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【#N4】東京突然訪問記 その1

(標準語で)こんにちは。ミスターパインツリーです。先日、東京に用事で行ってきたんですが、その時の訪問記録を備忘録のごとくここに残したいと思います。

1.始まりは雨

この時期、雨が増えてくる。
花粉、花粉、花粉、雨、大雨、雨、花粉、花粉、雨!みたいなループになるでしょ?

それが花粉症持ち(3年前に診断有り)にはなかなかつらいんですよ。
鼻がぐちゅぐちゅ 目がチリチリ 喉がイガイガ

過敏(KABIN)
かゆい (KAYUI)
キツい (KITSUI)

春の3Kなんつってね。
ホント、イヤになっちゃうゼ!

やれやれ。

2.難波発東京ディズニーランド行き。


で、そんな中、東京での研修を受けることになったので、満を持して日本の首都に向かうことにしたんですが、何を思ったのかなぁ。

節約ガー お金ガー・・・とか思ったのかなぁ。

夜行バスを予約したよね。

ほぼ20年ぶりの夜行バスです。
4列は辛いってのは分かってるので、3列独立型シートです。

もう最近では個室型とかいろいろゴージャスなのが出来てきているけど、個室でなくてもいいんで、3列独立型でトイレが付いていればなんでもOK!

4列がだいたい6000円。
3列がだいたい8000円。
3列で窓側が8500円。

迷わず3列窓側を希望しましたよね。

ただ、結果的に窓側の意味なかった・・・。

なんせずずっとカーテン閉まってるし、開けようにも開けれない。ひえーっ。

ちなみに
僕の初夜行バスは大学4回生の時。
就職活動で、JALの最終面接かなにかを受けに東京に行った時だった。

バスの理想の図っぽいやつ。ワチャワチャしてるぜ的なやつね。

4列シートで、まさかの隣は1歳年下の大学3回生のボーイ。しかも、早稲田の天才マン。就職のいろはをいろいろおしえてもらったなぁ、年下に。

ーーーーーーーー

そんな思い出に浸りつつも、当日は、19時に職場をでて、難波へ向かう。
出発は22時半。なんばパークス横のバス停だ。

20時前には難波に到着し時間もあったので、コメダ珈琲でサンドイッチとコメチキを食ったよね。あ、これ食いすぎたかも!って思ったけど、いっつも旅に出る時は【多め】に食べることにしている。

その後、マンガ喫茶へ。
でもねー、なんというのかなー。もはや漫画の数が微妙。うぷっ・・・

学級文庫に毛が生えた程度のラインナップしかないじゃん? うぷっ・・・

カラオケとかビリヤードとかあるくせに、まさかの漫画の数が最小限という展開に衝撃を隠せません。うぷっ・・・うっ・・・

で、結局、吐いた。
酸いも甘いもかみ分けつつ、全部吐いたっぽい。
一気飲みの逆。一気吐き。一発の吐き時間が超長い。

アンコールとして、サンドイッチも半分ぐらい出てた。

やっぱり食べ過ぎてたよね。はい。
そして、またおなかがすくっていう悪循環。

まぁ、スッキリして、あてもなくyoutubeとかでジョーブログをみて時間をつぶしてシャワーを浴びて(←有料330円)22時過ぎにバス停へ。

で、22時15分になってもバスは来ない。あれ、ホントこれであってる?と不安になるほど時間が過ぎて、まさかの22時27分にバスがやってきた。出発ぎりっぎりじゃん。他のお客さんも数組来た。よかったー。というか、結構前から数組いたんで、安心してたんですけどね。はい。

僕の座席は8C。進行方向に向かって右側だ。

この時ままだ快適だった。

何なら仕切りのカーテンもある。写真の左側を見てほしい。左座席を個室化するカーテンだ。

ただ、窓のカーテンはひらけることができない仕様になっている。窓の意味なし。ただ、真ん中の席と左側の座席は微妙に接近しているので、独立性は右側座席が一番良い。何ならトイレの前の3Cなんか、後ろがトイレだもんで、座席を倒したい放題である。

バスは発車した。
近くにいるのは大学生のグループ(お行儀良し)外国人のグループ(自撮り大会の後ソッコー寝てた。)

なんばの次は梅田に停車。そこからも数組乗車。

いやぁ。快適快適~♪
夜行バス余裕~♪ I love Yakou bus!!とか思ってたんですが・・・そうは問屋が卸さない。

梅田の次は京都。
ここからだよね、夜行バスの本領発揮って。

もうド満席。
どっからどう見ても前後左右完全に満席。ほとんどが学生とおぼしき人達。何ならUSJで遊び倒して関東に帰る系か、朝一でディズニーに向かう集団。でも全員静かだった。

