「真の賢さ」とは「本質を見抜く力」

11月に入ってから特にですが、自分のnoteを読み返しても、「本質」「価値」「信頼」といった言葉を取り上げることが多いことに気づきます。今は自分の中で物事の本質を見極めたいという気持ちが強く、見極めることの大切さを繰り返し自分に言い聞かせているような状態です。世の中にあふれる情報、モノ、人の意識などは玉石混淆であり、本当に自分にとって必要な本質的なものごとをしっかり見極められないと、数日前の私のように人の意見に左右されて自分軸がぐらっぐらに揺らいだり、本質とかけ離れたことをしてしまいそうになったりします。

昔に自分のFBに投稿した記事のことを思い出したので、ここで引用してみたいと思います。これは2015年9月に書いたものです。

「真の賢さ」とは?
いい学校に入って、いい会社に入って、順風満帆!というロールモデルはそろそろ終わるのではないかな。今も教育熱心、勉強熱心な親御さんはたくさんいらっしゃると思うけど、真の賢さは学歴ではないと今では心の底から言える。誰かが決めた範囲内のあれこれを覚えたり、問題を解くのが得意というのは、その範囲を超越し、創造することに意識が向かないという点で一流ではないのだと思う。
「真の賢さ」とは「世の中の仕組み、本質を見抜く力」だと思う。そして新しい世界を切り拓く創造性や変化に適応する柔軟性。今の社会、今の教育はそういった力を伸ばそうという方向には向かっていないと感じる。思考停止、盲目的に、誰かに与えられたものをこなしていくだけの人生には危機感を覚えてしまう。小さいころから自然に親しむなど、机上の勉強だけでなく、心の豊かさや情緒を育む教育というのが真に必要なことだと思う。
ただ、小・中・高と受験勉強しまくっていた私の経験も無駄ではなく、物事の本質をとらえるために必要な基礎知識、教養というものはあって、文系でありながらも理系科目も一通り勉強した経験が、今のあらゆるものの本質の理解に役立っていることは確か。しかし教科書は必ずしも本質を教えない。「真の賢さ」を学べる場の創設が急務だと強く思う。

これはまだ働いていた時の投稿ですが、こんな考えの人に公務員は務まらないよな、苦しいよなと納得のいく感じ(笑)。今よりも頭キレッキレですね…今読み返してみても「その通りだ」と強く思うし、私の思いのベースとなっているエッセンスが詰まっています。そうだそうだ、そう思っていたのだった、と今この文を読んで改めて思いました。

私が言うところの「真の賢さ」とは「世の中の仕組み、本質を見抜く力」なのですが、読者様の考えはいかがでしょうか?「賢い人」「賢者」とはどんな人でしょうか?勉強ができること?お金を持っていること?仲間がたくさんいること?本を読む読書家?人それぞれ捉え方は違うかもしれません。ただ、賢者=本質がわかる人、という部分に異論を唱える人はいないのではないでしょうか。

今までずっと書いてきたように、これからは必ず本質主義、価値主義の流れがくるので、本質を見極める力というのはどなたにとっても必須だと思うのです。誰もが「真の賢さ」を身につけていくことが大切で、”「真の賢さ」を学べる場の創設が急務”なんですよね。こうやって書くと、「真の賢さ」はどこか外から教えてもらわないといけないことのようにも思えますが、本質的な叡智を身につけることと同時に、「自分自身が本質に返っていく」ということが最も重要で、本来の自分らしい輝きを取り戻し、それを世に発揮していくことが、すべての人に等しく重要なミッションであるとも感じています。いつまでも偽りの自分でいるからこそ、周りも自分を偽った人であふれてしまう、また、偽りの情報に惑わされてしまうということ。この世は全て鏡ですからね。

そして何度も出てくる「物事の本質」というのは、目に見えないものの中にあるということ。目に見えるもの、科学で証明できる(できると思わされている)こと、数字だけにとらわれていると、本質を見失ってしまいます。五感以上の感覚を研ぎ澄まし、科学崇拝の洗脳から目覚めていくこと。気づいた人から少しずつ意識を変え、行動を変え、自分自身に目覚めていくということが何よりも大切な時期に入ってきています。

私自身もその流れを加速するために自分自身がサポートできることとして、フラワーエッセンスを用いたカウンセリング、エネルギーの世界の学びを深めるセミナーや講座の開催をそろそろ始めたいと考えています。何人かの方から講座の開催依頼を受けていることもあり、内容を検討中です。何かご意見などございましたら是非お寄せいただければ幸いです。私もまだまだ学びの途中ではありますが、非力ながらできることから活動を開始していこうと思っております。

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