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目の前のチャンスを必ず掴み取るために、私が大切にしてきた姿勢。-開発 Ryo先輩-

皆さんこんにちは、人事のおちぃです。
さてさて、皆さん最近の就活のご進捗はいかがですか?

もしかすると、「内定や最終選考フェーズの会社は何社かあるけど、最終的にどこがベストか決めきれない・・・」と困っていらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな時、私が個人的に、大切にしているのが”感覚や直観”といわれているもの。これはただ、”感覚”に身を任せて!と言いたいわけではなく、”なんてことない”場面から、「関わる社員の雰囲気がいいな」とか「話していてストレスがない、気持ちが良い」といったところを指しています。些細な場面での”感覚・直観”は、入社をされた後も、意外に、実際の業務を通して感じうるポイントだと思うんですね。

リモート就活が進められる中で、確かに会社に訪問し、直接社員と話す機会は限られていますが、その中でも、Zoom面接やちょっとした電話先の担当者の対応、一つひとつがその会社のカラーを色濃く反映していると思います。

本日ご紹介する先輩社員も、そんな”ちょっとした”出来事から、社風を実感して入社を決め、MTGで活躍しているメンバーの一人。

是非ご一読いただけると幸いです。

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◆私ってこんな人

■経歴
・出身は神奈川県。1988年生まれ。
・工業大学システム理工学部機械制御システム学科 2013年3月卒
・株式会社MTG 2013年4月入社

■性格
・好奇心旺盛で、とりあえず何でも挑戦してみる
・座右の銘:人事を尽くして天命を待つ

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◆私の就活、MTGとの出会い

■就職活動
学生時代は機械系の専攻でしたが、そこに拘わらず、やりたい仕事を探そうと考えていました。また、就活は世間を知るチャンスだと思い、業界・職種を問わず、飲食系から鉄道・インフラなど様々な会社の話を伺いました。特に、会社の考え方は経営者次第だと捉えていたため、経営者の話を直に聞ける企業のイベントにはよく足を運ぶようにしていました。MTGとの出会いもトップセミナーに参加したことがきっかけです。

■MTGとの出会い
当時のMTGは『ReFa』の知名度が上がり、家電量販店でも製品を見かけるようになった頃で、従業員規模300名を超える程度だったかと思います。当初は”ベンチャーの成長企業で、色々な経験のチャンスがあり、あわよくば出世もできるかもしれない”(今思うと甘い考えですが)などと打算もありながら選考を受けることを検討していました。

トップセミナーでは代表の松下がフィロソフィや事業成長について話をしてくれ、深く共感したことを覚えています。セミナー中、こんなことがありました。

代表は登壇中に、急にこちらを向いて、私の横に座っていた学生に声をかけけたんです。思わず私も横を見ると、その学生は顔を机に向けて寝ていました。代表はその学生に、「君の人生はそれでいいのか」と問いかけました。
ただ寝ていたことを指摘するのではなく、たとえセミナー中であっても、学生一人ひとりを見て、人生に向き合うことの大切さを真剣に伝える代表の姿勢は、今でも強く印象に残っています。「人を大事にする」ということが実践されているのだなと実感した一件でした。こうした機会を通して、「この人の会社で働くのは面白そうだな」と感じるようになり、選考に進むことを決意します。

◆仕事の変遷と学び

■知的財産担当という仕事
入社後、配属された部署では知的財産を扱う業務を中心に行いました。担当した具体的な仕事内容は、主に特許や意匠の調査・出願など。

・調査:他社の特許権(発明の権利)や意匠権(デザイン)を、MTGで開発する製品が侵害していないかを確認する仕事。
・出願:自社の発明やデザインを権利化する仕事。 

知的財産を取り扱う業務を通して、様々な商品の担当をすることになり、そこに付随する技術知識・業界の動向も含めて、幅広く学ぶことができました。中でも、後述する『SIXPAD』ブランドの新商品立ち上げに関われたことは、次のキャリアにも大きく結びついていると思います。

