森野果実

映画作品をより楽しめる視点やプチトリビアをご紹介。 映像制作会社勤務のため感想は作り手…

森野果実

映画作品をより楽しめる視点やプチトリビアをご紹介。 映像制作会社勤務のため感想は作り手目線になりがちで、出産を経てから親子モノはすぐ泣いちゃう。 ポップコーンを食べたいから映画館に行っている節がある。

最近の記事

『ドリームプラン』と、ビンタ騒動と。

2022年のアカデミー賞はウィル・スミスが主役だった。何しろ、妻を侮辱されたとプレゼンターを張り倒しちゃったのだから─── 脱毛症で苦しんでいるウィル・スミスの妻を揶揄したプレゼンター、クリス・ロックはビンタされた。 「ウィル・スミスにぶっ飛ばれたよ(笑)」と平気を装っていたけど、コメディアンの割にあんまり面白くなかった。 暴力を肯定するつもりは全くないけれど、あの時ウィル・スミスの妻自らが壇上に行ってクリス・ロックに抗議していたら、ウィル・スミスは面目を失っていたはず。

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    • スティーヴン・スピルバーグ版『ウエスト・サイド・ストーリー』

      『ウエスト・サイド物語』の舞台脚本家アーサー・ローレンツは生前、こう話したといいます。「新たなバージョンを作るにあたって必要なのは舞台版ミュージカルを理解している人ではない。必要なのは映画の天才なんだ」 ブロードウェイ史上、映画史上に残る傑作 『ウエスト・サイド・ストーリー』がスティーヴン・スピルバーグ監督の手により現代に蘇る! ハリウッドの”リメイク中毒”は、アメリカのレジェンドとも言える作品にまで及びました。 『ウエスト・サイド物語』がいかに画期的な映画かというと、そ

      • はじめに

        名乗るほどのものではありませんが、森野果実と申します。(しっかり名乗ってるね) 映画鑑賞を趣味にして十何年が経ち、ただただ観ておしまいにするのは勿体無いような気がしてレビューをつけたいなと思いました。 相当自分に甘い性格ですが 読んでいただけたら嬉しいので更新できるよう頑張っていきます。 ここに載せる文章は簡単で口当たりの優しい内容になると思います。 難しい専門用語や「何それ?」っていうような情報は使いません。 (例: 贅沢といえば "長嶋茂雄は切り分けられたスイカの先っぽ

      『ドリームプラン』と、ビンタ騒動と。