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短めコラム・人は同時にいくつもの「生」を生きている・命の共有

一昔前に「前世」と言う言葉が流行りました。

過去世を見てもらった人も居ると思います。

その時期は、どこもかしこも前世は「お姫様」や「源義経」だとか「織田信長」の人がいっぱいいましたね。

今回は、そんな「前世」の事と似ているけれど、少し違うお話。

本来、私達の「魂」は神仏と同じ場所から来た同種のエネルギーです。

神仏世界には全てがあります。

そこには世界全てが含まれ。人ひとり、それぞれの世界。また、その一人から派生する全ての結果がある世界(俗に言うパラレルワールド)
神仏がある世界。ない世界。
西洋で言う神だけの世界。ユダヤ教のヤハウェ。イスラム教のアッラーが、私達の世界と違い完全に一つの神として習合した世界。
過去、現在、未来
違う世界の終わり、始まり

語りつくせない程の、全てがあり。

その中では全てが同時に存在し、同列にあります。

人の「魂」は、過去、現在、未来全てに同時に存在していて。また、過去(世)一つをとっても、同時にいくつもの過去(世)を生きています。

これは現世でも一緒です。

現世でも、いくつもの「生」を同時並行で人間の「命」は生きています。

陳腐な表現になりますが、それはパラレルワールドと言う同時にそんな在する違う世界で、同じ人間に「違う命」が入り。また、あなたの「命」も今のあなたとは違う人間に入り、今の世界と「違う体験」を同時並行して「経験」しています。

だからこそ日本神話で語られるように神が人として存在していても何ら矛盾がなく、過去世が源義経の人間が何人いても不思議ではないのです。

個人的には、お金を払って過去世を見てもらった人全員が都合よく「お姫様」だったり「源義経」だったというのは疑問がある所ですが。

もしかしたら、訳も分からず好意を持つ相手や、自分でも意味がわからない嫌悪感を覚える相手など、同じ命を持つ違う世界の違う人間同士に何かあったのかもしれないですね。

そして、この命の共有から見ると「未来」が過去世であってもおかしくはなく。例えば、過去世の因縁(悪縁)を断つという修行など行う事は「未来へのあ働きかけ」にもなるので、過去仏(阿弥陀如来)現世仏(釈迦如来)未来仏(弥勒菩薩)などが創造され、存在しているのです。
全ては繋がり、全て必要だから。


自分の未来を救う事は、現世を良くする事。現世を良くする事は、過去世を書き換える事。
そして、その過去から現在、未来へと我々の住む世界は唯一、神仏世界で「全てがあるが故に、ない」モノ「流れる時間」によって繋がっています。

何をしても、何もしなくても意味のない事などありません。

必ず何かに影響を与える存在だと自分を自覚してください。

その「何か」について考えると人生は広がります。

言ったように自分だけの過去や未来の事でも、命を共有する違う世界の人間の事でも良いです。

例えば過去や未来にある同じ命が「絵を描きたい」と思ってできない事が、「絵を描く事が好き」な今の世界の自分を作っているのかもしれません。

病気やケガで動く身体を持たない同じ命が、身体を動かす事が好きな自分を作っているかもしれません。

それらがあって、今の世界で「あなた」に集約されて存在している。

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