麦印商店_むぎちゃとパパん

還暦前のおじいが、愛犬のチワワと一緒に本革を使った首輪やハーネスを作り始めました。 第…

麦印商店_むぎちゃとパパん

還暦前のおじいが、愛犬のチワワと一緒に本革を使った首輪やハーネスを作り始めました。 第二の人生に向けて立ち上げた小さな犬用品屋さん『麦印(むぎるし)商店』の起業に関する道のりや日々の想いを綴ります。IG is geeeeeeeeeei_dog(23K followers)

ストア

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    hamasakiさん専用

    レザーハーネス レディモデル ライトブラウンカラー
    2,815円
    麦印商店
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    tokookanさん専用

    オールレザーハーネス+ショルダーリード Lサイズ ナチュラルカラーにダークブラウンステッチ 胸当てに肉球チャーム大 リードに肉球チャーム小×2 名前の焼印あり
    20,000円
    麦印商店
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    うんち袋ホルダー(ライトブラウン)

    ロール状の犬用エチケット袋(15枚入り)33×23センチ (長さ×幅) がスッポリ入ります。 ストラップはホックで開くので、お散歩バッグやリードに取り付けてご使用ください ※送料を抑えるため、エチケット袋は付属しませんのでお客さまでご準備願います
    2,000円
    麦印商店
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    レザーハーネス レディモデル ライトブラウンカラー
    2,815円
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    オールレザーハーネス+ショルダーリード Lサイズ ナチュラルカラーにダークブラウンステッチ 胸当てに肉球チャーム大 リードに肉球チャーム小×2 名前の焼印あり
    20,000円
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    ロール状の犬用エチケット袋(15枚入り)33×23センチ (長さ×幅) がスッポリ入ります。 ストラップはホックで開くので、お散歩バッグやリードに取り付けてご使用ください ※送料を抑えるため、エチケット袋は付属しませんのでお客さまでご準備願います
    2,000円
    麦印商店
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最近の記事

37話 モノを売るのも買うのも人〜人から買う商品でありたい

まむるさん、 「モノを売るのも人だし、モノを買うのも人」 「人から買う商品でありたい」と言ってましたよね。 この人が作るから見に来る。 見にきてみたら良さもわかって 納得して買う 楽しければまた来る そうして関わっていると 最後、虹の橋を渡る日までお付き合いが続くんです 私もずーっと目指していたことで、 考え方が一緒だなぁと思って もうこんなのキツイし うちの🐶たちの世話もあるから お仕事終いにしたかったけどコラボしました❣️ これ👆、ハイブリッドハーネスを一緒に作

    • 36話 むぎポッポブランド誕生~ハイブリッドハーネス誕生秘話③

      2回目の戦略会議 できあがったコラボハーネスを持って、まめまめ工房で2回目の打合せ お互いに試作品ハーネスを確認しながら、私からまたお願いをしました。 (私)リード部分だけでなく、調整部も布で作ってくれませんか? こうなるとリードとハーネスの分業ではなく、ハーネスセットの共同作業になりますが、この方法がお互いの良いところを存分に発揮できるはずです。 作業分担は  ハーネス   胴輪部分→レザー(麦印商店)   調整部→布(まめまめ工房) リード   ハンドル→レザ

      • 35話 布と革のコラボレーション~ハイブリッドハーネス誕生秘話②

        私がオールレザーのフリーハーネスを作る工程で、最も苦手で手間がかかる部分。それが、1㎝幅のリードです。 このリードは途中で繋ぐわけにはいかないので、仕入する革も80㎝以上の長さがある部分を必要幅カットして購入しています。 さらに持ちかえった後、約80㎝の長さの革を1㎝幅にカットして、 その革の裏にボンドを塗って2枚貼り合わせ、 さらにその中央部を菱目打ちと呼ばれるフォークのようなもので穴をあけ 革専用の糸(3.0m弱)を使って手縫いで縫い付けています。 はじめから仕入先

