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【#12】たまにはシャビーなパスタを〜だし醤油の効いた、いわしの煮付けと梅のオイルパスタ〜

”スープスパ”って単語は死語の可能性があるけれどたまにはシャビーな(ちょっとシャバシャバした)パスタを食べたくなるよな昼もある。そんな時よくやるのが和風パスタで、多彩な食文化の日本人だからこそできる芸当なんじゃないかと密かに思っている。

いつもならパスタ用のフライパンを傾けニンニクが軽く浮き上がるくらいの分量だけEVオリーブオイルを入れるのだけど今回はフライパンを傾けない。コンロに置いたまま一面に広がるくらいに注ぐ。厳密じゃなくていい。あ!その想像よりもちょっと多めです。で、火力は10のうち3。

今回はなんと!ニンニクは入れなかった。会議があるから。そこに、適当に転がっていた”いわしの煮付け”の缶詰(いつ何のために買ったのか不明だけど賞味期限は大丈夫だった)の身だけを入れる。

ゆっくりと揺する。トロンと乳化してくる。これがエマルジョン。そこに茹で汁を大さじ3。また揺する。醤油を入れる。ここでの味見が要注意。だって、これは熱したオリーブオイルですからね。ヤケド注意です。醤油を好みの量入れたらあごだしを少し入れ、優しく混ぜる。ここで缶詰の煮汁をすこし加えることでイタリアなオイルとと和な醤油の橋渡しになる。味が決まったら火を止め、茹でたてのパスタを入れ、叩いた梅干しと共に和えればできあがり。

お皿の底でだし醤油の効いたオイルが漂うパスタです。たまには気分転換にシャビーなパスタをおすすめします。

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