見出し画像

\人はなぜ『ととのい』たいのか/

『無料で読めます、最後まで』
当記事は有料設定されてますが、すべて無料で閲覧できます。

『ととのう』とは、どういう状態なのか?

先日聴いていた音声配信Voicyで、YouTube講演家の鴨頭嘉人さんが、『ととのう』についてわかりすく話されていたので、シェアさせて頂きますね。

鴨頭嘉人さんはサウナを愛用されていて、『人間だけがスポッと入れるサイズのサウナ』を先日購入されたそうです。

講演家活動でどうしても、交感神経優位になりがちなので、サウナで『自律神経』を整えているそうです。

皆さん、こんにちは、Kindle評論家のやまと申します。
僕のKindle6冊目のテーマは、
ミランダ・カーやメンタリストDaiGoも実践している『冷水シャワー』というものです。

『冷水シャワー』とサウナでいう『ととのう』体験が酷似していることから、自宅でも出来る『ととのう』体験として、『冷水シャワー』を推していきたいと考えています。

鴨頭さんのサウナ入浴法を紹介させて頂きますね。


以下、鴨頭嘉人さん『自律神経を整える方法』より、一部引用。
➀80~91℃くらいの高温サウナに8分~10分くらい入る。
➁温められていた体を一気に16℃ほどの水風呂に浸ける。
➂体の水気を拭いて外気浴で休憩する。
(このサイクルを何回繰り返すかは話されてませんでした。)
サウナによって体の皮膚は40℃以上になって、血流がよくなり、脈拍も通常の2倍くらいになります。
皮膚の表面温度か40℃以上になっていくと、人間は交感神経が以上に優位になります。
つまり…サウナに入っている間は『気持ちいい』ではなく、『不快感が増す』のです。
『不快感が増す=交感神経優位になり=死なないようにする』ということ。

極端なことを言うと、高温のサウナに入っていたは暑すぎて、そのままいたら死んでしまうので、しなないように交感神経が優位になる。

次に水風呂で、今度は一気に体温を下げます。

これによって身体は生命の危機にさらされた状態になって、ここでも交感神経にガツンとスイッチが入るんです。

つまり、サウナと水風呂は両方とも、自分の身体を生命の危機にわざわざさらしているって事なんです。

これだけ聴くと、「頭がおかしい」と言いたくなる話ですよね。

ギューッと収縮していた血管がフワッと解放されて、この時に【交感神経】と【副交感神経】のバランスが整うような状況になる。

これがいわゆる『ととのう』と言われるものです。

鴨頭嘉人さん『自律神経を整える方法』

引用は以上です。

なぜ、人は【生命の危機】にあえて身体をさらして、『ととのう』ことを求めるのか。

その答えは私たちの祖先であるホモサピエンスが暮らした20万年前の環境にあるそうです。

『不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる』の中で、鈴木佑さんは、以下のように述べています。


「この時代の人類は狩猟と採集で日々の糧を得ており、男たちは獣の肉を求めて狩りに出かけ、女たちは野山で山菜や木の実を集めて必要なカロリーを満たしていました。

決して楽な暮らしではなく、彼らは獲物を運びながら毎日4~6時間かけて平均16キロもの距離を移動。気候変動のせいで満足な獲物が長期間に渡って見つからない時はら干し肉や余り物を分け合って飢えをしのぎました。

まとめると、彼らの暮らしには2つの特徴がありました。

➀生きるために、激しい身体活動を日常的に行う。

➁定期的に、カロリー不足の状態にさらされる。

原始の生活では、現代で言う【運動】と【断食】がライフスタイルの一部として組み込まれていました。



ひるがえって、現代の私たちの生活はどうでしょう。



いま多くの先進国で運動不足が問題になっています。

WHOの試算によれば、日本では成人の35.5%が推奨の活動量を満たしておらず、特に20~30代の8割には運動習慣がありません。



食事についても話は変わらず、現代で食糧が手に入らないケースはほぼありません。それが健康的な食事かはさておき、多くの人は簡単に必要なカロリーを得られているはずです。

(以上 引用)。」


鈴木佑著
『不老長寿メソッド死ぬまで若いは武器になる

現代、多くの人が運動や筋トレをしたり、ダイエットや断食を取り入れるのは、僕たちの先祖であるホモサピエンスの時代の体の機能を取り戻す本能的な欲求なのかもしれないですね。

また、『不老長寿メソッド』の中では、サウナに繋がる【自律神経】についても語られています。
(以下引用)

「さらに、人体には生まれつき体温のコントロール機能があり、外気の温度に応じて交感神経と副交感神経を切り替え、体内の熱を一定に保とうとします。

ところが、現代ではエアコンで温度を調整できるので、わざわざ神経の切り替え機能を保っておく必要がありません。

この状態が続くと、内と外の気温差に対応できなくなり、自律神経の調子が簡単に狂ってしまいます。

つまり、いまの私たちに【苦痛】が必要なのは、現代文明の便利さによってホルミシス機能がオフになったからです。」

(以上引用)

鈴木佑著『不老長寿メソッド死ぬまで若いは武器になる 』

【ホルミシス】とは、『不老長寿メソッド』の中では、アンチエイジング、人体に本来備わった若返りのスイッチだと言います。

この【若返りスイッチ】が、現代文明の便利さの代償に機能しなくなってしまったと言います。

その【ホルミシス】【若返りスイッチ】をもう一度オンにするため、僕たちは本能的に運動や筋トレをしたり、ダイエット、断食をしたり、サウナや冷水シャワーによって、人間が本来もっていた機能を取り戻す行動をしているのかもしれません。

次の項目では、日本でも古くから存在する、修行僧が滝行をしたり、乾布摩擦をすることで、『不老長寿メソッド』の言うところの【ホルミシス】【若返りスイッチ】をオンにするための日本人の知恵について触れたいと思います。

以上が

\人はなぜ『ととのい』たいのか/

になります。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

最新刊出版しました
自宅でも『ととのえる』方法ここにあります!

Kindle書籍で迷うのはやめましょう!
5作目はこちら。


4冊目も大好評!

noteで一部無料公開もしています。

こちらではKindle書籍の厳選紹介をしています!
Kindleアンリミテッドで無料で読めます!

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?