Mami Ubukata | 生方眞美

カナダ在住の英日翻訳者。マーケティングやビジネス分野の翻訳をしています。趣味は野鳥観察…

Mami Ubukata | 生方眞美

カナダ在住の英日翻訳者。マーケティングやビジネス分野の翻訳をしています。趣味は野鳥観察、オンラインライブ鑑賞、読書、ウォーキングのほか、発酵食品、家庭菜園、薬用植物に興味あり。将来手がけたいことは、鳥に関する書籍の翻訳。

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  • 書評講座 Vol. 5

    • 5本

    課題書:1)ものまね鳥を殺すのは:アラバマ物語(ハーパー・リー著、上岡伸雄訳、早川書房)、2)「神は俺たちの隣に」(ウィル・カーヴァー著、佐々木紀子訳、扶桑社ミステリー文庫)、3)自由課題

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    課題書: 1)『フランキスシュタイン』- アメリカ、ジャネット・ウィンターソン著、木原善彦訳、河出書房新社、2)『喜べ、幸いなる魂よ』- 日本、佐藤亜紀、角川書店、3)自由選択(海外文学で邦訳が出ているものなら、文字通り何でも)

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    • 8本

    課題書:1)インヴェンション・オブ・サウンド(チャック・パラニューク著、池田真紀子訳、早川書房)、2)自由課題

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書評:『喜べ、幸いなる魂よ』

昨日(2024年1月14日)開催された「文学フリマ京都8」で、「翻訳者のための書評講座」の同人誌『翻訳者、豊﨑由美と読んで書く』が発売されました。第1~4回までの講義録+コラムをまとめたもので、講座の雰囲気と内容がよく分かる本になっています。 同人誌には、講座第3回の際に提出した『喜べ、幸いなる魂よ』に関する拙評も収載されておりまして、拙評に対して頂いたご意見や改訂のアドバイスが載っています。そこで今さらではありますが、講義で頂いたご指摘を取り入れて改稿した書評を掲載したい

    • 書評:『島とクジラと女をめぐる断片』

      先日、書評家の豊﨑由美さんを講師にお迎えして行われている「翻訳者のための書評講座」第5回に参加しました。豊﨑さんと講座生の皆さんから頂いたご意見を元に、提出した書評を改稿しましたので、元の書評、改訂箇所、改訂版をここに掲載いたします。 [元の書評] 今年没後25年を迎えたイタリア文学者・翻訳家の須賀敦子が生前、どうしても訳したいと熱望したことで邦訳版が日の目を見た、アントニオ・タブッキ著『島とクジラと女をめぐる断片』。タブッキによれば、大西洋のただ中に浮かぶポルトガル領アソ

      • 『Luschiim’s Plants』

        ※この記事は、「ほんやくWebzine」に寄稿したエッセイの転載です。 前回に引き続き、ブリティッシュコロンビア(BC)州の自然に関わりのある本とその著者についてご紹介します。 Luschiim’s Plants 『Luschiim’s Plants』は、民族植物学者のナンシー・J・ターナー(Nancy J. Turner)博士がバンクーバー島の先住民族カウィチャン・ネイション(Cowichan Nation)のルスチーム・アービッド・チャーリー(Luschiim Ar

        • 『Finding the Mother Tree』

          ※この記事は、「ほんやくWebzine」に寄稿したエッセイの転載です。 はじめまして、カナダ在住の英日翻訳者の生方眞美です。 マーケティングやビジネス関連の文書を翻訳しています。 カナダの書籍の紹介ということで、私がいま住んでいるブリティッシュコロンビア(BC)州の自然に関わりのある本とその著者についてご紹介します。 Finding the Mother Tree 「ウッド・ワイド・ウェブ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 森の木々が地下に張り巡らされた菌根を

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