"面白くて、美しくて、不思議"な作品が好き。コーヒーとACIDMA…

"面白くて、美しくて、不思議"な作品が好き。コーヒーとACIDMANと小林賢太郎さんが好き。気付いた事とかを書く予定です。

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ペン字練習

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      買ってしまった

      • 佐藤雅彦さんと小林賢太郎さん

        以前、佐藤雅彦さんの本について感想文を書いている時に、気付いた事がある。 この思考回路、小林賢太郎さんとよく似ている 日常の些細な出来事を新たな視点で見ることによって現れる不思議な世界。 数十年経っても楽しめる普遍的な面白さの追求。 少し受け手側に考えさせて、能動的に作品を観させる作り方。 きっと佐藤雅彦さんの「クリック」と賢太郎さんの「こばなしけんたろう」の数ページを入れ替えても気付かれないと思う。例えば「こばなしけんたろう」の「百文字文芸」や「素晴らしき新世界」とか

        • 賢太郎さんのnoteにコメントしたけど、いくら「ありがとう」と書いても、伝えきれていない気がする。それは語彙が無いからなのか、表現力が無いからなのか。あと「小林賢太郎さんが好きだ」と書き忘れたことに気づく。瞬発力を要するコメント欄への書き込みは苦手だが、今回はそれでも伝えたかった

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        • 買ってしまった

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        • 佐藤雅彦さんと小林賢太郎さん

        • 賢太郎さんのnoteにコメントしたけど、いくら「ありがとう」と書いても、伝えきれていない気がする。それは語彙が無いからなのか、表現力が無いからなのか。あと「小林賢太郎さんが好きだ」と書き忘れたことに気づく。瞬発力を要するコメント欄への書き込みは苦手だが、今回はそれでも伝えたかった

          佐藤雅彦「クリック」の感想

          「あることがわかった瞬間、あることを思いついた瞬間、頭の中のどこかのスイッチがカチッ(click)と音をたてます」──(あとがき)より 久しぶりに佐藤雅彦さんの「クリック」を読んだ。初版は1998年。その頃に初めて読んでから数年に1度読むけれど、何度読んでも面白い。 そして、毎回こういう思考回路に憧れる。 アルファベットの「席がえ」と「父兄参観日」、濁点の貸し借り、「句読点100%」 「分離」「電車でとなりの人に是非読ませたい詩」 これだけでは到底理解できないと思うけれど

          佐藤雅彦「クリック」の感想

          趣味とは言え、週に1度はnoteを更新するようにしてきたけれど、noteを書く時間が引越し準備に置き換わってしまった。 noteを書くと思考が整理されることもあるから、できれば書きたいのが本音。

          趣味とは言え、週に1度はnoteを更新するようにしてきたけれど、noteを書く時間が引越し準備に置き換わってしまった。 noteを書くと思考が整理されることもあるから、できれば書きたいのが本音。

          「こばなしけんたろう」の感想

          タイトルそのまま、「こばなしけんたろう」を読了したので、感想を書きました。 短編小説として面白いもの。 企画として面白いもの。 あのコントの別バージョン。 舞台で観たいと思ってしまうネタ。 そんな作品が詰め込まれた一冊。 あと、装丁と装本が凄い。 見出し画像が、その写真だ。 カバーを外した表紙と裏表紙に印刷された、短編にまつわるデザインのスタンプ。 作品のテイストに合わせて変えた用紙の色とデザイン。 デザイン代も印刷代かかりそうなのに、良くやったなぁと思ってしまった。 装

          「こばなしけんたろう」の感想

          "何事も遊びが大切"を実感した話

          前回の約1年振りに音楽が聴けるようになった話の続き。1つに纏めると、ややこしくなりそうなので分けました。 ーーーーーーーー 8月は小林賢太郎さんの作品を追うことに集中していて、ニュースを深追いする時間がなかった。 今までの私は、ニュースを断続的に1時間位は見ていたし、それとは別にコロナ禍になってからはネットでもコロナの状況を確認していた。 当然、事実以外に煽るような話も目にするようになる。真偽を確かめたくて、更にネットで探す。今思えば、時間も浪費する上に、必要以上に不安に

          "何事も遊びが大切"を実感した話

          "楽しみ"が、あるという事

          皆さまには"楽しみ"は、ありますか? 私は、"楽しみ"が1つ戻ってきました。 そんな話です。 ---------------- このところ漸く、音楽を聴く事ができた。 コロナ禍により、ライブを観に行けない状況で好きな音楽を聴いていると、ライブに行けないもどかしさが募るばかりでストレスになってしまい、ここ1年近くは音楽を殆ど聴いていなかったのだ。 2020年の夏位までは、"1年経てばライブに行ける"と思い、配信ライブも観ていた。でも実際は、コロナ感染者は増減を繰り返し、一向

          "楽しみ"が、あるという事

          「タワーズ」って何だ?

