詩146「浮遊」

「浮遊」

傘を差せば宙に浮くような世界では
誰しも四角い丘に佇んで
冷たい夕日が沈むのを待っている
この世界は白々しい
白夜は琥珀色をまとった白昼夢か



Masanao Kata©️ 2023
Anywhere Zero Publication©️ 2023


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