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Urutamedageni
Tugutterunde nennda

Oredajiwa
Hyaguno seiwo mozumono datta

Imamo Mugasumo
Tuzuno uhesa Igiderunnda

Soizuga Honntonannda

Ndaraba sonoyoni igidaraii

Haru gara Agi wa Sodadedetoru
Fuyuno aidawa tottamonode kurasu

Himo daizunisurubeshi

Kawagasute
Muragasute
Konasahiide
Ibusute

Sezunu torerumonnga
Izubann ummenda

Dagara 
Yogeinu hosugarugodo nennda

Umi do Yama do
Mizu do Suo midenu

Koredagewa Nannbosutemo
Kawaranenossa

Oradazuno Karadaga
Soinagu Degiderugara

Shizennwa izumo yoedekerunnda
Oredazuga Sorenu Kizuide
Umagu azugaekka nannda

Adarimo igasu
Warenogodomo igasu

Soizuga degirugodoga
Honntono Tue nannda

Zubunnsae 
Yogereba ii ttugodowa nennda

Kurasu ttugodowa 
Nanuhidozu Somazunu deginennda

Wageatte Iguruyounu 
Tuguratte irunndagara
Hitoruzumewa deginee nossa

Sousutara 
Hogano igumonodomo
Arasowanedemo egabeccha

今、解き放て
その閉じられたものを

今、解き放て
その結ばれたものを

今、この時へ

《 訳 》
売る為だけに作っているのではない
私たちは百の姓を持った者だった

今も昔も大地の上に生きているのだ
それが真実なのだ

ならばその通りに生きれば良い

春から秋は育てて収穫をする
冬の間は保存した物を食べて暮らす

火も大事に扱う

乾燥させ
発酵させ
製粉し
燻製し

旬の物が一番美味しく体に良い
だから余計に欲しがる必要はないのだ

海と山と
水と塩のように

これだけは最低限必要だ
その関係性は変わらない

私たちの身体がそのようにできているのだから

自然はいつも備えてくれている
私たちがそれに気づいて上手に使えることが大切なのだ

周囲を生かし自分も生かす
それが出来ることが本当の知恵なのだ

自分さえ良ければいいいと言うことはない

暮らすということは何ひとつ無駄にすることはできないのだ

分け合って生きるように創造されているのだから独り占めはできないのだ

そうしたら他の生き物とも争わずに済むと思わないか






ことばはこころ。枝先の葉や花は移り変わってゆくけれど、その幹は空へ向かい、その根は大地に深く伸びてゆく。水が巡り風が吹く。陰と光の中で様々ないのちが共に生き始める。移ろいと安らぎのことばの世界。その記録。