共同創造の時代における人生というゲーム

先週初めて友人たちとボードゲームカフェなるものに遊びに行き、すっかりハマってしまった私は昨日もボードゲームのイベントに参加しに行ってきました。私デジタルのゲーム(スマホやモバイルゲーム等)は今はまったくやらないのですが、みんなでワイワイ(アルコールなしで)遊ぶのは大好きです。全く知らない人同士でもテーブルを囲んで遊んでいるうちに自然と親しくなるし、性格や好みの傾向もわかってきて面白いものです。ゲームって本性出ますよね、本当に(笑)。

よく「人生はゲームだ」と言う人がいます。私も以前にこの世はたんたんと「役割」を生きるRPGという記事を書いたことがありますし、この世は壮大なRPG、人生ゲームだなと思うこともあります。人間を人間たらしめるものは「ドラマ性」であり、それがこの三次元人間世界で人生を楽しむスパイスとなっていますよね。太古の昔からあるお芝居、演劇といった文化はそれが人間らしさそのものであるからだと思っています。また、スポーツも含めたありとあらゆるゲームの面白さというのも「ドラマ性」にあると思うのです。勝つために戦略を練ってみたり、裏切られたり、運命のいたずらで大逆転したり、感情が揺れ動いたり…。そう考えるとお芝居とゲームってなんだか似ていますよね。その世界を疑似体験していろんな感情を味わってみたり、他人と交流するなかで新たな発見があったりと、平凡な日常に彩りを加えるスパイスそのものです。

昨日色々なゲームをご紹介いただいて思ったことは、ゲームにもいろいろあって、ガチンコ勝負で勝敗を競うもの、すごろくだけの運ゲーム、単にコミュニケーションを楽しむもの、創造力やインスピレーションを働かせるもの、みんなで協力するもの、他人を蹴落としたり錯乱させたりするものなど、無限にあります。そして、人それぞれ好みがあって、どんな系統のゲームが好きかというのは人によって、年齢や性別によっても様々です。男性の方は長丁場でガチの勝負、戦略や攻略法があるゲームが好きな方が多そうです。女性は勝敗というよりは、プロセスやとにかくその場を楽しめることを重視するという傾向がざっくりあると思います。

スポーツを含めたゲームには必ず「ルール」と「勝敗のジャッジ(基準)」が存在します。それがないゲームは存在しません。ルールというのは制限で、何をしては良い、ダメ、というルールがプレイヤーに周知されていることが前提です。そして、「どうなった人が勝ち」という基準も明確でなければ目標やゴールがわかりません。これを私たちの社会であてはめてみると、ルールは法律や規則、常識、個人の固定概念など、勝敗のジャッジは完全に人それぞれということになるでしょう。一昔前に「勝ち組」「負け組」という言葉が流行りましたが、「20代で結婚できたら勝ち組」とか「有名大を出て大企業に入れたら勝ち組」とか様々な概念がありましたよね。それってもちろん絶対的なものではなく、単なるメディアのあおりや、その人が勝手に思い込んでいる「思い込み」「価値観」「固定概念」にしかすぎないことです。「何をしたら勝ち」という基準を自分で設定してそれを目標に頑張るという選択もできるし、完全に「勝ち負け」という概念を取っ払って生きていくこともできます。

2018年からはいよいよ共同創造の時代に入ってくると言われていて、個人の勝ち負けとか誰より多く稼がなければどうのこうのとかそういう次元を越えて、「共に生きる」とか「共に創る」といった意識の方に追い風となるエネルギーになっていく流れのようです。三角形のピラミッド社会で生きるか、丸く輪になりみんなで手を取り合って生きるか…私は後者の世界に生きることに決めており、これからますますその流れは加速していくように思います。ごりごりピラミッドの意識の方とはますます話が合わなくなり、出会わなくなるでしょうね。

この世で生きる私たちの人生が本当にゲームだとしたら、どんなタイプのゲームを楽しみたいでしょうか?じっくり戦略を練って勝ちを取りにいくゲーム?すべては運任せ?結果重視?プロセスを楽しむ?みんなで力を合わせて何かを創る?勝敗はない世界?…どんなゲームを楽しむかは人それぞれ、好きなものを選んで生きていけばいいだけです。私個人としては来たる共同創造の時代を迎えるに当たり、「○○したら勝ち組、○○したら負け組」的な考えはもういい加減手放していこうと思っています。ただ、それでもボードゲームは好きですし、なんだかんだ勝てたら嬉しいものです。個人的には運×戦略型と、人狼型ゲームが結構好きで、負けず嫌いでゴリゴリ勝ちを狙いに行く本性も垣間見えた昨日のボードゲームイベントなのでありました(笑)。

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