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頭が絶望的に痛くなり脳神経内科に行ってきた話

月曜日も終盤戦の今日ただいま、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私は昨晩、「これは死ぬかもしれない」と思うほど頭が痛くなり、今日は仕事を休んで病院へ行ってきました。英語で言うなら、I went to see a docotor today. 別に英語で言わなくても全くかまわないわけですが。今日の記録です。

これは死ぬのではと思った

なんとなく頭が痛いなと思ったのは夕方5時頃のことでした。
とはいえ、痛いがままに晩ご飯を作り、晩ご飯を食べ、なんとなくテレビを見ていたのですが「イヤこれはどうにもならんで」と思ったのが9時少し過ぎ。

NHKスペシャルかなんかの沖縄戦の番組を見ていて、私はこの手の「歴史の真実」みたいなヤツはつい見てしまうのだが、徐々に頭がズキズキというかドンドコドンドコというか、しまいにはドシンドシンと頭の中でナウマン象が大暴れしているような状態になってきて、それどころではなくなってきた。

生まれてこの方、経験したことがない感じの痛み。
「救急車を呼ぶか?」と思ったが、その時点で1日過ごしてきて汗まみれ匂いまみれである。こんなのでは、万が一お世話になるかもしれない医療関係者の皆さま、救急救命関係の皆さまに申し訳ない。そう思った私は、ひとまずシャワーを浴びることにした。

しかしこの時点で、もう、頭の中ではティラノサウルスがレスリングをしている状態である。「痛い!痛い!」ともはやシャウトしながらメイクを落とし、体を洗い、先発じゃなかった洗髪を終える。どうにか髪を乾かしたものの(生乾き)、痛い、痛い、痛い・・・つぶやきながらなんとなく寝てしまった。

朝起きてみるとそれほどでもないが

今朝目が覚めてみると、だるさと、なんとなくフラフラする感じはするものの、頭痛はほぼない。
何もなくて、朝目が覚めてこの状態だったら普通に仕事をするだろうが、何せ昨日「死ぬのでは?」と思うくらい痛かったことが記憶に残っている。脳梗塞とか、そういう病気だったら・・・。

ともかく命あっての物種だ。やっぱり病院へ行くことにした。

脳神経内科って何だ?

さて、病院に行くとして、どこに行くかである。
私の家のすぐ近くに○○総合病院というのがあるんだが、ここはあまり印象がよくないのだ。

以前もひどい頭痛を経験したとき、これは死ぬかもしれないと思い(割と死ぬかもしれない頭痛を経験しているな)、行ってみたのだが、「脳神経外科に」と言っても受付の人に「まずは内科からです。そういう決まりです」と言われ、内科に行ったら「内科的症状はないので脳神経外科に」と言われ、「最初からそう言ってるじゃん」と思いつつ脳神経外科に予約を入れ(1週間待ち)、脳神経外科で「何ちゃらスキャンの予約を取ってください」と言われ(1週間待ち)、「その結果説明を受ける予約を取ってください」と言われ(1週間待ち)、結局ちょっとあるものがあるといえばあったのだが、経過観察という流れになったのでした。
安心はしたけど、結果が出るまでにほぼ1カ月。何か緊急を要する事態だったら、その間に死んでたと思う。

そのほかにもいろいろあって(この病院の職員の方と思われる自転車に何回かひかれかけたりとか)、この総合病院にはあんまり行きたくない。

検索してみて、「脳神経内科」という診療科があるのを知りました。
脳に関する専門診療科といえば「脳神経外科」だとばかり思っていたが、内科もあるんですねえ。超いい年をして恥ずかしい。

情報元はこちら。広島にある病院みたいですね。
遠く離れているから直接お世話になる機会はまずないと思うが、深く感謝します。

自分の場合、一晩たって無事に起きているのだから、今すぐ手術と言うことではないと思われる。ただ、熱や鼻、ノドの症状はないので、内科でもないと思う。
というわけで、脳and内科のこの科が、一番マッチしているのではと思ったのでした。

脳神経内科に行ってみた

さて、行ってみますと予約がないのでしばらく待たされるとのことでしたが、待ち時間30分くらいで診察してもらえました。
超混みの小児科や皮膚科に比べれば余裕、余裕。

しかし、診療室は普通にお医者さんのデスクと患者が座る椅子、診察用のベットしかなかったので、「ここで脳の病気が分かるものかしらん。それとも後でスゴイ器具がある部屋に行って、レントゲンとかスキャンとかをやるのだろうか」と思っていたら、お医者さんが、私の腕や脚を取って、金づち(たたく部分に分厚いビニールのカバーが付いている)でコンコン叩く。

昔、脚気の検査ってあったと思いますけれども、あれみたいなことを脚でもやるし、腕でもやる。こんなことで分かるのかねえ・・・と思っていたが、お医者さんによると、脳梗塞などが起きていれば、必ず身体のどこかにそれなりの兆候が現れるものなんだそうだ。さっきのコンコンでそれが分かるのね。プロフェッショナルゥ~~。

で、あなたの場合、見たところそういう症状はないから、今すぐどうと言うことはないが、脳の血管の検査はしてもらったほうがよい。ここから、○○総合病院のMRIの予約が取れますから、これから受け付け日程などを相談してくださいとのこと。ほほーう。そういう流れか。

そして受付で希望の日付を聞かれたので、このあたりで・・・とお願いしたらすぐ取ってくれた。今週末にMRIを受けに総合病院へ行ってきます。
結果の説明は、その1週間後くらいに、今回受診した脳神経内科で受けるのだが、とりあえずの心配はないと言われているので、ひとまず安心である。

総合病院にはいきなり行ったらいけないんだな

今回のことで反省したのは、総合病院っていきなり行ったらいけないんだな、ということ。
私は前回、「近所だし、脳神経外科あるし」と思って総合病院に行ったのだが、やっぱりまあ、手順というか、お作法というかがあって、それは守った方が患者側にも都合がいいのですね。

まずは、ふつうのクリニックに行き、そこであらましを見立ててもらって、およその成り行きがつかめたところでプロどうし(クリニックの事務の方↔総合病院の事務の方)でやりとりしてもらうと、非常に話が早い。
患者も早く安心できる。

なんか、あの・・・前回はすみませんでした。と、○○総合病院に対して、心の中で深くわびた私でした。

でも、自転車で公道から敷地内に入るとき、少しスピード落としてもらえれば私もひかれないで済むかと。急いでいらっしゃるんだと思いますけど、そこだけは。と、これもまた深く思うのでした。

ともあれ、医療関係者の皆々さまには感謝、感謝です。


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