングな表情。 飾らず等身大の姿で誰からも好かれる、まさに「こうなりたい!」の理想型だ。クラスにいたら、きっと最初の自己紹介から全員の好感度をかっさらっていくタイプに違いない。 そしてルックスはさることながら、極め付けがその半生である。女優としてあれだけ成功していながらも映画業界にあっさりサヨナラし、今度は親善大使としてユニセフの活動に身を捧げる

    • レモンパイと西洋絵画の繋がりを考察してみる 〜死の香りを添えて〜

      初夏である。 檸檬の季節である。 もとい、レモンパイの季節である。 レモンパイ好きが忙しくなる季節だ。 ひとえにレモンパイと言っても奥が深く、色んなタイプのものがある。 工藤新一が好きなパイ生地バリバリのアメリカン!なやつも良いが、私は各店こだわりのフワフワのメレンゲの下に、キリッと酸っぱいレモンカードが隠されたものが大好きだ。 レモンパイとの出会いを振り返るとはや10年前。 スカした感じで恐縮なのだが、高校生の夏休みの初めてのパリ旅行に遡る。 ガイドブックでタルト

      • ありのままの自分を愛せないのはいけないこと? ドラァグクイーンから学ぶ自愛の手引き

        新卒で入社した制作会社は、不夜城と言われていた。 私は幸いそこまで激務は経験せずにいれたが、それでも家の最寄駅に着くのはオリジン弁当が閉まった後の時間で、「この生活は食のインフラにも見放されるラインなのか…」と愕然としたのを覚えている。 一等地にあるオフィスに通えど優雅さの欠片もない生活で、終電に間に合わずタクシーで帰り、道中で運転手に車を止めてもらっては吐いてを繰り返す生活を送っていた上司は、ある日急に会社に来なくなった。 そんな姿にぼんやり、そう遠くない未来の自分を重ね

        • 自分の体は誰のものか?ーTiger Lily Tokyoの下着を通して考える

          この数日、「自分の好きなことを誰かに伝える行為」がとにかく下手だということを自覚したので、練習を兼ねてnoteに綴っていきたいと思う。 偏愛日記の第1回目は、敬愛するランジェリーブランド、Tiger Lily Tokyo(タイガーリリートーキョー)について語りたい。 Tiger Lily Tokyoの下着を初めてつけた時、自分の体がようやく自分のものになったような気がした。 「いきなりスピリチュアルな話....?」と引かれてもおかしくない書き出しをしてしまったので、まず

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