消費という仕事をサボりたい
だんだん仕事が忙しくなってきた。ちいさいミスも経験するようになったが、それは初心者を卒業できた証だ。
ある意味で生活も充実しつつあるが、体が疲れるのと、精神的なストレスもより溜まるようになってきた。
それで、休みの日になると、ほんとうは疲れてるのに「遊びたい」と思ってしまう。貴重な休日をより充実させたいと考える。
いま、友人から借りた漫画を読まずに放置している。ヒマならこれを読めばいいのに、まったく別のゲームソフトが欲しくなっている。
体が疲れているはずなのに、遠くでスケボーがしたくなっている。
さらに恐ろしいのは、ゲームにしろスケボーにしろ、どっちもすでに所有しているにもかかわらず、また新しいものを買いたくなっていることだ。
私はこの世でもっともコスパのいいゲーム、すなわち「ポケモンピンボール」をまだ先月買ったばかりだというのに。
スケボーもそう。「運動は体とメンタルのケアにいいから」と自分に言い聞かせて、まだ自分のボードが壊れてないのに別のものが欲しい。
変な言い方になるが、仕事が忙しくなるにつれ、何かを取り返すかのように、休日を「必死に遊んで」過ごしたくなる。
その流れを完全にストップさせるのもそれはそれで不自然だから、もうすこしゆっくりとそういう消費生活を送るように心がける。