両耳をひっぱると体の緊張がとれる
超簡単な疲労解消法
気づけばなんだか、だるおも〜。
よくわからないけど、いつもなんか疲れてる。
常日ごろ、そんなマイナー不調にお悩みの方は、少なくないのではないでしょうか。
仕事に追われ、プチストレスがたまりがちな私達の日常は、もはや、自然と疲れがたまるシステムになっているとしか思えない。
例えば、パソコンによる目の使い過ぎ、デスクワークで首や肩や背中がコリ固まる、小難しい客先との商談で気疲れ、飲みに行ってもやっぱり疲れて、帰宅してテレビをつければ暗いニュースでどんより、お風呂に入ってよく寝たつもりなのに、翌朝、やっぱり寝起きが悪い、などなど。
そんな
日々の積み重ねある小さな疲れをまとめてリセットしてくれる超簡単な疲労解消法があります
耳は疲れのリセットボタン
耳を引っ張るワークで全身の疲れを取る
「耳引っ張り」ワーク。
耳を引っ張ると、耳と頭の側面の間に隙間ができ、頭蓋骨と、蝶形骨の間に少しだけ「あそび」が生まれる。すると、蝶形骨が歪みから解放され、頭の心がふっと軽くなる。
蝶形骨が緩むと、筋膜経由で横隔膜も緩んで解放されて、体が「ほっと安心する」メカニズムです。
「耳引っ張り」ワークのやり方。
座ったままでも、立ったままでもOK。方法はいたって簡単。
❶まず、背筋を伸ばし、視線を目の高さに向けて、目を閉じる
❷中指を耳のくぼみに軽く入れ、親指は耳の後ろに添えて、薬指と小指は耳の付け根あたりに軽く添える
❸肘を横に貼り、そのまま両耳を頭の側面からほんの2〜3ミリ浮かせるように、気持ち斜め。後ろへゆっくり引っ張る
❹静かに呼吸しながらしばらく続けていると、頭の中心(両耳の間)あたりに小さな空間が感じられるようになる
❺頭の心がすっきり、体もふわっとリラックス。気持ちも自然と緩やかに…。
最初は1〜2分程度を目標に。
慣れてくれば10秒程度で疲れがリセットできるようになります。
1日に何回行っても大丈夫なので、疲れを感じたり、集中したいのにできない時など、好きなタイミングでやってみてください。
その際に大切なのは、この
「メカニズム」をイメージしながら行うこと
何も知らずに、ただ耳を引っ張るのでは効果半減。
引っ張ることで、頭の芯の骨である「蝶形骨」が自由になり、ふわっとした感覚が「横隔膜」まで伝わる様子を想像することで、実際に体の中でその反応が起こりやすくなります。
「嘘だ〜」と疑い深いあなたは、百聞は一見にしかず、ものは試してみて欲しいです。
ちなみに、東洋医学では、耳には無数の都合があるとされ、例えば、耳の上部の凹みの中には「神門」と呼ばれるツボがあります。
「神門」を中心に耳を揉んだり引っ張って刺激すると、自律神経が整い、肩こりや腰痛、不眠などに効果があると言われています。
耳を中心に耳を揉んだり引っ張って刺激すると、自律神経が整い、肩こりや腰痛、不眠などに効果があると言われています。
耳は小さいけれど、知るほどに奥深いです。
心と体ほぐしの新習慣に、ぜひ加えてみてください(^^)
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