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別れの季節に聴きたくなるのはこの曲

はじめに

おはようございます。
むぎです。

3月といえば「別れ」の季節
ということで、
何か「別れ」にちなんだテーマで書きたいなと
考えていました。

そんな中、ピッタリな曲を思い出したので、
今日はその曲をもとに別れについて
書いてみたいと思います。

今回のテーマ曲

今回「別れ」というキーワードで、
定番の卒業ソングなど色々浮かんだのですが、
ここはあえて一風変わった曲を
ということで選んだのがこの曲

ASIAN KUNG-FU GENERATION 『ソラニン』

数多くのアニメタイアップなどに
抜擢されていたので、
私と同世代の方であれば一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

今回はそんな彼らの曲から
この「ソラニン」という曲を
ピックアップしました。

ソラニンってなんぞや?
という方も多いと思うので
簡単にご紹介すると、

ジャガイモの食中毒は、ジャガイモに含まれるソラニンやチャコニン等のアルカロイド (ステロイド系アルカロイド配糖体)と呼ばれる有害成分を多く食べることにより起こり ます。ソラニン等は、ジャガイモの発芽部や緑色の皮の部分に多く含まれる物質です。通

食品安全委員会の資料より

要はじゃがいもの芽などに
含まれる毒素のことです。
これが後々重要なキーワードになるので
しっかり覚えておいてください。

この「ソラニン」というのは
浅野いにお先生が書いた
同名の漫画のタイトルになっています。

そしてこの漫画の作中に
今回紹介する「ソラニン」という曲が
登場しており、
この曲の歌詞は作中で登場したものです。

その「ソラニン」が実写映画化する際に、
この歌詞を元に
ASIAN KUNG-FU GENERATIONが
書き下ろしたのがこの曲です。

人生には必要な「別れ」もある

人生には数え切れないほどの
出会いと別れがあります。

友人、家族、恋人。

できることなら別れることなく
ずっと一緒にいたい。

しかし、中には
一緒にいることが
お互いのためにならないと分かっていても
離れたくない
とずるずる関係を
続けてしまうこともあります。

そこでこの一節

たとえば ゆるい幸せが
だらっと続いたとする
きっと悪い種が芽を出して
もう さよならなんだ

「ソラニン」より

じゃがいもを買ってきて、
なんとなくほったらかしにしていると
気がついたら芽がたくさん出ていて
手遅れになってしまった経験はありませんか?

せっかく買ったのに、
もったいないけど捨てるしかない。

この曲では
そんな出来事を人間関係における
幸せと重ね合わせています。

じゃがいもの「ソラニン」は
自身を外的から身を守るため、
繁殖するためにこの毒素を生み出します。

人間関係においても
気づかないうちにどんどん
毒が増えていってしまうことがあります。

それでもじゃがいもとは違って
そんなにあっさり
切り捨てられるものではない。
だからその毒を浴び続けて苦しくなる。

自分が毒されていると気づいた時には
手遅れだったりします。

だから、時にはその先の成長のために
お別れしなければいけないこともあります。

お別れは確かに悲しいものです。
それでも、その先にある未来のために
前向きに捉えることも
必要なのかもしれませんね。

おわりに

自分はこのままではいけないと分かっていても
つい居心地の良さに甘えて
ずるずる引きずってしまう。

私もこれまでたくさん経験してきました。
それでも自分の本心と向き合った時に
その関係に違和感を覚えるのであれば、
もしかしたら毒の芽が
出始めているのかもしれません。

今回の曲の最後には

さよなら それもいいさ
どこかで元気でやれよ
さよなら 僕もどーにかやるさ
さよなら そうするよ

ソラニンより

と「さよなら」という言葉を繰り返しながら
前向きな気持ちでそれぞれの道に
進んでいく様子が描かれています。

「別れ」はついネガティブな要素だけが
目立ってしまいますが、
悲しいだけではなくて、
お互いのために必要なこともあるんだよ
と、前を向くことも忘れないで
あげてください。

今回こうして言語化してみて、
一緒にいたい

離れたくない
というのも、同じように見えて
結構ニュアンスが違って
面白いなと思いました。

今回ご紹介した「ソラニン」
曲はもちろん、
せっかくなら映画も観てほしい!
と思ったのですが、
現在ほとんどの配信サービスでは
見れなくなっているみたいですね。
悲しい🥲

ちらっと調べたかぎり
U-NEXTではまだ観れるのかな?
もし契約している方はぜひ観てみてください!

今回も最後までご覧いただき
ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。

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