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【書き下ろし】スピリチュアルの本

今日久しぶりに、本屋さんで「スピリチュアル」と書かれたコーナーに足を運んだんです。
自分もこの棚に、本を書いて並べたいからでして。

若い頃は、ワクワクしながらこのジャンルの本棚の前に立ったもんだけど、今回この棚の前に立ったわしは、なんというか、危機感のようなものを覚えたんですね。


実は、そこに並ぶ本のタイトルに、一番多く使われているワードは
「幸せ」
だったんです。幸せになりたい! というニーズの多さを伺わせます。

しかしながら・・・その内容たるや、思わず眉をひそめるものばかりというか。

幸せになるための〇〇個の習慣、だの。
誰でも必ず幸せになれる本、だの。
魔法とおまじないで幸せ、だの。
幸せになる言葉、だの。
自分を変えて幸せになる、だの。

いやね、パラパラっとめくったけど、書いてあることはだいたい同じで。

たいていが、気の持ちようで幸せになろう、ということと、私達はつながっているんだ! とか私達はひとりじゃない! とか、そいういうことと、あと「ありがとう」を何万回か言うと病気が治って金持ちになるとか、そういうことが書いてあるんですよね。だいたいね、100個近い「習慣」とか覚えられないよわし・・・

んで、その組み合わせとバリエーションで、本屋の棚が一つ埋まるくらいの本が、出版されてるんです。どのくらい読まれているかは、知らないですけどね。

中には、わしがブログで書いてきたようなことが、ふんわかほんわかと書かれている本もあって、それはそれで、アプローチの仕方が違うだけで、わしと言いたいことがだいたい同じだったりするんですけど。

けどやっぱり、わしみたいな「理屈にこだわった」スピリチュアルの本って、まだないんだなぁ、という感想と、だからこそ、やっぱりこの棚にわしの本を並べないといけないな、という危機感が、その棚の前で、わしのココロにモヤッと持ち上がってきました。


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正直、わしがブログに書いているようなことって、今までもたくさんの人が、たくさんの言葉で、たくさんの聴衆に語ってきたことばっかりで、わしの感覚では、もう「手垢ベッタベタ」だったりするんですよね。

ブログを書くのを長い間ためらっていたのも、そういう話ってもうみんな常識レベルで分かってるんじゃないかって、心の何処かで思ってたんですよ。

わしがどんな言葉を綴っても、先人たちの二番煎じにしかならないし、だから結局誰かのモノマネに過ぎないだろうし、そんなものを、したり顔で人に話そうとするなんて、相手をバカにしすぎじゃないかってね。

けど、本棚に並ぶ本たちをパラパラして、現実を思い知った気がしました。


早く本にしなきゃ。


いや、「本」「出版」にこだわってるわけじゃないんです。
ただ、沢山の人に知識を広めたいんです。
理由はたった一つ。わしが生きるのが楽になるからです(笑)。

だから、それこそテレビとかで30分枠で毎週演説とかすれば一発なんでしょうけど、それにも資金が要りますしねぇ(笑)。てか、だいたいそんな番組見ねーだろ誰も。
(^~^;)

ま、そんなわけで、ブログ本家がちょっと落ち着いたところで、次どうしようかなーという妄想でした。

・・・ところで、本ってどうやって書くんですか? 普段本を書いてらっしゃる方、ぜひご教授ください。かなりマジで。
m(_ _)mペコリ


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「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)