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肉を食べてる高齢者に長生きが多かったという調査は統計的にはどれほどか。

肉を食べてる高齢者に長生きが多かったという調査は以下のサイトにあるけれど、経済格差(医療格差)のような多面的な要因までは考慮されてない。

つまり100歳越えても肉が元気に食べられるような十分な医療が受けられている富裕層高齢者が多めに抜き出されていた場合に、肉が健康に良い食べ物であるという説があるとまでは断言できない。

2013年度に各国の国民の所得と肉の消費量に関する調査

にて、日本人は欧米人の半分程度の肉を食べ、インド人は殆んど肉を食べない事が判明している。

2013年当時のインド人の平均寿命が65程度で、アメリカの平均寿命が75程度だが、インド側の医療格差やエアコンの普及率等を考慮して実質的なインドの平均寿命がもっと長いとすれば、さして大差はあるように思えないが、
とはいえインドと日本人で摂取量に偏りがありそうな必須栄養素はEPAとDHAであるだろう。主に魚の摂取量の差が寿命格差に起因してそうで、そもそも家畜肉だとそこからしか摂取できない必須栄養素というものがない。栄養学的にいえば魚よりも肉に付加価値をつける正当性はないはず。

環境破壊こそが野生動物への正義!?

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