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映画パンフ増刷したけど…苦戦中!? (トークイベント来てー)

個人で配給中のインド映画、動員が今月、11,000人にまで到達。1年前の公開当時の勢いでは、5桁の世界は夢のまた夢でした。そこからよくぞここまで。

今月初めには、映画パンフレットも思い切って2回目の増刷をしました。節約しながらの個人配給なので、家の中はパンフレットの山に。

11月はじめ。個人配給なので自宅はパンフの山。

現在、上の状態から200冊くらいは減った(劇場に納めたので。後日、返品がくるかもしれない)ので、少しばかりスペースは増えました。割と評判なので、いつか山は崩れる(買ってもらってたくさんのお家に行き、インド映画鑑賞のお供として、かわいがってもらえる)と信じてる。

とはいえ、トータルでまあまあだとしても、1回1回は綱渡りのような上映の日々。

1回1回の成績をいちいち気にしすぎなくてよい・ミニシアター界隈はコロナ後、特に夜の回や平日などは、ほんとうにびっくりするほど悪いから…

と公開当時にアドバイスをいただいたりしたなあ。でもいちいち気にしすぎるな、というだけで、成績は確認しないといかんですから。
ついさっきも、今上映している劇場から興行成績報告書が来ましたよ。比較的、自分は楽観主義だと思ってるし、酷い成績の場合は後日それを「ネタにできるからよし!」と思ってます。が。

ここのところ、キビシイですねえ…

現在、東京での「待望の」再上映のはずなんですが。上映後トークを予定しているのに、ゲストがいらっしゃる予定なのに。予約が伸びなくて当日2時間前まで予約なしの上映回も…。

先週は2回、お客さん一桁でトークイベント開催になりました。今まで自分だけが舞台挨拶して一桁だったのは数回ありましたが。
泣きたい。(ゼロだったら、トークどうしましょう・ゲストさんに顔向けできません問題勃発でした。ぎりぎりセーフ!) 
でもゲストさんは、少人数だからと気楽にフランクにお話してくれました。トークイベントという場を設けたからこその、少人数だからこそディープにお話ができたり、客席を回って一人一人のお顔を見たりもしながら、なかなか聞くことのできないお話をたくさん聞けました。このレアさには大満足でした。うん、未来にはこの体験もおいしいネタになる。

でも、今週も、ごく一部を除いて、出足鈍いです…。
すごい方がいらっしゃるんですよ。
どんな方が来るか、ご一読くださいませんか?


今後の『響け!情熱のムリダンガム』@渋谷イメージフォーラム 上映後トーク予定


上映後トークは下記日程で、全て15:35〜の回です。
イメージフォーラムの予約ページはコチラ


11/23(木祝):タブラ奏者のU-zhaanさん

11/23(木祝)ゲスト:タブラ奏者のユザーンさん

ユザーンさんは、タブラや北インド古典音楽にストイックな方である一方で、様々な世界の方々ともコラボレーションしていて、知名度抜群。おかげさまでほぼ満席、ありがとうございます。彼がこの映画を語ることで、この映画がまた違う表情を見せてくれると思います。

11/24(金):インドで5年も駐在していた朝日新聞記者の奈良部健さん

奈良部健さん

2年位前、朝日新聞の折込?の「GLOBE+」でインド特集があって。面白い記事だらけで、どなたが作ったの?と編者を見たらそれが奈良部健さんでした。昨年帰国されまして、こうして『響け!情熱のムリダンガム』のピーターが旅した北東インドの解説トークしにきてくださる未来があったとは!

いやー、配給にチャレンジしてよかったなあ。自分で配給したから、自分がお話聞きたい方を自分でお呼びできるヨロコビ。

なぜ、北東部のことを聞きたいのか?
インド北東部というのは。インドの西ベンガル州(コルカタのある州)があって、その東に国が変わってバングラデシュ(東ベンガル)がありその東や北にかけてまたインドの州が連なっている。その一帯が北東部。映画の中でピーターが訪れているのがメガラヤ州、ミゾラム州、マニプル(マニプール)州。

https://twitter.com/mridangam_movie/status/172752551737572176

この辺りは政情不安など諸事情でメディア規制だとか、なかなか外国人も立ち入れないだとかがあるらしく、私たちに情報がなかなか伝わってこない。

現在だって、今年5月頃からマニプールでの暴動が報じられているけれど、日本にはあまり伝わってこない。その歯痒さも含めてインドに駐在していた記者の方の肌感覚での北東インドについて聞いてみたいのです。

そんな地域にわざわざラージーヴ・メーナン監督は南インドからはるばるでかけて、その地の知られざる民俗芸能をカメラに収めてきた訳です。廃れゆく民俗芸能を記録したかった、というだけじゃない意欲があったと思うのです。なのでその土地のことを私たちが知れば、もっと監督のこの映画での意図が腹落ちしてもっと深く感動できるんではと目論んでいるのです。

11/25(土)ラージャスターン州のフォークダンスの踊り手madhuさん

madhu(マドゥ)さん

真摯にラージャスターンの民俗舞踊を極めようとしているmadhuさん。この映画はラージャスターンがメインの舞台ではないんですけど、ピーターが旅して自分のリズムを取得する過程で重要な場所だから、解説を聞いてみたくてお願いしました。映画をちゃんと観てくれて、ピーターやお師匠さんも好きになってノリノリになって準備してくださっています。

ちなみに、インド本国ではラージャスターン編ティーザーがあります。このあたりの音楽家・舞踊家・文化などを、madhuさんがいろいろ教えてくれるはず。👇

11/26(日)インド神話&文化研究家の天竺奇譚さん

パンフレット寄稿者で、昨年も上映後トークに登壇いただきました。『いちばんわかりやすいインド神話』というベストセラーも出している天竺先生。寺の推し活となるともう熱い熱い。リズミカルな語りを楽しみにしています。

11/28(火)ラジニカーント熱血日本人ファンNo.1 Rajini.jpの安田英俊さん

今回のイメージフォーラム再上映のトークのトリを飾るのは、20年来のラジニファン仲間・てつのすけさんこと安田さん。12月12日のラジニカーント誕生日に向けての生誕祭準備中で忙しい中、弾丸で東京に来てくれます!

👇3月に弾丸で東京に来てくれた時の動画

イメージフォーラムはラジニカーント主演『チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター』を2006年に公開した劇場です。そんな劇場でムリダンガムを公開できたご縁が嬉しい。そしてそこに、てつのすけさんが来てくれるのはとてもとてもとても嬉しいんです。これからの推し活の野望もぜひ聞かせてください。楽しみにしています!


何回観ても見応えがある映画なので、ぜひトークを聞いて理解を深めてまたご覧になっていただきたいです。

イメージフォーラムへぜひご来場、お待ちしております。
無理な方は、口コミでオススメご協力を賜われると幸いです。

成績が悪いなら改善点を考えて動け。もっと想いを載せて発信をする。
ということでnote登録して2日連続で更新しました。がんばりました。

皆さん、『響け!情熱のムリダンガム』を観に来てください。トークイベントの回は特に来てください。よろしくお願いします!

PS;トークイベントに向けて、ゲストを迎えてのトークについて勉強しよう!とclubhouse「耳ビジモデレーター講座」を受講しています。
類義語など語彙を増やす・感じていることの「言語化・具体化」がとても大切、だそうです。トーク上達のためには、まとまった文章を毎日書いてみることもとても有効とアドバイスされました。Xの140字では「まとまった文章」足りないので、noteをとにかく始めてみました。


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