        • 34話 まめまめ工房との出会い~ハイブリッドハーネスの誕生秘話①

          今日からしばらくは、まめさんとのコラボブランド『むぎポッポ』の誕生秘話を書いてみます。 僕がまめまめ工房のまめさんを知ったのは、インスタグラムで老犬介護の記事を読んだのが始まりです。 当時はまだ相互フォローもしていないかったと思いますが、去年(2022年)の5月に福岡で可愛い犬服の販売されている、まめさんのアカウントを見つけました。 まめさん手作りの犬服は、シンプルでナチュラル。女の子です!みたいな主張があまりなく、性別に関わらず着用できる私好みのリンクしやすいデザイン。

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          33話 麦印犬品セミオーダーシステムの誕生~きっかけは憧れのオーダーメイドギター

          販売価格の最低限度額が決まった今、モノの価値を上げるしかありません。 元々、私はベネフィットを意識してハーネスを設計、製作しているので、その特徴(メリット)から得られる心理的な効果は、価格に乗せられる大きな価値だと考えています。 たとえば、ワンタッチで装着ができる、ということは、毎日のお散歩における犬具装着のストレスが軽減されます。 どんな着衣でも1つのハーネスで対応可能。ということは、使い分ける必要がないので、選ぶという手間がかからない。 他にも、細かいメリットとそ

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          32話 麦印犬品の価格設定③~和定食の松竹梅。あなたならどれを注文しますか?

          あなたは、臨時収入が入ったので、久しぶりに回らないお寿司屋さんにランチに行きました。 席についてメニューを見ると、松竹梅の3つの定食がありました。 松定食 3,800円(特上寿司10貫、天ぷら7品、茶碗むし、吸い物) 竹定食 2,800円(上寿司8貫、天ぷら5品、茶わん蒸し、吸い物) 梅定食 1,800円(寿司8貫、天ぷら5品、吸い物)  さぁ、どれにしますか? せっかく臨時収入。松を食べるとほぼご飯代で消えていく。 梅にするか。いや、梅なら普段でも食べようと思えば食べ

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          31話 麦印犬品の価格設定②~競争志向型の価格設定で戦えますか?

          ショップ開業に向けて価格を決める上で、まず私が検討したのが、前回書いた『コストプラス法』でしたが、 一番の悩みはこの価格で買う人がいるの?という疑問。 というのも、私の作るハーネスにはライバルがいます。 (勝手に私がライバルと呼んでいるだけで、実際には足元にも及ばない目標の表現が正しいですが、ここではあえて、私の熱い思いを込めてライバルと呼ばせて下さい) それがオールレザーハーネスで人気のメガネ型を作られている、 カナダ発のBuddy Belts(バディーベルト)さんと、

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          30話 麦印犬品の価格設定①~コストプラス法で考えてみる・・・

          ショップ開業に向けて価格を決める上で、まず私が採用したのが、 『コストプラス法』でした。 コストプラス法 簡単に言うと、かかったコストに利益を乗せた価格設定 販売価格 = 原価(直接費 +間接費) + 利益 原価の中の「直接費」は商品を作るための材料費 つまり、革や金具の仕入高や包装代になります。 私の場合、革の仕入れはネットではなく、直接レザークラフトショップでモノをみて買っています。 というのも、以前ネットで購入した際、製作途中で床面(裏)が割れたり、届いた革が思

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          29話 商品名を考える~商標登録って必要なの?

          私が初めて作ったハーネスは、胴輪とリードがつながっている一体型のタイプでした。これを他メーカーは「ワンタッチハーネス」と呼んでいます。 名称を何にしようか。いろいろ考えたのですが、私のハーネスの特徴は 「着衣の制約を受けない、自由調整のハーネス」をわかりやすく 『Free harness(フリーハーネス)』にしました。 この他に首回りの被毛をできるだけ傷つけないように、革を丸く仕上げた 『Round Collar(ラウンドカラー)』 ヌメ革でできたわずか2gの迷子札 『

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          28話 ショップサイトの選び方~私がBASEを選んだ理由

          さて、いよいよ販売に向けたネットショップ選びになりましたが、個人でネット販売するネットショップは、大きく4つありました。 モール型ECサイト(楽天、Amazonなど) モール型ECサイトは、イオンモールとかに出店料を払って実店舗を出すようなもの。 私のような素人の手作り商品を、楽天やAmazonで販売するような勇気もないので、これは除外 独立型ECサイト 独立型ECサイトは、露天にポツンと実店舗を出すようなもの。 モール型と違い、タイムセールでぇーす!といくら叫んでも