すると前に座ってたお兄さんが、
「すみませーん。椅子たおしてもいいですか~?」
と聞いてきたので
「あ、どうぞどうぞご遠慮なく!」
とにこやかに答えたんですがね、なんというか、そのちょっとした社交性が今となってはいじらしい。

その人、ちょこっと倒して来たんですね。
“ちょこっと失礼します。Tappleです!”でおなじみの“ちょこっと”だったので全く気にならなかったんですよ。

3.車内における静かなる戦い。

そして、そのままバスは走行。
大津のサービスエリアでいったん休憩!ってなったんですね。

はいはい。休憩休憩♪
僕、超喉乾いてたんで、コーラを買いに行ったんですよね。
で、ルンルンしながら戻ってきたら、

あれ?座席の空間歪んでない?って思うほど席が狭くなってるわけです。

もうね、強引に着席したら、目の前に、前の人の後頭部がありますからね。

手を伸ばせば余裕でナデナデできるぐらいの距離。
スープも冷めないどころか熱湯状態のままの距離。

お兄さん、ちょこっとの定義知ってるかな?
こちとら学校教員だぜ?教えてやろうか?って思ったけど、僕、ニッポン人でもあるし・・・波風たてない派ですから・・・と。

もうすっげー窮屈。無理。
やばい。これで東京までは耐えれないかもしれない。
Would feel stressful out over.

超ストレスかもしれない。

なので、せめてもの反撃として、もう“イビキ”で対抗した。
どの角度で寝ればイビキが発生するかを研究済みなので、もうイビキのコントロールなんて自由自在。何なら覚醒した状態でイビキを出せるという特技まで身についているのだ。

もうここ一番でダイナミックなイビキをかましてやった。
席を元にもどそうよという願いを込めてネ。

ゴォォォォォォ♪
ゴォォォォォォ♪ プスン♪
ゴォォォォォォ♪

・・・・。
無駄だった。
なんと前の人、ボーズかなにかのヘッドフォンをしてやがる。
オーディオ戦では最強の防御策をはられているのである。
ドラクエでいったら、アストロンとかの呪文を唱えられた系ですよ。

とりあえず、いったん休戦。

次の作戦を窮屈な姿勢で考えながら寝てしまった。
そして、本気のイビキをかいていたと思うが、相変わらずまったく無効のようだ。

バスは次の休憩ポイント。浜松にやってきた。もはや夜中。

第二の休憩ポイント、浜松

またお茶を買いに外にでようとしたわけだが、

ス~~~~っ
プス~~~~
ス~~~~っ

バスの通路を通りながらオナラがでちゃったわけですよ。
通路が狭いから自動的にカニ歩きをしたんですが、ケツをお兄さんの方に向けたよね。わざと。

音がダメならニオイで攻撃。
ちょっと温泉っぽい匂いしない?硫黄のいい香り~、でもクッセー!みたいな効果を狙った感じだったんですが、

前のお兄さん既に外に出てましたよね。
だから、いなかったよね。座席に。はい。

あれ?またしても攻撃損。

ただ単に通路で放屁した人となった。ホウヒマン!

休憩時間が終わり、バスは発車。
直前にお兄さんは戻ってきたし、椅子も元に戻す様子もない。

あ、戻ってくる前に勝手に元に戻したればよかった!!!と思ったけど、もはや後の祭り。

くそーくそーと思いつつ、「あぁ、マジの戦争も、精神だけの戦争も、だいたい似たようなきっかけで勃発してるのでは?」みたいなことを考えながら寝てしまって、無難にバスタ新宿に到着。朝の7時半頃だ。

ボヤボヤしながら撮影した新宿バスタ4F?

久しぶりの新鮮な空気に、のびやかに体を動かせる。
車内大戦争は終わった!!

嗚呼、自由って素晴らしい!!

バスタ新宿のバスタって、バスターミナルの略なのか、バス&タクシーの略なのか、わからないんですが、アジアのバスターミナルを彷彿させるような旅行感に、気持ちが高ぶり、1分もすれば、座席の窮屈さを忘れ、戦争のむごたらしさをも忘れて、「おもーえばーとおくへ来た~もんだ~♪」を口ずさみそうになっていた。口ずさみませんでしたけどね。

ああ、大阪の同胞よ。
新宿は高度経済発展を遂げた日本の象徴のようだ。

曇りなき眼で新宿のビルを眺めた。

たぶん新宿の景色

あの日、人々が東京タワーができるのを眺めたように・・・・

4.次回予告

さて、荷物を抱えて向かったのはバスタ直結のJR新宿駅。
これからどこへ向かうのか次回に超ご期待。

fin




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