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なんで私ばっかりなんて言いたない!

昨晩は不安になる夜だった。
針ほどのほんの小さな不安を見つけ大きな不安に育てその不安を現実にするのが私はめちゃくちゃ上手いのだ。
例えば、恋愛、お金に関する悩みやトラウマ、人間関係などなどの不安が特にこのパターン
に陥りやすい。
そんな自分に今までは気づかずにいた。
だからいつも同じ台詞を吐いていた。

「なんで、私ばっかり。」

しかし、今回はその不安を自動的に流しいつものパターンにするのをやめてみた。
どういう事かと言うと、その不安をまじまじと眺めると言うこと。
私はこの事がすごく不安なんだ、どうなってしまうから怖くて不安なんだなと。
行動パターンを探るように自分に質問をしてみたのだ。

どんな事が不安か?
なぜ、それが不安か?
もし、恐怖から来る不安なら何が怖いのか?
具体的にどうなるから怖いのか?

すると、必ずでは無いが過去に似たような経験が炙り出てくるのだ。
同じような経験をすると、過去のトラウマや傷に結びつけるようだ。
過去では経験済みな為、そうなるパターンと思い込む。
果たして本当にそうなるのか?
と言う疑問は浮かびもしないのだ。
これが自分の中の思い込みとなり、定着し、疑う余地も無くなる。
そして、考えたり選択することを忘れ過去と同じパターンを無意識に辿ってしまい気がつけば小さな不安は現実のものとなるのではないかと私の経験上、感じている。

ならばと一旦その自動的な考えパターンにストップをかけてみた。
すると、何が不安かまずは自分で認識し過去のどのパターンと類似しているのか見つける。
そして、見つけた後、ここが大事なのだがどうしたいのか自分に聞いてみる。
大抵の人も同じかもしれないが、出来たら不安を現実になんかしたくない。
だから、選択し直すのだ。
いつも描いた不幸の絵図を自分の行きたい未来に描きかえるのだ。
簡単なことではない。

しかし、どうしたいかさえ決まれば選択を変える。
それだけだ。
私の場合は、いつも1人で悶々と考えイライラし、ケチケチしたりギスギスしたりし家族に相談もせず殻に籠るのだか今回はやめた。

旦那さんと不安を共有し、自分の気持ちを話した。
そして、今出来る最善を尽くそうと話したし、それ以外にも考えを話すと共感し合える部分もあり気持ちが少し楽になった。
だからと言って不安は消えてはくれない。
しかし、いつもと一つ違う選択をしただけで進む方向が少し変わったのは事実だ。
小さな一歩でしかない選択だけど、これを繰り返せば必ず違う場所に辿り着けると私は確信している。

だから、不安と今は共存できる。
今はそれでいい。
大丈夫だと旦那さんに言われたのではなく、自分が自分に言ってあげれたことが何よりも嬉しかった。
不安を抱える誰かにこの文章が少しでも力になりますように…。

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