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          27話 犬のオモチャが大ヒット~六本松のくつした屋さん how’s thatの作る『トイックス』

          『トイックス』って オモチャのTOYとくつ下のSOCKSを合わせた造語です。 トイプードルとダックスのミックス犬もそう呼んでいるようですが、 私が販売するトイックスは、くつ下を編んでいく過程で最後にできる端材の輪っかを編みこんでつくる犬用のオモチャです。 今日は、これが生まれたキッカケを話します。 ハコイチでの出会い ハコイチとは私の住んでいる町で、月に1回行われるハンドメイドマーケットです。 自分自身がハンドメイドをするようになってから、いろんな勉強をするために

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          26話 お散歩バッグ開発日記~口折れタイプのバッグってどう?

          16話で書いたとおり、今お散歩バッグを開発中です。 自分のためだけに作るのであれば、好きな生地を使って、縫製の手間も惜しまず、自分に合ったデザインで作ればいいんです。それがたとえ高額な商品になっても。 でも、私が作りたいバッグはそうじゃない。 NEWお散歩バッグの開発条件 女性が持つことを意識する(自分の男性目線を外す) ハイブリッドハーネスとのコーディネイト(レザー+布) 何よりデザインがオシャレ(普段使いもあり) 要望のあった細かい仕様をすべて満足させる(諸

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          25話 開業の目的は何?〜私がほんとうにやりたかったこと

          久しぶりの投稿になりました。 本業が忙しくなるど、頭の中のテーマが混在して、文章がまとまらない。久しぶりにそんな感覚に陥りました。 さて、 販売商品も完成。ブランド名、ロゴも完成。集客に向けたフォロワー数も確保。あとは、販売方法の検討。 いよいよ販売方法を決めて「麦印商店」の開業かと思いきや、なぜか踏み切れない自分がいます。 そこでもう一度、私がなぜ麦印商店を立ち上げてまで、手作りハーネスを販売したいのか。 自分が開業する目的を整理しておくことにしました。 なぜ

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          24話 ネットショップの成功は集客力次第~目指せインスタフォロワー1万人

          ネットショップで開業する ぼやっとそんな目標を抱くようになって私がイメージしていたのは、自分のホームページで販売するネットショップ そこでまず考えたのが、インスタグラムを活用した「集客力」でした。 インスタグラムは制約の多いSNS インスタグラムで仕事をしようと思っていない方は感じないと思いますが、この1年でインスタグラムの環境も大きく変わり、今ではずいぶん仕事に活用しやすくなりました。 でも、私が開業を目指した1年前は、まだインスタグラムに他サイトのリンクを貼れな

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          23話 形から入る~技術の向上は「腕を磨くか、金を出すか」

          レザークラフトの道具については、また後日語りたいのいですが、今日はその前振りとして、ある方から教えられた言葉を紹介しておきます。 技術は「腕を磨くか、金を出すか」他に手段はないよ。 つまり、技術が足りないのであれば、それを補ってくれる工具や人に金をかけろ。という意味です。 これを聞いて、たしかにそうだ。と思うのですが、いかんせん、その足りない技術を補う工具の値段が高い。 いつの日か、麦印犬品の工房を持つような時がくれば、ミシン、革漉き機、箔押し機を揃えて、死ぬまでそこ

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          22話 ロゴマークを作ろう~シンメトリーの美学

          ブランド名が決まれば、次にやることはブランドロゴの作成です。 ハンドメイドマーケットに行くと、みなさんショップカードや袋に印刷していますが、やはりプロに依頼している方も多いのでしょうか。 こちらは、私が大好きな鹿児島の器屋さん『Rim』さんのロゴマーク シンプルな中で個性的なデザインですよね。 こちらはデザインした方もショップの方も知っているのですが、店主さんのイメージだけではなく、これを描いた作者さんの人柄まで表しているような気がします。 さぁ!ロゴマークを作ろう

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