コモンズ30ファンドの月次報告～わたしの読み方・2023年12月運用分～
コモンズレター
コモンズ30ファンドのコモンズレター12月運用分が公開されています。
渋澤と伊井の想い
今月は会長の渋澤さんのコメントです。
我々は期待を寄せるべきところは民間の力の源である企業でありましょう。
企業は世界の情勢や時代の変化にもっとも機敏に反応しなければない存在です。どのような時代環境においても、収入・利益を確保しなければ持続できない宿命を背負っているからです。
今年は、日経平均株価の34年ぶりの高値に喜ぶことよりも、企業の株式市場における価格を支える企業価値に着眼することが大事です。動乱の時代でも、きちんと企業価値を創造できるか。その価値の正当性を株式市場や世間に対して可視化できるか。
価格（株価）より企業価値に着眼することが大事。
会社が企業価値を創造できているかどうか。
企業価値を向上させられているか。
わたしはそれが出来ている会社に投資し、それが投資家に伝わる（伝えようとする）会社に投資したいと思います。
とはいえ、見えない価値を見る目は、専門家にお願いしています。
それが投資信託だと思います。
運用状況・新規組入投資先
引き続きにはなりますが、わたしに代わって会社との対話を行ってくれて、資産のリバランスをしてくれるのが運用会社です。
『わたしに代わってやってくれること』が信託報酬だと思っています。
9月から組み入れた新たな銘柄が開示されました。
会社はLITALICO。
今月のピック！でも取り上げられています。
今月のピック！
LITALICO、楽天グループ、ダイキン工業の3社が取り上げられています。
注目すべきは今号で組入れの会社名が公開になったLITALICOでしょうか。
LITALICOという社名 は「利他」と「利己」からなる造語で、この二つを同じくらい大事に考えているという価値観を表しており、「障害のない社会をつくる」というビジョンの実現を目指し、障害者の就労支援事業や児童発達支援事業を手掛けています。
LITALICOは、過去にザ・2020ビジョンで名前を聞いていて、気になっていた会社です。
わたしの想い、「障がいという概念を無くす」ためにも、活躍を期待している会社です。
こどもトラストセミナー「KUBOTA AGRI FRONT」で未来の農業を体 験しよう！
2023年11月5日（日）、プロ野球日本ハムファイターズが北海道に新しくオープンした拠点、エスコンフィールドに隣接したFビレッジに、クボタが設けたエデュケーション施設「KUBOTA AGRI FRONT」にてこどもトラストセミナーを開催しました。
こどもトラストセミナーの様子が紹介されています。
以下、抜粋ですみません。
日本の食料自給率の低さ、世界的な人口増加に伴う、食糧不足の懸念、、、こうした課題に我々はどう向き合うのでしょうか。
（中略）
最後は、アグリフロントで栽培されたお米でできたおにぎりをいただきました。食の恵みに改めて感謝するとともに、わたしたちの命の源である食をより安全に豊かに守っていくための取組が重要だと改めて感じました。
世界で食糧をシェア出来れば最高だと思うのですが、実際はそうなっていません。
命の源である食は、日本で大切に受け継がれてきた農業だけでなく、文化とも深いつながりがあります。
クボタの取り組みが、社会課題解決に大きく貢献してくれると思い、期待しています。
コモンズSEEDCapからのお知らせ
12月に実施されたイベント、「12月は寄付月間キックオフ」や「株式会社CHEERSと協賛して開催した「クリスマスフェス2023」などの紹介がされています。
クリスマスフェス2023は、わたしも少しの時間でしたが手伝いさせてもらいました。
お世話になりました。
令和6年能登半島地震の寄付先一覧－支援金・義援金・ふるさと納税・募金等－も記載されています。
日本非営利組織評価セン ター（JCNE）業務執行理事の山田泰久さんがまとめられています。
23年12月運用報告動画
動画でも説明をされています。
まだ見られていませんが、ご参考に。
目で見る、耳で聞く。
運用会社の方がどんなひとか、見てみる機会だと思います。
では。
関心を持ってくれてありがとうございます。 いただいたサポートは、取材のために使わせていただきます。 わたしも普段からあちらこちらにサポートさせてもらっています。 サポートはしてもしてもらっても気持ちが嬉しいですよね。 よろしくお願いしますね。