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今週の選挙(2023 2.5投票)

 今週は注目の選挙がイッパイあります!
 「愛知県知事選」とか「下関市議選」とか・・・

 ただ、コチラでは敢えてそれらを外し、あまり注目されていない選挙を引っ張り出して御紹介しようかと。
 それではまず、私が取材する予定の2つから。


【取材予定】長野県・木島平村長選

 3期目を目指す現職に元村議の新人2名が挑む三つ巴の争いです。
 たいへん雪深い木島平村で何故こんな時期に選挙をやるのか!? という疑問は拭えませんが行ってみます。 ただ、クルマで村内をどれだけ回れるか分からないので、ちゃんと取材できる自信も無いのですが・・・(汗)


【取材予定】長野県・須坂市議選(定数20/22名)

 現職15名、元職1名、新人6名が立候補しています。 何となく現職有利な選挙になりそうな気もしますが(寒いし)、どうなりますか。

 以上、2つの選挙は後日リリースするレポートにて結果及び選挙模様をお届けする予定です。
 では次に、全国の選挙から10本をピックアップして紹介します。


◎岩手県・陸前高田市長選

 震災直前の2011年2月に初当選し、任期の全てを復興に捧げてきたと言ってもいい現職が4期目を目指します。 やはり先頭に立って復興に努めている現職の人気は高そうですが、過去の選挙を見ると段々と獲得票は減り、前回は僅か6票差で競り勝つという大接戦でした。 今回はどうなるでしょうか。


◎茨城県・潮来市長選

 3期目を目指し公明党が推薦する現職に元市議の新人が挑む一騎打ちです。
 新人候補は市議を5期務めていますが、県議選に挑んで落選を二度経験しています。 一度目は市議補選に再出馬しましたが今回は市長選に挑んできています。 潮来市議選は来年のため決して “顔見せ出馬” ではない、本気の立候補の様です。


◎茨城県・那珂市議補選(定数2/3名)

 同時に市長選も行われるのですが、そちらは無投票で現職が2選(いずれも無投票)したため、コチラを取り上げます。
 と、いうのも、昨年12月の県議選で敗れた人が2か月も経たずに、市長選ではなく市議選に狙いを変えて立候補してきているからでして。 市議としても6期(うち2期は補選で当選)の経験が有るベテランが県議→市議への転身を果たせるのかが、注目です。(なんで市長選に出なかったのだろ・・・?)


◎群馬県・渋川市議選(定数18/22名)

 現職14名、元職2名、新人6名が立候補しており、党派別では公明から1名、共産から2名出ています。
 構図としては普通の選挙なのですが、新人の一名が「黄色と水色」のストライプ柄のネクタイをして、キャッチコピーが「古い体質を、ぶっ壊す!」で、写真も思いっきりガッツポーズしているのです。
 ただ、無所属の出馬ですし、小渕優子氏が激励に来てくれたそうなので、あの党とは関係ないとは思いますが、何となく気になりまして・・・


◎愛知県・安城市長選

 5期務めた現職が引退し、新人2名による一騎打ちの選挙です。
 元副市長には自公が推薦を出しており現職の後継候補と思われ、そのルートに新人がどこまで迫れるかが気になります。


◎愛知県・小牧市議補選(定数2/4名)

 同時に市長選も行われるのですが、こちらもあまり面白味がないため(汗)、補選を取り上げます。
 いずれも選挙初挑戦の新人ですが、うち1名は共産党公認です。「政党公認が有れば補選なら・・・」と思ってしまいそうですが、

 私が取材した中で、この選挙と似たような構図が有り、定数3を4名で争う選挙で共産党公認候補が最下位落選となったのを見たコトがあるので、コチラもどうなりますやら。 市議選本選は今年の秋ごろのようなので “顔見せ” 効果も薄そうですから、共産党としては絶対に勝ちたいところでしょう。


◎三重県・菰野町議再選挙(定数2/3名)

 定数2のうち1つは県議選出馬のため辞職した議席、もうひとつは2020年に行われた町議選(定数18)で、得票数18番目の候補が法定得票数に達しなかったため、もう一度選挙をするものです。 ただ、18番目の候補の得票数が234票に対し得票数17番目の候補は354票と、そこまで離れているワケではなく、それでこういう事態になるなら議員定数を削った方がイイと思うのですが、私が調べた限り議員定数改正は2020年に「審議未了」になって以降、議会で問われた形跡はありません・・・
 前回18位の候補を含む3名による選挙ですが、いずれも「定数削減」を訴える人はいないようです。 別に維新みたいに何でもかんでも “身を切る改革” と言うつもりは無いですが、こんな状況なら、ねぇ・・・


◎京都府・舞鶴市長選

 自公が推薦し4期目を目指す現職に、維新推薦の元市議、共産推薦の新人、地域政党代表の新人3名が挑む選挙です。
 自公 vs 維新の戦いとなりそうですが、ここのところ維新は京都で勢力を増しており、いよいよ首長獲りに乗り出しました。 果たして実現するでしょうか。
 尚、地域政党代表の候補は結構パンチが効いてるので、興味がある方は各自調べてみて下さいませませ。


◎兵庫県・小野市長選

 7期目(!)を目指す現職(75歳)に元市議(45歳)と女性候補(75歳)が挑む選挙です。
 元市議の候補は1期途中の立候補で実績には乏しいですが、現職と30歳差という若さでどこまで迫れるのか、注目です。
 ※ちなみに、4月には市議選が行われます。


◎香川県・多度津町議選(定数14/15名)

 “定数プラス1” の選挙で、一見どこでも見られるような選挙ですが、公明と共産が1名ずつ出しているのに加え、立憲が2名も出しているというのが注目点。
 前回選挙では無所属でトップ当選した候補が立憲入りし、その得票数ならイケると判断したのか、新人をもう一人立ててきました。 落選1人なので大丈夫だろうとは思いますが、県連代表の小川淳也氏が赤っ恥をかくコトが無いように、と、祈っておきます(※応援しているワケではない)


以上になります。 候補者の皆様の御健闘をお祈り申し上げます。




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