就活と終活

季節はもう夏。蒸し暑い駅構内を、リクルートスーツ姿の人達が歩いているのを見ると、こちらまで気が引き締まる思いになります!

今回は、ついこの間、会社説明会に参加したときに感じたことを共有できればと思います!

就活とは

自己分析、業界研究や企業研究、エントリーシートの作成など、就職活動とは色々と忙しいものです。

そして選考が始まると、企業への自己PRで自分の魅力を知ってもらう必要があります。そこで緊張して、うまく伝えられなくて反省したり、話が弾んで楽しくなったり。
手帳が埋め尽くされている中、一喜一憂までしていると、1週間なんて秒で過ぎていきます笑 と、そんな話はどうでもいいのですが。

移り変わりの激しい現代、死ぬまで同じ企業で働けるのかと言われると、首をかしげる人も多いはず。

企業から内定をもらうための手段として就活があるわけですが、今の就活生はそこがゴールではなく社会人としてのスタートだ、ということを念頭に置いている人がほとんどではないでしょうか?


ダンテが教えてくれたこと

私はこの春『La Divina Commedia』(神曲)を少しだけ読みました。

そこで強く共感したこと、それは、人間には「2つの死」があるということです。(興味のある方はこちらの記事もご覧ください♪)

就活では、今後の人生において理想の自分や成し遂げたいことについて考え、それを達成するための手段として、企業を選んでいる就活生が多いと思います。

この物語に出会うまで、私は自分の死って1回きりだと思っていました。だから就活もそこまでどう生きるか、というところまでしか考えが及ばなかったです。

でも、精神的な死を迎えるまで、自分の存在は現世にあり続けることを知ったとき、「人生」に対する考え方が変わりました。


しゅうかつを通した自分の変化

自分の人生は自己満足だけで終わらせたくない。

身体がなくなっても、誰かの心にまだ自分の存在が残るのだとしたら、私は何をしよう。そんなことを考えるようになりました。

ここ数年で、「終活」という言葉が我々の意識に定着してきたかと思います。人生の終わりをどのように迎えたいかを考え、遺しておくことです。

「終活」が「最初の死への準備」であるとしたら、「就活」は「最後の死への計画」のようだなと思いました。

ということはつまり、私たちの死への計画はすでに始まっているということ。広く捉えれば、これも大事な「終活」なのかもしれないと考えると、今までとは違った軸が見えてくる気がします。

私は、全ての子どもたちに将来を楽しみに生きてもらえるような世界ができたらいいなぁなんて思いながら就活してます。子どもって、ほんとに無限の可能性があってキラキラしてますよね(^^)

就活を終えた方はお疲れ様でした♪
就活中の皆さん、一緒に頑張りましょう♪



いかがでしたか?

何事も計画的に、なんて言いますが、まあ人生なんて計画通りいくわけないです笑

生き方から考えるのか、死に方から考えるのか。

就活って、ほんとに奥が深いなと思いました。


それでは、またお会いしましょう*°

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