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暇なときにぼーっとするのがこんなに難しいことだとは

商店街でベンチに座る高齢の女性を見て、私もそういうふうに動こうと考えた。

高齢の男性も、立ち止まったりぼーっとしたりしていることがある。散歩していると、そんな光景をよく見る。

これはいいアイデアだ。スマホのバッテリーをちょくちょく数分だけ充電したり、1日1回だけ再起動するような動きに似ている。そういう私ももう若くない。彼らを真似しよう。


(ちなみに、いまのスマホやパソコンのバッテリーは、じっさいに20〜80%くらいの力に抑えておくと、もっとも長い寿命で使える。リチウムイオンとはそういうものらしい。)


ただし、駅のホームや電車内では、静かにしておくことがとっても難しくなる。なぜ?

とにかく私は、駅や電車ではなるべく遠くを見たり、もし座ることができたら、目をつぶるようにした。

ここでは年代によらず、誰もが本やスマホをじっと見つめている。眉間にシワをよせている人も少なくない。最寄駅には、ひじょうに長い踏切がある。それが降りると同時に文庫本を開いた人もいた。


私はそれを見て、自分自身もまた同じような動きをしているから、家に帰ったとき、ぐったりしているのかもしれないと感じた。

これからは、もし電車か駅ですごく長い時間を過ごす場合だけ、なんらかの「作業」をして、それ以外はなるべくぼーっとしようと思う。

退屈を感じたら、ゲーム機を使うことにした。インターネットに繋いでしまうと、はからずもイラっとする瞬間に遭遇してしまいそうな気がするからだ。








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