KOKAJI Challenge~ニセコアドベンチャーレース teamKOKAJI結成!
小鍛冶組がニセコアドベンチャーレースの命名権をGETしましたが、当初はteamKOKAJIを結成しようとは夢にも思っていませんでした(笑)
様々な「縁」が不思議な糸で繋がりカタチになっていきました。teamKOKAJI。即席チームなのに、選手・応援の一体感が最高でした。
前回の話(命名権Get編)
はじまりは、命名権Getの1週間前。
コロナの影響で学校が休校となる中、私は息子と一緒に朝ランをするようになりました(ファミリーディスタンスが急接近^^)。息子の走力がみるみる向上していくのはとても嬉しく、何か良い機会はないか思案する日々が続きました。
皆さんご承知の通り、緊急事態宣言以降、様々なイベントは中止へ。もちろんマラソン大会も同様。10月開催の札幌マラソンも中止。
そんな中、北海道オリエンテーリング協会主催のオリエンテーリング大会が開催されるとの情報をキャッチ。自宅から近くの中島公園で開催されるパークオリエンテーリング。
YouTubeを見ると、走力とナビゲーション力の2つが試される競技。なかなか面白そう!
他にも動画があるのですが、息子と一緒に見ながら、「一緒に参加する?」と聞いたら、「参加したい!」との反応だったので、グループカテゴリーで参加することにしました。
オリエンテーリング大会での出会い
6月14日。アドベンチャーレース3週間前。早めのランチを食べ、12時半頃、会場入り。自分たちだけ、明らかに初心者感丸出し。受付時に初心者なのでルールや地図の見方など、運営の方からレクチャーをうけました。
13時から順次一人ずつスタート。私が地図読みをしながら、息子に「あっち、次こっち」と指示、先導しながら、一緒に進めていきました。
初心者コースだったので総距離1.5kmくらい、15分くらいで「あっ」という間に終わってしまいましたが、なかなか面白かったです。
この時代にピッタリの競技。今年はこういう時差スタートが流行るかな?なんて思いました。
自分たちの競技が終了後、閉会式などは無いとのことなので、公園でキャッチボールでもして帰ろうということになり、車に荷物を取りにいきました。
その時です。私に近づいてくる方が、「小鍛冶組の社長さんですか?」と声をかけてくれた。
競技説明の時に私たちの斜め前に座っていた夫婦の方だった。
私は、「いえ。社長ではないです。」と答えた。
その方は『伊藤吉昭』さん。この話のキーマン。とても丁寧で、ちょっと緊張した面持ちで、SAPPORO★テイネトレイルの運営をされているという話やそのテイネトレイルで小鍛冶組が協賛していることに感謝していることなどお礼をわざわざ言いに来てくれた。
以前、SAPPORO★テイネトレイルの記事もありますので、ご興味ある方是非ご覧ください。
伊藤さんと世間話をしながら、ニセコで今度アドベンチャーレースが開催され、そこに出場しようと思っていると・・・そんなフリをされました。
「実は、私も今日の午前中、その大会の命名権への支援を決めたところです!」と言いそうになったが、やめた。というのも、まだこの時は申込が完了していなかったら。。。この後、申込をしようとして、できない可能性も否定できない。
とまぁ、こんなことを思いながら、話を合わせていった。ただ、何か違和感を感じていた。
というのも、伊藤さんは「参加しようとしているが、まだメンバーが一人足りない」と言っていたので、「ひょっとして、私、誘われている?」とか思いながらも、
「いや、いや、さすがにそれはないよな。私自身トレランはするけどアドベンチャーレースの経験はないし、出場は考えていないし。。。命名権の支援と何か繋がることはあるかなぁ?・・・いや、特にないだろうな。」と自問自答しながら、その時は「がんばってくださ~い。また、他の大会でお会いできれば」と挨拶をして別れた。
その後、自宅に帰り、ニセコアドベンチャーレースの命名権の支援の手続きを行い、SNSへそのことを投稿した。
翌朝、この投稿に、昨日声をかけてくれた伊藤さんが「いいね」をしてくれているではないか!私はとっさに「友達申請」を押した。そしてDMを送ろうと文章を書いていたら、「友達になりました!」と・・・急いで、DMを送った。
そうしたら、長文のDMが伊藤さんから届いた。
昨日はオリエンテーリングの大会お疲れ様でした。
(省略)
ニセコアドベンチャーレースの協賛をされたことを昨日知りました。実は私たちのチームをサポートしていただける企業様を探していたところなのです。参加費負担が希望です、メンバーは三浦裕司、谷口三佳、谷口直人、伊藤吉昭の4名からなる・・・。北海道で開催される国内最大級のレースを北海道のチームが上位入賞することは必須と考え目標は優勝です。
突然のお願いで大変失礼ではありますがご検討いただければ幸いでございます。協賛による小鍛冶組様の出場枠があるならな招待出場でも構いません。
山中様とは交流がないことから昨夜、Nさんに山中様の紹介を依頼しておりましたが、Nさんから連絡がないことと山中様から友達リクエストをいただいたタイミングでダイレクトメッセージとなってしまいました。
ご連絡お待ちしております。
前日に会っていたので、人柄はわかっていた。第一印象は「穏やかで優しい感じの方。嘘はつけない真っ直ぐな印象」。そして、この文章から本気度が伝わってきた。
私は、すぐに運営側にスポンサー出場枠があるかを確認。夕方、運営側から、スポンサー出場枠があるとの連絡を受けたので、伊藤さんにその旨を連絡。
この時、teamKOKAJIの出場が決まった瞬間である。しかし、私はまだ伊藤さん以外の方とは、会話すらしたこともない。大会前に一度くらい会いたい旨は伝えた。
私との窓口は、伊藤さん。色々調整していただき、選手の写真やプロフィールを集めてくれた。そして、以下の投稿を行った。
後に判明するのであるが、三浦さん、伊藤さんは20年以上前からアドベンチャーレースやトレランなどで切磋琢磨してきた戦友。しかし、谷口夫妻とは殆ど面識なく・・・たまたま、スノーシューランの大会で上位独占がキッカケだったとか・・・なので、ここにも数奇な「縁」があったのだと思います。
大会まで3週間。ようやくteamKOKAJIがカタチになり、ここから急ピッチで色々動き出します。
大会2週間前に、初めて選手の皆さんと私は顔合わせをしました。顔合わせといっても、急遽、決まった夕方のトレラン練習に、私は息子と一緒に参加(笑)
特に、多くの会話はいらないですね。一緒にトレイルを走らせてもらって、私は個人的に楽しかった・・・
その後、谷口三佳さんから自身のトレラン女子チーム「ezorisu honeys」とのコラボTシャツを作りたい!という提案を受け、即OK。すごく可愛くてセンスの良いデザイン。応援の方の分も制作し、大会期間中、選手も応援も皆でこのTシャツを着てくれてました。一体感があって本当に良かった。
最後に
大会3週間前までは、こんな結果を誰も想像をしていなかった。恐らく、コロナで緊急事態宣言がでていなければ、もっと以前にスポンサーは決まっていたと思います。となると小鍛冶組が命名権Getはしていなかった。。。
また、様々な大会が中止なっていたからこそ、命名権の支援に動いたというのが本音です。
個人的にも、各マラソン大会等が中止になっていなければ、オリエンテーリング大会へは出場していなかったと思うし。今回のこの「縁」を繋いでくれた伊藤吉昭さんにも会っていなかったであろう。
コロナ禍の中で生まれた、数奇な出会い。これからもこの「縁」を大切にしていきたい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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