資本主義より大きな「男性原理」の終焉

昨日の「世の中・組織おかしい!」が実は多数派の記事に関連したことを書いてみようと思います。ここ何か月か、土日の予定がほぼ埋まるほどたくさんの人と会っていて、小学校の友人、高校の友人、公務員時代の友人、その他あらゆる友人、知り合いと話す機会が多かったんですね(恵まれてますね)。人と会って話すと、仕事の話になることはよくありますよね。いろんな方と話してみて、やはりどの方も口をそろえて同じことを言うものだな、ということを実感し、もうどこに勤めても「(ピラミッド型の)組織」というしくみである以上、同じ目に遭うのは避けられないんだなと心底悟りました(笑)。

私が勤めていたのがとりわけお役所的な(役所だし)がちがちの組織だったので、あれは極端な例だったのかなと思う節もあったのですが、実はそうでもなかったのだなと思いましたね。民間企業の場合は売上至上主義だったり、法的にグレーな部分が多かったり、休暇に対する認識も違ったりするので、ひどいところはもっとひどいのだなということもよくわかりました。民間企業に勤めたことがないので、その辺りは井の中の蛙なんですよね。景気のいい時代ならまだしも、これ以上経済成長が見込めない資本主義衰退の時代において、従業員への締め付けはますますきつくなるでしょう。その行き過ぎたバランスを取るかのように、大企業の膿出しや退職者の増加、自分の人生と本気で向き合う人も増えてくるだろうと思います。

やはりすべては抽象化して、大きな枠組みや仕組みそのものを見ていかないと根本原因にはたどり着けませんね。現代社会の諸問題の根本原因は、△三角形のピラミッド構造にあります。この世の中の大きな支配構造もこの形、そして、ミクロとマクロの相似形である個別の企業や組織もこの形をしています。ネットワークビジネスもこの形をしています。宗教やカルトもこの形をしています。すべては「構造」の問題であり、この「構造」は男性原理そのものです。資本主義が衰退すると散々書いてきましたが、資本主義が衰退するというよりは、大きな男性原理の時代が終わっていくと言った方が正確です。近代の資本主義だけではなく、この2000年の男性原理の時代が衰退する大きな過渡期に今の私たちはいるということになります。

スピ系に詳しい方はご存知と思いますが、地球の2万6000年という歳差運動からみる大きな約2160年スパンの時代の区切りというものがあるそうで、キリスト教が栄えていたここ2000年というのは「魚座(双魚宮)」の時代とされ、その次の2000年は「水瓶座(宝瓶宮)」の時代になるそうです。キリスト教のシンボルは「魚」ということも興味深いですよね。魚座は男性原理、二元性、宗教、自己犠牲精神といった特徴があり、一方水瓶座には女性原理、一元性、博愛主義、理性と科学、というキーワードがあがります。いつから水瓶座の時代に入るのかは諸説あるのですが、そろそろグラデーションに入っているような気はしますよね。水瓶座には既存の社会を破壊していくようなエネルギーもあります。私自身、今まさにピラミッド社会を破壊して、テクノロジー(ネットなど)をうまく取り入れた博愛主義的・一元的な共同創造のコミュニティづくりに向かっていくような感じなので、かなり水瓶座的と言えると思います(笑)。この話はもっと書きたいところなのですが、ここには書き切れないので詳しく知りたい方は個別で調べてみてくださいね。

△三角形のピラミッド構造はもう行きつくところまで来て、あらゆるところにひずみが出始めています。人間も地球も自然も…ありとあらゆるものが我慢の限界を超えている感じがします。近視眼的に見ると資本主義をなんとかして存続させよう、しがみつこうと思ってしまうのですが、大きな大きな宇宙の流れから見ると、次は水瓶座の時代に入ることがわかるので、生きる上での大きな意識の指針になると思います。男性原理と女性原理の話はかなり深いのですが(私も学び途中ですし)、ここを理解していくと今後の身の振り方が変わってきます。今まで学んだことを私だけで溜め込んでいても仕方がないので、これから少しずつシェアしていきたいと思います。

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