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note登録しました、もっとインド映画推し活したいので。

今日は誕生日です。新しいことに取り組もうと思いまして、note登録しました。

インド映画『響け!情熱のムリダンガム』を配給している、稲垣紀子です。東京都在住です。荒川区の都電荒川線「荒川遊園地前」停留場近くの南インド料理店「なんどり」のマダムです。

とはいっても、「なんどり」に常駐していません。もともと会社員で、夫がワンオペで経営している6坪7席の店に、時々手伝いに行っている感じでした。今は会社員から合同会社代表社員にキャリアチェンジして、「なんどり」の映画部門に携わっています。配給業務のかたわら、時々お店を手伝っています。
一人で立ち上げた合同会社なので、個人のようなものです。ちなみに名刺には「代表社員CEO」と記載しています。タミル映画界の「大将」ヴィジャイのカッコいい選挙アクション映画『サルカール1票の革命』でヴィジャイが「CEO」だったから、CEOを真似して名乗ることにしました。

インドの打楽器「ムリダンガム」をめぐる青春音楽映画『響け!情熱のムリダンガム』は2022年10月1日に、東京渋谷 シアター・イメージフォーラムで封切られました。ありがたいことに2023年11月の今も全国のミニシアターを中心に断続的に上映中。動員は11,000人を超え、上映していただいた場所も50箇所を超えました。

2021年夏。勢いで監督経由で日本上映権を取得してしまった時は、自分のこの映画への愛が、「独りよがり」かもしれないと思いました。
全国で公開するのはどうだろうか?数箇所で「推し活」自主上映にとどめておくのが身の丈にあってるのでは?という迷いももちろんありました。
2018年の東京国際映画祭で満席で大絶賛されたにもかかわらず、その後日本の配給会社から買い手がつかなかったという作品でしたから。

ですが最終的に、「推し活」で全国公開を目指すことに決めました。配給を外部に委託することなく、自分で配給する「自主配給」でいく道を選びました。
インド映画オタクが推し活で自主配給していく。ならばその意義があることをしようと肝に命じ、これを機に会社員を卒業して、何年かこの映画の推し活に捧げてみることにしました。(更年期を迎えて体調も下降気味、会社員生活をしばらく休みたかった、というのもありますが!)

知らないこと、経験したことがないことだらけで無我夢中で突っ走り、気がつけば公開して1年が経ちました。
公開前は「ムリなんとか…何ソレ?」「ムリガンダム?」と言われていた「ムリダンガム」という南インドの打楽器の名前もだいぶ世間に覚えていただけました。
この映画を何回も観てくださったり、全国の上映に旅行がてらつきあってくださる方も出てきました。生涯最高の映画だと言ってくださる方もいました。
来年には、この映画で実際に演奏・出演していた音楽家たちが来日公演することも決まりました。

この映画の配給権利が続く期間中、めいいっぱい、『響け!情熱のムリダンガム』を推し活して、味わい尽くす決意を新たにしました。
残り3年弱です。公開して時間が経過したらからと、発信をフェイドアウトしている場合ではないんです。

今までX(twitter)中心で発信をしてきました。

これからは、まとまった文章で、個人の想いも含めて発信をしていくこともしていこうと思います。

よろしくお願いいたします!


現在、渋谷イメージフォーラムでアンコール再上映中!
1️⃣13:05 2️⃣15:35 ※12/1(金)までこのスケジュールで上映
ぜひ観にきてください!

イメージフォーラム 15:35~上映後舞台挨拶トーク*敬称略
11/23(木祝)U-zhaan/タブラ奏者
24(金)奈良部健/朝日新聞記者 元🇮🇳ニューデリー支局長
25(土)madhu/🇮🇳北西部ラージャスターン州のフォークダンサー
26(日)天竺奇譚/パンフ執筆 🇮🇳神話 🇮🇳文化研究家
28(火)安田英俊/パンフ執筆 http://Rajini.jp


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