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成人の日、こどものまつり

今日は小正月(こしょうがつ)。

元旦から続く正月行事が終わって、
門松とかしめ飾りや前年のお札を集めて焼いて悪魔祓いをしたり、
その火で餅や団子を焼いて食べて五穀豊穣を願ったり、
小豆粥やぜんざいを食べて無病息災を願ったり。

なにより、この日は女性はやっとお正月休みがとれる「女正月」、
そして男性は「元服」する日。

なので、1月15日を「成人の日」として祝っていた。

ハッピーマンデーで「はたちのつどい」も悪くはないけど、
ちゃーんと意味があってこの日を大人になる日に決めていた。

この中の赤いのが多く入ってるのを買った

昨日の釜石は子どもたちのお祭り「かまっこまつり」だった。
釜石市内の小学生中学生高校生の希望者がスタッフになって、
「なにをしたいか」アイディアを出して、
それを集約して、やることを決めて、準備して、
当日は自分たちでお店に立って、モノを売ったりゲームをしたり、
あるいはバスボムやバッグづくりのワークショップをする。

お客さんは受付で「1かまっコイン」を10枚渡されて、
それで買い物をしたりゲームをしたりする。
わたしは、キーホルダーとバスボムとマグネットを買って、
あま〜いココアを飲んだ。

ココアは、プロのご協力による本格的なもの。
3かまっコイン。
こんなときこんな状況じゃないとココアなんて〜、
と思いながら飲んだ。ホントに甘かった。

ハピスコーヒーはキッチンカーのコーヒー屋さん。その「キッズ」としてココアを販売

「子どもたちが地域のみなさんとつながりをつくる」
「子どもたちのやってみたい思いをかなえる」
かまっこまつりは、震災直後に子どもたちの遊び場がなくなったとき、
地元の若者たちが始めたお祭りだったと、うっすら記憶する。

かまっコインは、全部使っちゃったら、
まつりに出ているお店でアルバイトをすれば、バイト代としてもらえて、
また使うことができる。
そうした楽しい学びの場でもある。

来年はバイトさせていただこうかな。

どのお店も揃いのハッピを着た子どもたちがお店番をする