知的財産という分野に関して、初めは正直、私の中でも一番興味がある分野の仕事ではなかったのですが(笑)、一生懸命取り組むうちにこうした経験一つひとつからどのような普遍的スキル(私の場合は知財・リサーチ)を得られるのかという点に意識を向けるようになりました。どんな状況でも点と点を結んでいけば、やりがいや楽しさも感じられ、そういった成長体験を経て自信もついてくるのだということを学べました。

■SIXPAD開発担当への挑戦
「SIXPAD新商品の開発支援に携わってみないか。」
ある日、こういったお声がけをいただきました。以前から『SIXPAD』に携わり、ブランドに対する理解度も高いということからいただいた話でした。(知財として、立ち上げ当初から『SIXPAD』に関わり、EMSの技術や他社品分解などの勉強を続けていた背景があります。)

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実はこの頃、私自身も商品開発に関わりたいと話をしていたこともあり、これはチャンスだ!と思って、必死に取り組みました。
MTGの開発は、業務において、取扱説明書やパッケージ、製品担当など、様々な役割のメンバーと連携をして円滑に進めていくことが重要です。特に推進役にあたるメンバーは率先垂範で、プロジェクト全体に関わっていかなければなりません。当時私は、臨時のメンバーとしていかに周囲をサポートして、後に誕生する新商品「SIXPAD Foot Fit」のプロジェクト全体を前に進められるかということを考えて行動していました。初めの役割は関係書類作成から始まり、その後は評価試験、設計確認、中国工場での生産立ち上げまで経験しました。

帰国後しばらくして、正式に『SIXPAD』開発担当としての異動が決まりました!その後、企画から担当した新商品「Hand Pulse」など、いくつかの商品企画・開発に関わらせてもらっています。

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こういった経験を通して、改めて思うことは、チャンスをいつでも活かせるように、事前に勉強を続けていくことと、足りない部分は自ら行動して経験量を質に転化し、いかに周囲を巻き込んで協力を要請できるかということ。この大切さ実感し、現在も日々の業務で実践しています。

◆今と未来の夢

最近は『e3-X』という商品を主に担当しています。また、未知からの再スタートで、除菌技術などの勉強をしながら開発に取り組んでいます。新しい分野に次々と挑めるのもMTGで働く醍醐味かもしれません。現業の傍ら、個人的にはマーケティングや経営といった観点を養う勉強も始めました。

MTGは1兆円企業を目指します。今の事業だけでは実現するのは難しい夢かもしれませんが、逆に言えば、次の事業・商品を作るチャンスがあるということです。世の中の役に立つ新しい事業を起こす。そのチャンスをつかむためにこれからも自分を磨き続けたいと思います。

◆学生の皆さまへ

コロナ禍や、各種技術革新が加速度的に起こる現代は、良くも悪くも時代の転換点にあると思います。この機会をチャンスと捉え、前向きに、自分の心が奮い立つ方へ挑んでもらえればと思います。どんな環境でも、主体的な行動が自分を成長させ、関わる世界を広げてくれます。自分の可能性を掴み取っていってください。

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いかがでしたでしょうか。

”トップの考え方次第で経営が変わる”なんてことが書かれている本を見たことがあるかもしれませんが、それは決して”事業”や”ビジョン”といった点だけではなく、”ちょっとした当人の言葉、配慮、ふるまい”からもきっと感じ取れたりするのではないかと、私は思います。そして、その考え方や姿勢が会社(=トップだけではなく他メンバー)全体にも浸透・共感されているのかというところ・・・是非皆さんもリモート就活ではありますが、「感覚」をフル活用して、社員のリアルな姿勢、社風を掬い取っていただきたいなと心から思います。

また、Ryo先輩のキャリアステップには結構驚かれた方も多いのではないでしょうか。MTGではジョブローテーションという制度はないため、一人ひとりのキャリアパスに決まりはありません。

”制度がないと異動ができない、成長できない”と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、一方で、キャリアパスを会社の制度に任せないからこそ、「チャンスがあれば、手を挙げて挑戦する」ことができるのもリアルなんです。大切なのは、チャンスがやって来た時に、そのチャンスを必ず掴み取れるように準備すること。Ryo先輩が体現しているように、そのためには、やはり日々の鍛錬が必要なんですね。

私も頑張らないと!(笑)

いつも読んでいただき、ありがとうございます。
来週もまだまだ続きます☆

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