「世界をつくった6つの革命の物語 新・人類進化史」を読みました!

研究の力を人類の力にしたい岸本です。
普段は、株式会社LabBaseという研究活動をより活性化することを目指したプラットフォームを運営する会社で働いています。
この記事は自分なりに研究に関する書籍からインプットしたことを発信するもので2022年中毎月1回発信しているものの12回目です。
(来年以降は違った形でインプット・アウトプットしようと思っています)

今回は、「世界をつくった6つの革命の物語 新・人類進化史」を読んでみての学びをまとめようと思います。

本書の概要

「ガラス」「冷たさ」「音」「清潔」「時間」「光」。この6つの大発明は、その時々で直面する問題に取り組むなかで予想外に生み出された。著名人から知られざるアマチュアまでさまざまな発明に光を当てながら、人類進化の歴史をひもとく。
上記はAmazonからの引用ですが、本書では、今までの人類史において上記の発明がどのような過程で生み出されたのか?というエピソードとともにイノベーションのエッセンスが紹介されています。

学び、気付き

本書を通じて一貫したテーマとしてあげられていたのがハチドリ効果という考え方です。ハチドリ効果とは、あるインベーションが、複数のイノベーションを引きおこし、最終的に元々意図したものとは異なる変化を引き起こすということです。
ある科学的なブレークスルーや新しい概念の発見によって、今まで顕在化されていなかった事象や測定不能、認識されていなかったことが測定、認識されることで、次々と新しい発明が起こるような事例です。
本書であった一例では、人工的な光が発明されたことで、夜に本を読むことができるようになり、その結果今まで認識されていなかった遠視という事象が認識されるようになった、などです。
イノベーションにはそれ自体が価値をもたらすこともあれば、そのイノベーションを起点に複数のイノベーションが生まれる、技術的なブレークスルーのようなものがあると学びました。
また、他にもエピソードをもとにイノベーションを生むためにアイデアの掛け合わせや忍耐力が必要など様々な学びがありました。

最後に

今年1年間元々は研究者のキャリアについてのインプットをしようということから始めた試みですが後半は広く研究というテーマでのインプット、アウトプットを行うようになりました。
この取組を通じて、今まで以上に研究というテーマについての解像度が上がりました。
来年もなにかの形で研究に関してのインプット、アウトプットは行っていきたいと思います。
最後に今まで書いたnoteを掲載して締めにしようと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました!


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