          ラーメンズの第17回公演「TOWER」の最終コント「タワーズ2」の感想です。 ネタバレが含まれています。 公式YouTubeはコチラ↓。 他でも書きましたが、初見は2021年8月なので、この時点で今後のラーメンズの活動が厳しい状況だと分かった上で観た感想です。 ------------------------------ このコント後半で、タワーズの2人、シャンパンタワー、グレナダベガール 、ハイウェスト、タワーマニア、五重塔が出てくる。 これらは「TOWER」に関する物だ

          「タワーズ」って何だ?

          #スキな3曲を熱く語る

          好きな曲って何だろう?"スキな曲"とは、どんなものだろうか。 アーティストが好き、歌詞が好き、世界観が好き、メロディーラインや音・声質が好き、ライブで観た時に印象に残ったから好き、あの時にあの人と聴いていたから好き… "スキな曲"には、様々な理由があると思う。 私は主に2000年代の邦楽を聴いてきた。 ライブやフェスにも行って、いくつもの美しい瞬間をライブで観てきた。 ROCK IN JAPAN2002のNUMBER GIRL 2004年のBUMP OF CHICKENのツ

          #スキな3曲を熱く語る

          「ATOM」はノスタルジーなのか

          "ノス"というワードから「ATOM」を考えた結果、トガシくんが全てを物語っていたことに気付いた話。 ----------------------- この話はラーメンズの第12回公演「ATOM」におけるコントについての話です。気になる方は公式YouTubeをご覧ください。 *以下「ATOM」全編のネタバレがあります。長文ですので、お暇な時にお読みください。 ノスって「ノ+ス=久」?ノスとは「アトムより」というコントで片桐仁さんが演じるキャラクターのことだ。 始まりはノスを「

          「ATOM」はノスタルジーなのか

          「小林賢太郎テレビ8」を考えてみた

          はじめに私がラーメンズをしっかりと見始めたのは、2021年8月だ。 この時点で賢太郎さんは表舞台を引退しているので、今後ラーメンズの活動を期待するのが厳しいのは分かっている。 そのためラーメンズが活動しないことを知ったうえで観た感想だ。しかも、当時の空気感は分からないしインタビューも殆ど無いので、完全に個人的な意見だ。流石に25年近い活動を1ヶ月で知るのは難しいと思う。そのため、ずっと彼らを観てきた人からすると違和感があるかもしれないが悪しからず。 結論だけ言うと「ラーメン

          「小林賢太郎テレビ8」を考えてみた

          「ALICE」の違和感

          ラーメンズの第15回公演「ALICE」の最終演目が、何故「不思議の国のニポン」なのか、気になった話。 ----------- 同公演は、公式YouTubeがあるので気になる方はご覧ください。 ラーメンズの公演「CHERRY BLOSSOM FRONT345」以降、最後に来るのはストーリー性が強い話か、1本目を受けた物(タワーズ2、帝王閣ホテル応援歌など)になっている。 それなのに、何故か「ALICE」の最後は「不思議の国のニポン」というコントだ。 ストーリー性はない。1本

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          自分の思考の癖について

          大した物事でなくても、ついつい深く考えてしまうという話。 -------------------------------- 「太陽が登る方角は?」 理論的には東から昇り、西に沈みます。 しかし、この一文が推理小説のヒントだとしたら? もしくは、大恋愛の後に離れ離れになった男女の再会シーンで使われた場合は? はたまた、小説家の次回作のタイトルだったら?いずれも、作者の意図によって答えは変わってきます。 要は、その言葉が置かれる文脈や状況によって、答えは変わるのです。 気

          自分の思考の癖について

          noteを始めようと思った理由とか

          理由は「小林賢太郎さんの作品を観たから」という話。あと、彼の作品への感謝とかを書きました。 ------------------------- 小林賢太郎の作品をしっかり見たのは2021年7月下旬だ。 過去のネタにより、オリンピック開会式のディレクターを解任されたのが、きっかけだ。 ネタとは言え、その言動に非があることは明らかで、本人も謝罪している。その解任は仕方がないことも理解できる。 しかしその経緯には、個人的に政治的な思惑を感じざるを得なかった。(経緯や意見は散々ネ

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