無知は勇気
手違いでkindle unlimitedに登録してしまった。もう解約したが3月までの料金を払ってしまったので、3月までは電子書籍が読み放題だ。
そこで、久しぶりに『ソクラテスの弁明』を読み返して感動している。
私はパソコンで電子書籍を読む派だ。元々『ソクラテスの弁明』は紙の本で持っていたのだが、友人に貸したっきりだ。でも私はその友人が好きなので、返してくれとは言わないでおこうと思う。
このnoteの最初の記事もソクラテスに関することだった。私は『無知の知』という考え方が大好きだ。これは「知らないことを知らないと認める」みたいな考え方である。わからないことを「わからない」と言えることはかっこいい。
それで、死ぬことは本当に悪いことなのか?実はすごくいいことかもしれないよ?つまり、死が良いことなのか悪いことなのか「わからない」のだから「わからない」ままでいいじゃないか、というシーンもある。
今は1月だが、私の他にも未来のことが不安で仕方ないという人がいると思う。
でもそれは、やっぱりわからない。未来は明るいかもしれないし、暗いかもしれない。こう書くと降水確率40%ぐらいの状態に思えるが、2%かもしれないし99%かもしれないよ。
私はそういう、わからないことをわからないまま受け入れられる人を尊敬する。私もそうなりたい。