英語ができるようになったなんて勘違いだった
先月ひとりでポルトガルに行ってショックだったのは、自分の英語力。ここ数ヶ月は平日は毎日英会話レッスンを受けていたし、それなりに伝えられることが増えてきたなと思っていたのに、さっぱりだった。
ポルトガル語の影響で、ポルトガルでの英語に訛りがあったというのもあると思う。でも、もうちょっとコミュニケーションが取れると思っていたので普通に落ち込んだ。聞き返されると自信をなくして、声が小さくなって余計に伝わらない。堂々と間違い続けるのは難しいものだ。
それでも、伝わることは伝わる。何となく向上していたと思っていた部分が、実際は全然ダメだったというだけで。なんだかまた、英語が振り出しに戻ったような気がしている。
私の英語力の課題は語彙とスピードだと思う。
語彙は、いわゆる受験用の語彙勉強をしていないので、ずっと貧弱なまま来ている。あとは昔から、(日本語でも)コンテキストを読む能力が発達しすぎて、それで乗り切ってきたところが大きすぎた。言葉の意味はわからないので、途中から勘に頼るという感じ。ビジネスじゃあダメだよなと思う。
そして、今回の旅行で気づいたのが、スピード。アジア人が極端に少なく、欧米人ばかりだったので、英語をよく聞いた。そして、その速さに圧倒された。なんとなくわかる部分もあるが、パパパッみたいにしか聞こえない時もある。これも英会話で明瞭な話し方をしてくれるから、しばらく忘れてしまっていた。
ニュージーランドで、あんなに訛っていて速い英語を聞いていたはずなのに。整備された道ばかり通っているとすっかり危機感が足りなくなる。そして、必要に迫られないと本気でできないというのもまた正しかった。
もう少ししっかり取り組まないとだめかな。4月からの仕事で使う英語問題は、仕事が変わることをきっかけにかなり深刻になってきた。付け焼き刃でも今はやるしかないって感じ。これからは悶えている私をお見せすることになるかもしれませんが、悪しからず…。
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