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田舎と都会の両方で暮らしてわかった大きな違い

はじめに

むぎの部屋へようこそ。
ここでは私自身の過去、
日々の生活から得た学びを
お届けしています。
何か一つでも
持って帰ってもらえたら嬉しいです。

私は地方で生まれ
それからしばらく都心に住んでまた地方に
戻って生活をしているわけですが、
今日はそんな暮らしをしてみて気づいた
都会と地方の違いについて
書いてみたいと思います。

どちらがいい悪いというものではない

私が生まれ育ったのは地方のとある場所で、
「ど」がつくほどではないにしろ
まあ田舎です。
車で20分も走ればあっという間に
広大な自然が広がっている
ど田舎一歩手前の地域です。
ですから基本車なしでは生活できません。

それからあちこち転々としながら
大学から社会人になってからの数年は
東京23区内のとある地域に生息していました。
ここでは移動はもちろん電車、
15分もあれば都心にアクセスできる
かなり好立地のエリアでした。
日常生活は徒歩圏内で完結します。

どちらの地域でも私の場合
通勤ではドアtoドアで1時間ほど
というところでした。

ここで一つ、
同じ1時間の通勤時間でも
車と電車だと私の場合は
車の方が圧倒的に楽でした。

人によっては乗っているだけでいい
公共交通手段の方が好きだと思います。

ただ、私の場合
見ず知らずの人と酸素の薄い空間に
ぎゅうぎゅうに押し込まれているより、
完全にパーソナルな空間で
移動することができる車の方が
圧倒的に気が楽なんですよね。

夏の満員電車とか
臭くてたまったもんじゃないですよね。
それでも席さえ空いていれば
少しうたた寝して休憩できるのは
いいところです。

そしていざプライベートになってみると、
これは東京の方が楽だなと
感じることが多いです。

当然人混みの量は尋常ではありませんが、
そもそもあまり都心部に出かける
用事もないので
近場の徒歩圏内、あるいは数駅先まで
電車に乗ればある程度のことは完結します。

これは今住んでいる地元では
同じことをするには重い腰を上げて
車で最低でも30〜40分かけて
少し栄えた地域まで
移動しなければいけません。

こうして両方での生活について
さらっとご紹介しましたが、
こんな生活をしている中で気づいた
あることがあります。

両方経験したからこそわかったこと

都心と田舎の両方で生活してみて、
正直どっちもどっちというところ
ではあるのですが、
なんとなく気になるなと感じていた部分が
最近になってわかってきました。

それは「公共性」と「ホーム感」
という点です。

前章でも触れた通り、
都心では基本的に公共交通機関を使うため、
そこを利用する人たちの「公共性」、
言うならばモラルがあって
初めて成立するんですよね。

その点で私の住む田舎はどうなのかというと、
はっきり言ってモラルという概念が
あるのかすら怪しいです。

基本的に私の住んでいる地域では
その地域で一生を過ごすような人が
多い印象です。

だからある意味その人たちにとっては
近隣一帯が庭みたいなものなんですよね。
それが変な方向に「ホーム感」として
滲み出ているなと感じることが多いです。

例えば、商業施設の駐車場なんか
ひどいものです。
線がはっきりあるにも関わらず、
何台もの小さな軽自動車が平気で
二台分のスペースに
贅沢に斜め駐車してたりするわけです。

これがろくに人もいない場所ならまだしも
そこそこ混み合う商業施設で
やっちゃうんですよね。

銭湯やスキー場などにいっても
荷物置き場があるにも関わらず
自分の道具で場所取りされ
誰も共有スペースが使えないなんてザラです。

車の運転に関してもまあやりたい放題だなと。
ウィンカーも出さずに
平気で車線変更してくるわ
夜間は対向車がいようが常時ハイビームで
視界を潰されます。

こういう公共空間における行動に関して言えば
都心ではいないとまではいいませんが
あんまり見た記憶がないんですよね。

幼少期にはこれが普通だと思っていたのに
一度全く違う世界を経験したからこそ感じた
違和感なのかなと思っています。

当然、今書いたのは
悪い意味での「ホーム感」であって、
田舎特有の心温まるような
安心感もあるわけです。

都心での良くも悪くも
他人との一定の心の距離感が担保されている
あの感じが私にとっては
心地よく感じることもありますが、
どこか安らげる場所、という意味では
田舎も捨てがたいものがありますよね。

おわりに

「情報量」という観点で言えば、
都会は常に情報で溢れている、
だからこそ一つ一つに固執してもいられない。

反対に、田舎の情報量の少なさは
脳にとってはいいリフレッシュになります。
それは同時に
「あまり考えなくてもどうにかなってしまう」ということでもあるのかなと思います。

だからこそ他人がどうとか気にすることもなく
良くも悪くものびのびとした人が
多いのかなとも思います。

そういう意味では田舎は「自分」を
出すことができる。
都会では「自分」を殺すことが
求められる。
という考えも面白そうですね。

結論、どっちも経験した上で
どちらも良し悪しがあるのがわかったので
そこをうまく理解しつつ
将来的には2拠点生活なんかも
楽しそうだなと企んでいたりします。

最後までご覧いただき
ありがとうございました。
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持って帰ってくださいね。

いってらっしゃい。

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