見出し画像

神様を待つんだ【#オーバーラック】

めちゃくちゃ備忘録です


過去の自分は死んだ!ってことで遺影だったんだ〜
「死んでないから苦しいんだよ!」のシーンで泣きました!


支援のご飯ですら「毒盛ってんじゃね!?」と笑い飛ばす3人 大人への嫌悪


YouTuberに生配信される界隈の若者たち、
そのスマホを壊すパーに ユメが「恨み入ってるからね」と、
見世物にする他人への怒りが見え見えで すげ〜
デジタルタトゥー、ネットリンチはムードメーカーだったからこそノリでやっちゃった、みたいな?
今17、でここに来て1年ちょっとだから高校入学でムードメーカーとしてみんなを楽しませようとして距離感間違えたとか?こわい!


ユメ オムライス作れるの良すぎる ネグレクトかな?
って感想、分かります!
バカだからかな?と2、3回言ってた、学校いけてないのがコンプレックスとまでは行かないけど、賢くなれれば関係が上手くいくと思っていそう

空っぽで軽いこの街

大さんの まひろちゃんと言い合いした後の「ふつうひっかかんねぇよな〜」は世間一般の見て見ぬふりすることへの皮肉だと思った

アキラが俺がいたころはそんなこと無かったのになとショウに言うシーンは確固たる信念と
「自分は絶対的な正義だ」って思ってるのがひしひしと伝わってくる。正義はひとそれぞれだよ!アキラ!

なんといっても
パーが良すぎるんだよ〜
やさしくて暖かくて。
ショウのためでしょ?とハグしてからユメの売春の案件まで連れていくパーの気持ち考えたら涙とまらない!
やさしいあったかいは行動じゃなくてパーのユメを想う感情が、です

パーの腕の包帯 リスカかな〜
ユメちゃんの膝の絆創膏もパーの優しさに思えて良かった


少年法で助けられた子供、なんて誰もいなくて
トクさんが「(加害者の)家族たちは怯えながら生活してどっちが被害者か分からなかったよ」と言っていたみたいに、実名が出ない=守られる
は必ずしもそうではないんだね


「未成年の責任は親が取る」
当たり前に思えることが久美子にとっては最悪で、
成人、18歳、責任を自分で持つ、自由が
彼女の信じる神様で夢だった。
そんな些細な生きていれば叶えられる夢を奪わないでよ〜〜アキラ!(度々)

未成年の更生する機会を残すために少年法があって
未成年を根本的に助ける制度は何も無くて
なんだろう 守られるようで野放しというか、

奪わない、奪わせないを憲法にしてる久美子にとって売春って合理的だったのかもね

行為をしてるときに父と母と犬と一緒にケーキ食べること想像してるんだ〜って言ってて涙出た
「久美子」って名前も小学生のころ何でも持ってたクラスメイトの名前借りたって言ってたから
憧れを糧に頑張ってるんだなって


優也が久美子を止めて「行くなよ!」って言うシーン、久美子の声色が変わってめちゃくちゃ迫力…

パーが後ろで耳塞いでて辛い
そのあと「離せよ!行ってどうなるんだよ、ギリギリなんだよ!」と優也に叫ぶパーさ 本当に!良すぎるよ!直弥くんの演技って感情の爆発がみてとれるからだいすき (フェクモもそうなんだけど)

優也が出ていったあとすぐにユメから電話がかかってきて声を変えて明るく「どうしたの?ユメ」って応える感じも「泣いてるの、?」で落ち着く感じも
オーバードーズしたユメに走って向かって「絶対幸せにする、受け子でも詐欺でもやるからさ…! 俺にしなよ、俺にしてよ 俺と付き合って欲しい」とゆっくり、切望しながら伝える感じも全部、全部、ユメのためで、ユメを本当に愛していて、一緒に生きていきたくて、自分を盾として元気に笑顔でいて欲しいのが伝わってきて、もうダメだったーー
幸せにするための選択肢が 詐欺、受け子、なの本当に辛いって

「じゃあ、一緒に死んでくれる?」「愛されながら死にたいの」と言うユメに「ずっと好きだよ!」って伝えるけど「愛ってね、風船みたいに大きくなったら萎んでいくの」って言われるの辛すぎる
そのあと「写真撮ろ、」って言うんだけど ふふって笑ったあと鼻すするのが1番キツかった おーい、いま泣きながらこれ書いてる

ここらのシーン、パーが優也と喧嘩した後直ぐにユメのオーバードーズを知って切実に愛を伝えたら一緒に死んで?と言われて ユメの幸せのためならって自殺に向かうのがもうテンポ早いしセリフ少ないしで
感情が追いつかないまま 待って!待って!😭とおもいながら2人を見てた、、
でもユメちゃんが「幸せ!」って言ってたので報われた、私はもう2人が幸せならなんでもいいよーーという感想でした



ユメちゃんはショウが良心でこの街から出てけって言ったのに気づかず その落差でパーと一緒に死ぬの

盲目な愛は周りを見渡せなくなるんだよね〜 辛いよ〜
でもオーバードーズするくらいキツイときに呼ぶのがパーでよかった 愛を求めてくれて良かった



最後のセリフ、優也の「心は殺していいのに、なんで体は殺しちゃいけないんですか」
大人に後ろ指さされ続け、心をボロボロにされてきた彼らの一種の答えだなって思った


「写真撮ろう!」「写真苦手じゃん」「いいの、カップル記念、ほら笑って?」って言ってTwitterに
「付き合うことになりました、めっちゃ幸せです」
って写真付きで呟くパー( ニュアンスです… )
デジタルタトゥーで虐められたことへの報復かな?とも思ったけど、多分もっと深い意味があると思うの、 なんか、自分自身を諦めてユメのために自殺へ向かう終着点というか、舞台でいう新たな自分への生まれ変わりのシーンというか。
え!でもこの幸せをある種のデジタルタトゥーとしてずっと残しておきたかったのかな、
SNSの一生消えない怖さを知ってるからこそ
ユメが愛は可変だって言ってる代わりにパー自身が不変にするためにTwitterにあげたのかな

久美子に見ろよ!って自慢するためにあげたかったらLINEでもいい気がしたんだよね、

最後、優也から久美子へのビデオメッセージ?
「好きな駅で降りる、神様を待つんだ、これが大変かもね」っていうのめちゃくちゃ刺さった
ただ「逃げて、そこで18歳になって、1人で生きて」じゃなくて 明るく あの街みたいに軽く言ってるのが凄くよかった 延長線上でここから逃げ出して欲しい優也がわかった
叫び声が3つ重なるところ、立場立場の正義って難しいんだよなって改めて思った

ほんとにね〜迷惑系YouTuberの視聴者側にだけはならないようにしたいよね 現実的なのか、分からないけど

この記事が参加している募集

舞台感想

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?