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#37_家族のキャリアビジョンを聴いた話(2022/2/16)

先日、夫がキャリアの転機を迎える話があり、夫婦で話あう機会がありました。私としてはキャリアカウンセリングをするという体で、ある程度心の準備をしてのぞみましたよ、そしてその結果は?という話。

キャリアビジョンを他者と共有するメリット

相手が専門家か否かに関わらず、信頼する人とのキャリアビジョンの共有はいくつかのメリットがあると考えています。

漠然としたイメージを身近な人に話すことで言語化できる
他者からの問によって考えを深堀り、具体化できる
言語化し共有することで行動につながりやすい

家族にキャリアカウンセリングする難しさ

とはいえ、家族相手の「カウンセリング」というものは非常に難しいと言われています。どうしても「聴く側」が「話す側」に同化してしまい、感情や意思が介入してしまうためです。
そうなると、相手が自由に話せなくなってしまうので、以下の点に気をつけました。

「アドバイス」「自分の希望」は言わない(聞かれたら答えるけど)
「なぜそう考えるか」を大事にする
「制約条件」を取り除いて聴く

イメージとしては、家族の話を聴く自分と、もうひとり遠くで見守る自分がいるように感じること。自分の言葉はその遠くにいる自分が発しているような感覚です。

話を聴く前に準備したこと

上述の心構えに加え、あらかじめ問を準備しておきました。話が途中で脱線したり、迷子にならないためです。
私の場合、今回のようになるべく客観的に聴きたいときは、たいてい5W1Hになぞらえて問をたてます。

キャリアビジョンは?(Why?)
10年後に成し遂げたいことは?(What?)
誰のために働きたい?(For Whom?)
理想の収入は?(How much?)
理想の働き方は?(How and where?)
誰と働きたい?(With whom?)

話した時間はおよそ1時間くらいだったでしょうか。本人としては、自分のやりたいことが棚卸しできてすっきりした印象。
私はというと、話してもらえてよかったなと感じました。(十分に聴けたという実感はありませんでしたが😅)
テレワークで仕事の様子は身近に見ていたけれど、本人が感じていることはほとんど理解できていなかったんだな、ということをあらためて実感できたからです。

私の想い

その後どうなったか?というと、ほぼ放置です😂
相手から事務的な問題で聞かれれば答えたり、制度的なことを一緒に調べたりする程度。今後に不安がないわけではありませんが、ひととおり話を聴いた後はひとまず相手に委ねています。

私としては、やりたいと思ったことはやってほしいし、家族のために自分を犠牲にしないでほしい。なによりチャレンジは早いうちにしてくれたほうがダメージが少ないと思っています。ただし、家族の星回りはめちゃめちゃ見てます😂

家族のキャリアの転機は自分の転機でもあります。私も多少モヤモヤするのは事実。Noteで書いて多少スッキリしましたが、近いうちに誰かに私の話を聴いてもらおう、と思っています。

ここまでお付き合いいただき感謝💕

今日も元気にHave a good day!


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