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数多の女子を狂わせるBANANAFISH①~聖地巡礼~

TVアニメ「BANANAFISH」を見てからその沼にハマるのは速かった。
いつも担当してくれる美容師さんが「BANANAFISHってアニメおすすめだよ~」と軽く勧めてくれ、「へ~」と思い早速「BANANAFISH」と検索。なんか金髪のイケメンがいる。ビジュ好きだなと軽い気持ちで見始めた。これが私を狂わせる作品との出会いになるとは、この時はつゆ知らず。
そして「BANANAFISH」を2日で見終えた。

「えっ???そんな軽い気持ちで勧めるもんじゃなくない?でも、美容師さんありがとう!!!!」

という気持ちになった。感謝の気持ちとしてその美容師さんのもとに一生通おう。
それほど、BANANAFISHと出会わせてくれたことに感謝した。

そして、泣いた。とにかく、頭が痛くなるくらいに号泣し、その後、1週間は暇があれば、毎日Twitterで「アッシュ」「BF」などと検索していた。ハマりすぎた私はファンブックや画集、「光の庭」も購入。
沼の奥深くまで行くのはすぐであった。そこまで沼ると、次に思うこととしては「あの図書館に行きたい!」ということである。


「NY市立図書館」


アッシュが最期を迎えた場所でアッシュの魂を弔いに行きたいと思った。

しかし、現在のニューヨークは物価が高い!そして円安!とダブルパンチ!でも、学生最後の時間ある時に行っておかなければ!!と決意し、ついにアッシュが生活していた街「ニューヨーク」へ旅立つのであった。

ここでは2024年2月現在の聖地の情報を紹介したい。
私が聖地巡礼に旅立つ前は、数多くのBANANAFISHファンのブログなどを参考にさせて頂き、充実した聖地巡礼旅行を送ることができた。
その感謝も込めて、次は、私が誰かの聖地巡礼旅行の力添えできたらと思う。

(下記はほとんど訪れた順に紹介している。NY公共図書館だけ思いが溢れすぎているので別にブログを書いている)


1アメリカ自然史博物館

最寄り駅は「81st St-Museum of natural History」。駅からすぐ近くにある。
入り口がいくつかあるが、アッシュとリン、ブランカが話しているシーンはセントラルパーク側の入り口である。

入り口の目の前にあったオブジェは無くなっていた.....残念。

右側の柵がアッシュがリンを人質に取った時に乗っていた場所。意外に足場は狭かった……。

アメリカ自然史博物館には私はNYシティパスで入場した。こちらNY観光に便利かつコスパ良しなのでぜひ検索してみてほしい。

中に入り、日本語のフロアマップを貰い、まず向かったのが、「海洋生物」のエリアだ。

ここはアッシュとブランカがそれぞれ人質を捉えて対峙したシーンである。

博物館に来て、階段をひたすら撮影し続けるおかしな客になってしまった。
しかし、この階段、すごく急!!!!ここから転がり落ちて、リンはよく無事でいられたな….という感じ。

2グランドセントラルオイスターバー

グランドセントラル駅の地下にあるレストラン。ここでは親子に扮したアッシュとマックスが会話をしていたシーン。

どうしても、アッシュが座っていた座席に似た場所に座りたかったので、アニメの写真を見せ、「ここが日本のアニメのロケ地なんですけど、もし、可能ならこの席に似た場所に座れたら嬉しい」と説明した。すると、店員さんが「あ~。日本人ね!OKOK!」と何か納得し、スムーズにその席に案内された。おそらく、私の他にも同じことをしてきた人がいるのだろう。店員さんもこの場所が聖地になっていることを把握している様子だった。ちなみに、閑散期だったこともあり予約不可で入れた。

それがこの席!最高!

そして、注文はアッシュと同じ牡蠣!!ではなく、マンハッタンクラムチャウダーとフライオイスター、ロブスターロールにした。(生牡蠣は当たると怖かったので)この店値段はそこそこするけれど、美味しかった。

象徴ともいえるテーブルクロス。

3自由の女神

最寄りは「South Ferry」である。地下鉄でとにかく、下に行けば着く。
そこからフェリーに乗車する。このシーンはアッシュと英二がアッシュの名前の由来について話すとても大切なシーンの1つである。

BANANAFISH アニメより

アッシュたちが乗ったフェリーは「スタテンアイランドフェリー(スタテン島に行くために使われる通勤用のフェリー)(自由の女神のある島には行かない)(無料)」なのだが、私はシティパスを購入していたため、「スタチューシティクルーズ」に乗車。こちらは「自由の女神のある島」で降ろしてくれる。

空港並みの手荷物検査を突破し、クルーズに乗車。閑散期でも混んでいたので予約していても、早めに来ることをおすすめする。

クルーズに乗っていたら、漫画やアニメでも描かれていた白い鳥が近くを飛んでいた。それは、自由に空を飛んでいた。

英二「君の本当の名前”アスラン”っていうのはお母さんがつけたものだって。ちょっと変わった名前だよね。何か意味があるの?」
アッシュ「古代へプライの祈りの言葉なんだってさ。”暁”という意味だそうだ。俺は夜明けにうまれたんで」
英二「じゃあ、ミドルネームの”J"は?」
アッシュ「翡翠」
英二「そら、言った通りだろ。お母さんは一生懸命その名前を考えたんだよ。夜明けに生まれた君の幸せを願ってさ。君の人生が夜明けの翡翠みたいに素晴らしいものであってほしいって。そう願ってその名をつけたんだよ」

BANANAFISH

ちなみに、こちらはすれ違った「スタテンアイランドフェリー」である。

また、OPで見た景色も.....。(向きが反転してるので少し違う?)

