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\ 有名人ほどよく歩く /

古代哲学者のアリストテレス、
ドイツの哲学者カント、
京都の哲学の道を散歩したがら
思考していたと言われる
西田幾太郎氏など、有名な
哲学者や宗教家はよく歩き、
歩行リズム運動を好んだと
言われています。

こんにちは、
kindle評論家のやまと申します。


ギリシャ哲学者のアリストテレスは
『逍遥学派・しょうようがくは』
と言われ、アリストテレス率いる
哲学者のグループは、

『逍遥』=そぞろ歩き、散歩

しながら講義を行っていたことで
有名です。

また、哲学者カントは46歳から
亡くなるまで40年間、
いつも決まった時間に散歩を
続けていたことで有名です。

坐禅を哲学した西田幾太郎氏も
移動行動が目的ではなく、
あえて歩きリズム運動を
繰り返していました。

そして『交響曲第9番』で
有名なベートーヴェンも散歩を
しつつ、作曲活動を展開していたと
言われています。

ウィーンの北、ハイリゲンシュ
タットには「ベートーヴェン
ガング」と呼ばれる
『ベートーヴェンの散歩道』が
あります。

20歳の頃より徐々に難聴になり、
40歳では完全に聴こえなく
なってしまいました。

そんなベートーヴェンが56歳まで
作曲活動を続けられた背景には、
毎日欠かせない散歩に支えられて
いたと言われています。

散歩をすると、脳にどのような
影響があるのか?

『太陽の浴び方』の著者 
有田秀穂氏によると、直感脳の血流を上げて
インスピレーション能力を向上
させるようになると言います。

「散歩に出かけると、自然の中で
セロトニン活性をし、ストレスを
解消させるだけでなく、直感脳の
血流を上げてインスピレーションを
向上させる。

脈絡のない斬新な着想が次々と
浮かんでくる状況となる。

一時的な直感なので、メモに
しないと、消えてなくなる。

これがベートーヴェンの創作活動の
原点であったと思われる。

それを譜面に定置させる仕事が
延々と続くことになる。

こうして、ベートーヴェンは
56歳まで散歩を続けながら、
作曲活動を展開し、数々の名曲を
世の中に発表し続けた。」

と解説されています。


同じく有田秀穂氏によると、近年
IT企業やエグゼクティブの間では、
散歩ミーティングが流行っている
とのことです。

「シリコンバレーでは散歩
ミーティングがちょっとした
ブームになっているそうだ。

マーク・ザッカーバーグなど
IT企業の最先端にいる人たちが、
散歩ミーティングを積極的に
取り入れているという。

さらに、最近のビジネスマンが
もう一つ注目して実践しているのが、
マインドフルネス瞑想(坐禅瞑想)
だ。
坐禅瞑想も散歩も脳内セロトニンを
増やし、直感脳を活性化させる。

すなわち、IT企業のトップの人々や
有能なサラリーマンたちは、
セロトニン活性化の行動を積極的に
取り入れることによって、
創造性やインスピレーションなど

仕事に求められる能力を向上
させようと、試み始めたのでは
ないかと想像させる。

実は、故スティーブ・ジョブズ氏は
坐禅瞑想だけでなく、散歩
ミーティングも仕事で活用していた
ことが、自伝に記載されている。」

「前頭前野の直感脳は、脳幹の
セロトニン神経から直接に影響を
受ける回路を備えている。

したがって、坐禅、散歩による
脳内セロトニンの増加が、直感脳を
活性化させる構造的裏付けも
存在する。」

セロトニン活性をし、ストレスを
解消させるだけでなく、直感脳の
血流を上げてインスピレーションを
向上させる『散歩』の効用。

ビジネスや創作活動と相性が
良さそうです。

最後までお付き合い頂き、

ありがとうございました!


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