見出し画像

#3 【読書感想】君はなぜ、苦しいのか 人生を切り拓く、本当の社会学

こんにちは😃フルタイムワーママのMrs.Leeです。
個人の記録として、子育て世代の方と繋がるため、
ゆる〜くnoteを始めました。

天皇誕生日の三連休に本を1冊読みました。


1.  この本を読もうと思ったきっかけ


この本を読もうと思ったきっかけは、2つあります。
1つ目は図書館の新刊コーナーの棚にあったからです。
2つ目はサブタイトルの「人生を切り拓く、本当の社会学」の「社会学」の文字に惹かれました。社会学は私にとって馴染みのない分野なので、少しでも知識に触れたかったからです。

2.  心に残った部分について


自発性とは、誰かから押し付けられるものではなく、自ら進んで物事に取り組むことをいう。これこそが、君があらゆる格差を乗り越え、たくさんの選択肢の中から自分にとって必要なものを選ぶ原動力となるのだ。

『君はなぜ、苦しいのか 第二章 貧困と格差をどう乗り越えるか』


本の中で書かれた自発性について「確かに!」と膝を打ちました。

それは小2娘が自発的に「私もゲーム動画を作ってみたい」と言い出してから
半年ほどでYouTubeの動画構成、編集から配信までを一人でできるようになったからです。

「友達とチャットしながらオンラインゲームしたい」という欲望が始まりでした。毎日毎日取り憑かれたように表を見ながらキーボードで練習し続けた結果、
2週間でローマ字入力を克服しました。

ローマ字入力を克服した後なのですが、
今度は「自分のゲーム動画を配信したい」と言い出し、親の手を借りずにYouTube配信が出来るまではあっという間でした。動画配信に必要な知識や技術はすぐ吸収してしまうし、動画にイラストを入れるためにイラストアプリで絵を描いたり、コメントを読むためにまだ習っていない漢字も読めるようになったり、海外の子から英語で話しかけられると、片言の英語でコミュニケーションを取れるようになりました。

時には、コメントで誤字や歌詞の間違えを指摘されることもありますが「だってうち、小学生だから!」と開き直って、精神面も鍛えられてる気がします。

正に「自発性ヤベぇー」です。

君たちに覚えてもらいたいことがある。
学校の授業が対象としているのは、不特定多数の子供たちだ。だから、多くの知識や技術を満遍なく一通り教えようとする。
しかし、君たちはそれらをすべて吸収して万能な人間になる必要はない。重要なのは、自分に合ったものをいくつか選別し、時間をかけて磨き上げていくことなのだ。

『君はなぜ、苦しいのか 第二章 貧困と格差をどう乗り越えるか』

この本で書かれているように娘に合った学びを若いうちに彼女自身で見つけることが出来たらそれはとても幸せなことだと思います。

3.  学んだこと、考えたこと

日本の子供が感じている幸福度が、先進国38カ国のうち37位。子供のうち7人に1人が貧困、15人に1人がヤングケアラー、児童虐待の相談件数は年間20万件、小中学生の不登校は24万人以上、ネット依存の子供が100万人を突破……。

Amazonの本の説明より

この本を読んで真っ先に、すごくリアルで切実な社会問題があからさまに描かれているなぁと思いました。中には目を背けたくなるような内容も書かれていて、
心が痛く辛くなる時もありました。

この本で学んだことは、自分が思っている以上に今の若い人や子どもたちを取り囲む課題や問題は山積みで根深いということです。

貧困問題については自己責任論で切り捨ててはいけないと問題だと思いました。

貧困問題と言えば以前読んだことのある「東京貧困女子。」も読み進める作業が辛く苦しいものでした。
ブギウギの趣里ちゃんがシングルマザーの編集者役でドラマ化されるんですね!見たいけど、感情投入し過ぎないか不安です。

貧困問題に対して一ワーママの私に出来ることは何だろう🤔

先ずは様々な社会問題に関心を寄せることから始めてみたいと思います。
そして、何かしらの支援ができる機会に恵まれた際には実際の行動に移したり声を上げれたらいいな、と考えます。



最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♀️







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?