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全室オーシャンビュー&温泉付きの「ホテル風の海」に泊まってきた

山口県で下関から近く、ちょっといいお宿を探していました。公共交通機関で行けて、お部屋がゴージャスで温泉があるところ。一休で見つけたのが「ホテル風の海」でした。

泊まったお部屋はエコノミーツインで、金曜日に宿泊して2名1室15,950円(1名1泊料金)。これでエコノミーとは、どんな豪華な部屋が他にあるのだろうという感じのくつろげるホテルでした。

宇部空港からはなかなか時間はかかりましたが、なんとか到着。新幹線で移動していたらもう少し楽だったかなと思いながらバスに乗り込みます。なんでも揃いそうなショッピングモールの横に静かにあったのが、このホテルでした。

私たちみたいに徒歩で向かうやつはいないんだろうなと思う、広々としたロビー前の車止め。そこをふらふらと歩いてエントランスに向かっていたら、早速スーツ姿の紳士にお出迎えされました。風でぼさぼさの髪が恥ずかしいほどおもてなしされそうな予感。是非ともタクシーから降り立ちたかった。

さて、ロビーはあたたかく、窓からは海が見えました。すぐそこに見える島は福岡でしょう。遊歩道が広がっています。全室オーシャンビューと聞いていて、それもまた楽しみです。

ウェルカムサービスのお茶をいただき、一息つきます。羽田から宇部空港、そしてそこからのローカル電車の乗り継ぎが長かった。とても寒い日で、お茶がよく沁みました。

恭しくお部屋に案内されました。最上階のお部屋で、天井も高くて重厚感があります。お部屋には無料のお水もコーヒー紅茶類も豊富で、そしてなんと言っても部屋風呂が豪華なんです。丁寧なご説明を受け、10歳くらい年上になったかと錯覚する私たち。調べたところ、JTBが選ぶサービス最優秀旅館・ホテルに2020年に選ばれていたということです。すでに納得!

全室天然温泉が付いているんです。こんなところに泊まりたかったという宿に泊まることができて、お昼ご飯を逃して落ち込んでいた気持ちが一気に跳ね上がります。

お茶菓子は、ホテルと同じ名前の砂糖菓子。シャリッという軽い食感で、甘すぎず上品にいただけます。お部屋のコーヒーメーカーで、優雅な午後。

お風呂はオーシャンビューで、ずっと沸かしているのだとか。源泉掛け流しではないそうですが、その分温度を調整できるのもいいところ。思う存分ゆっくり浸かることができます。

バルコニーからの景色もとても気持ちが良いものでした。右手には関門海峡が見え、前方には福岡県。思ったより西側に来たんだなと感じます。

窓の下の遊歩道はこんな感じ。寒すぎたのでお部屋でくつろいでいましたが、暖かくなったらここを散歩するのも楽しそうです。すごく見晴らしがいいので。

さて、このホテルにはライブラリーもあります。選んでお部屋で読むこともできるのだとか。こういうゆったりとした空間がたくさんあると、時間をゆっくり使う贅沢を許されているようで嬉しくなります。日常から離れてきた醍醐味かもしれません。

もちろん、ライブラリーからも海が見えます。選んだ本を片手に、ここでくつろいでみてはいかがでしょうか。

夜はホテルでいただかなかったのですが、夕食をつけて貰えばよかったと思うほど良い宿でした。そして、周りに飲食店がないというのも悩みどころ。思う存分くつろぎたい方は夕食付きをおすすめします。

お部屋の説明のときに、ホテルの全室が朝日が見えるように作られていると聞きました。なんて素敵なんでしょう。7時過ぎに起きてみると、美しい朝焼けを見ることができました。

ホテルのバルコニーから、朝日を眺める7:30。普段はチェックアウトぎりぎりまで眠っているパートナーを、思わず叩き起こします。

朝日を見て満足したら、少しだけ仮眠を。そして、すっかり明るくなった海を見ながら朝風呂に浸かりました。大浴場はないですが、部屋のお風呂も十分に広くて、家族でも入れそうだなと思いました。お部屋で温泉なんて本当に贅沢。

こうして、朝日と共に迎えた山口の朝のおかげで、短い時間ながら山口県のことを好きになった気がします。このあとはチェックアウトまでのんびりしたい気持ちを引きずりながらも市場へ。美味しい海鮮の元に向かうのでした。

▼私の初めての山口旅の様子

▼ホテル 風の海


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