4サウスストリートシーポート

最寄り駅は「フルトンストリート」駅。私は、自由の女神のフェリー乗り場からそのまま歩いて向かった。徒歩で10~15分ほど。
この場所はアッシュがゴルツィネをトラックの上から襲撃した場所である。

こちらはアッシュたちが飛び込んだ川。めっちゃ濁ってた。(笑)


5イーストブロードウェイ駅

「イーストブロードウェイ駅」構内。この場所はアッシュとオーサーの勝負が行われたシーン。

アッシュが電車に乗ってきたオーサーの仲間たちの銃撃から身を隠していた柱。

駅のホームも狭い….。こんなところで戦ってたんかい….。

こちらは駅への入り口。ここら辺は少し治安が良くなかったかも….。

6チャイナタウン(Nom wah tea parlor)

「イーストブロードウェイ駅」から歩いて10~15分ほどでショーターの店に到着する。

BANANAFISH アニメより

店内には入らなかったので外観だけ。結構人もたくさんいて繁盛していた。

7J オーウェン・グランディー・パーク

最寄り駅は「Exchange place」。この場所はニュージャージー州なのでマンハッタンの地下鉄で「world trade center」まで行き、そこから、「Path train」に乗り換える形になる。この場所は、アッシュが英二に「キリマンジャロの雪」の話をした場所である。

BANANAFISH 13話「キリマンジャロの雪」

あまりにも絶景で息を吞んだ。そして、この場所は穴場なのか全然人がいなかった。ここでアッシュの縄張りがあるマンハッタンを見渡しながら、ゆっくりと時間を過ごしたくなる理由がわかる。そして、アッシュが少し感傷的な思いを吐露してしまった理由もなんとなくここに来たらわかったような気がした。

アッシュ「俺は自分の死を思う時、この豹について考える。ヤツは何のためにそんな高地へやって来たのか。獲物を追い彷徨ううちに、戻ることのできない場所へ迷い込んでしまったのか、それとも何かを求め憑つかれたように高みへと登り詰め、力尽きて倒れたのか。ヤツの死体はどんなだっただろう?戻ろうとしていたのか。それとも、なお高みへと登ろうとしていたのか。いずれにせよ、ヤツはもう二度と戻れないことを知っていたに違いない

英二「人間は運命を変えることができる。豹にない知恵を持って。そして君は豹じゃない。そうだろ?

BANANAFISH 13話「キリマンジャロの雪」

8セントラルパーク The mall

最寄り駅はいくつかあるが「72street」などである。私はその前に「メトロポリタン美術館」に行ったので、そこから、ひたすら、セントラルパーク内を散歩して下って行った。
この場所は、アッシュとブランカが最後に会話をするシーン。

座っていたベンチ。

私もそこに座って、BANANAFISHのサントラを聞いていた。長閑な場所で何時間でも日向ぼっこできそうだった。

9One Columbus Place

最寄り駅は「59st-Columbus Circle」。私は、セントラルパークthemallからそのまま歩いて向かった。全然歩ける距離である。
この場所は「59丁目のアパート」、アッシュがゴルツィネの表に出せないお金を盗み、購入したアパートである。ここでアッシュと英二は束の間の平穏な日常を送っていた。

道に止めてある車が少し残念だけれど。ここら辺は高級住宅街で生活している人も多い地域なので仕方がない。マンションに実際に住んでいる人もいるので申し訳程度に撮影。アパートはとても高いビルだった。値段的にも高そう….。

このマンションでは楽しいことも悲しいことも色んなことがあったよね….。

10ウェイルコーネル医療センター

最寄り駅は「59st-Columbus Circle」。59丁目のアパートのすぐ近くなので、同時に行っちゃった方が良い。
ここは最後に英二が入院していた病院である。そして、アッシュと英二が顔を合わせるのがこれが最後になったシーンだ。

1159ストリートコロンブスサークル

「59st-Columbus Circle」駅の入り口。私は59丁目のアパートや病院に行った後に寄った。この場所はアッシュが59丁目のアパートを購入した後、マックスと別れを告げるシーン。

駅への入り口がいくつかあってどれか迷ったけれど、多分ここだと思う。
私も、この場所を最後にホテルに帰宅予定だったので、アッシュと同じようにこの階段を下りて電車に乗った。

12グリニチヴィレッジ

最寄り駅は「ハウストン・ストリート」駅。そこら一帯がグリニチヴィレッジというエリアなので散歩するととても良いと思う。この場所は「光の庭」で英二が住んでいた場所。

ここはついでに行っとこう~と軽い気持ちで旅程に追加したのだが、想像以上に良い場所だった。ニューヨークマンハッタンは多くのエリアが騒々しく、常にワイワイガヤガヤしているところが多い。その中で、この場所はとても静かなところだった。

大人になった英二がマンハッタンの喧騒からはかけ離れた場所を選んで過ごしていたのは、きっと至るところにアッシュとの記憶があり、思い出してしまうからだろうなと….。光の庭の後、英二がアッシュを想いながら過ごすのにとても良い場所だとしみじみと感じることができる場所だった。

13プレミアデリ

タイムズスクエアの上の方にある。アッシュと英二が待ち合わせしていた場所。

14カーネギーホール

こちらもタイムズスクエアの上の方にある。薬で一時的に視力を奪われたアッシュがゴルツィネに連れてこられた場所。

残念ながら工事中だった….。

15NY公共図書館

こちらに関してはここから


聖地巡礼のお供にしていたBANANAFISHサントラもついでに載せておく。









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