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大学生行政書士が行政書士の”食えない論争”に終止符を打つ。

はじめに

こんにちは、デコレート行政書士事務所の𠮷田晃汰です。
私は現在20歳で行政書士業務で新卒以上にお金を稼いでいます。行政書士という資格・職業は「食えない」と言われることが多いと思います。

今回の記事は、大学にいきながら行政書士事務所を行っている自分が「実際に食えるのか」についてお話ししていきたいと思います。


行政書士は最高の資格

僕は行政書士という資格は、最高な資格だろ思っています。
なぜなら資格さえ取ってしまえば、「売る商品」を考えなくてすむからです。
何かビジネスを始める際、まず初めに考えるのは「商品」ですよね。

お客様に価値を与えて、お金を払ってもらう。

コンサル会社だったら、会社始める前に「自分の会社のコンサルは、どこの企業に・どういった情報価値・どのような戦略」を考えますよね。

しかし、その考えた商品に需要があるかどうかの話は別ですよね。
そんな中、行政書士に限らず独占業務のある士業資格は既に需要があります。

「売る商品」を考えなくてすむから、需要があるところでビジネスできるから、最高な資格だと思っています。

「資格の良さ」と「ビジネスをやる人」

行政書士は最高な資格。これは確かにそうです。
しかし、いくら良い武器を持っていたとしても重要なのは「誰が」その武器を使うかで武器のさだめは決まってしまうでしょう。

行政書士は「食えるか」「食えないか」に関しては、僕は「人による」と思っているし、資格勉強して開業という思考が「そもそもビジネスをやるレベルの人達じゃない人が多いな」と思うところがあります。

資格に対する考え方

行政書士を受験する方の多くは、「資格を取って脱サラ・開業だ」という方が多いなという印象です。

ただ正直、この考え方あまり良くないなと思っています。先ほども言ったように行政書士という資格があれば「売る商品」は考えずに済みます。

しかし、資格を持ったからといって「事業戦略・商品の売り方・マーケティング・集客」などは0から勉強・考えていく必要があります。

ビジネスをしていたら、当たり前に思いつくことを行政書士の資格を持って開業する方の多くがしていません。

新人行政書士の多くの方とお話する機会がありますが、正直「ビジネスやるレベルの人間じゃないな」と本当に感じることが多いです。

自分もまだまだ新人で偉そうなこと言える立場ではないですが、本当にそう感じることが多いです。

資格を取れば何かが変わる。人生が変わる。

こんな考えの方が多いです。でも人生を変えるのは自分だし、「行政書士の資格をとって、開業する」というだけでは食えないです。当たり前ですが。

他のビジネスに置き換えて考えると、「何も戦略・集客・マーケティングを考えずにとりあえず開業した」この状態では食えないですよね。

「とりあえず初めて見て、それから考える」というのもありっちゃありですが、「いつか時が来たら」「いつか先輩行政書士が」「いつかどこかの会社が」と言った他責思考が心の底にあるんですよね。

自責思考のお話

行政書士の多くの場合、仕事の取り方として「初めのうちは、行政書士の先輩からの紹介」と考える方が多いと思います。

はっきり言ってこの思考って「ビジネスとして終わってんな」と感じます。
確かに仕事がもらえれば、もらえるに越したことはありません。

ただ今後ビジネスを初めてく上で、「誰かが仕事くれるはず」といった考えは捨てた方が良いというか捨てるべきです。

・誰が好きでもないある程度歳のいったおじさん・おばさんの新人に仕事ふるか
・行政書士の仕事の責任は重大でミスした時のリスクが大きすぎる
・法令知識もない、よくわからない新人よりもベテランの知り合いに仕事を振る

これを考えてほしいです。どうしても開業すると「仕事が欲しい」と言った自分にベクトルが向く思考になってしまいます。

しかし、仕事は自分で取るものです。
自営業はブラック企業です。自分が仕事取れなかったら、いくら営業しても「0円」です。

マーケティングのお話

「じゃあ、どうすればいいの?教えてよ」と思う方は今すぐ廃業してください。
向いてないです。

自営業やビジネスに正解はありません。自分で市場を分析して、商品の売り方を考える。

それができる人が「行政書士で食っていける」のです。
ただ、この行政書士業界に市場分析をする判断材料がありませんよね。

私もそうでした。

だから私は開業するまでの3ヶ月間は全国の行政書士の先輩方のHPを死ぬほど分析しました。
また「〇〇県 〇〇許可代行」で検索された時にGoogleで1ページ目に表示されるようにSEOの勉強をしました。

ただ、それは時間が大量にある大学生の自分だからこそできたのだなと思います。
この業界で一緒にみなさんと頑張りたい。そんな思いからNoteでめちゃくちゃ安く私は記事を書きました。

〈マーケティングの記事〉

〈SEOの記事〉

これはあくまで私のビジネスの戦略・マーケティングなので全ての方にドンピシャでハマるというものではありませんが、「何が依頼がきやすいのか」「どういった集客で」「どのようにすれば、Googleで検索された時に1ページ目に出てくるのか」と言ったことが学べます。

もし何も考えずに「行政書士は食える」と思っている方がいればそれは間違いなので、少しでも食える状態でビジネスを行ってください。


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