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「素晴らしきかな、人生」 オススメ感動映画

「素晴らしきかな、人生」のあらすじ

主人公は、広告代理店の共同経営者として成功を収めていたハワード(ウィル・スミス)。
6歳になる最愛の娘を失ったことで失意のどん底に陥り、
仕事も趣味にも気力を持つことができず、
ドミノを並べては倒す日々を送っていました。

才能に溢れているはずのハワード。
ハワードにもう一度人生を力強く生きてもらうために、
ハワードの大親友で共同経営者であるホイットと、同僚のサイモンとクレアの3人で、
あるとんでもない作戦を思いつくのです。

幸せの、オマケ

その、”とんでもない作戦”というのも、
クリエーティブで、とてもおもしろい内容なのですが
(それについては、ぜひ映画を見てチェックして見てください!)

私がこの映画で一番感動したのは、
映画の中の、一つの重要なシーンでで出てきた、
ハワードに向け送られたあるメッセージ。

「見逃さないで。幸せのオマケがあるから。」


このメッセージを送った女性ですが、
6歳の娘を亡くした経験があり、

娘が亡くなる直前、病室の前で、
隣に座っていた何処かのおばあさんから言われた言葉が
「見逃さないで。幸せのオマケがあるから。」というメッセージした。


あまりにもサラッと、自然で、
きっと、そのおばあさんの実体験経から出たのであろうと思われる言葉でした。


『幸せのオマケ』とは

娘が亡くなった直後は、
娘を失った悲しみの中で
『幸せのオマケ』とは何のことを指しているのか
全く分からなかったと言います。

でも、一年くらい経ってから。
電車に乗っているときに、
突如涙が流れることがあり、
それは、娘が亡くなったからではなく、
何か別のことから来る涙であると感じて、


そのとき、
自分は今、”全てのものと深い繋がりを持っている”んだ。

そしてそれが、『幸せのオマケ』なんだ。

と、気づいたのだと言います。


涙のわけ

私はまだ、娘を失うような、
そこまで深い悲しみの経験をしたことはありませんが

帰り道や電車で急に涙がこぼれてきて、
「あれ?この涙って一体なんなんだろう?」
と思うことはありました。

これって、なんでなんだろう?
といつも不思議で、
考えてもこれといった理由を言えなくて

それがいま、この映画「素晴らしきかな、人生」を観て、
少し分かったような気がしました。


すべてと繋がった。ってこと

私はいま、すべてと繋がることができているんだなと。

ちょっとした悲しみにも敏感だし、
ちょっとした喜びにも敏感だし、

私の中にある些細な色んな感情たちが
社会に存在する何かの感情と波長
して、

涙がこぼるようになったんだと感じました。

敏感で、繊細で、
哀しみにも、愛にも素直に反応できるわたし。

これって、とても素晴らしいことのように思えました。


私自身、私の人生と強く関われているし、
私の人生は、すべてと繋がることができている。


それは、”生きる喜び”であるようにも感じます。


悲しみの事実は、決して消すことはできない。
でも、『幸せのオマケ』が存在することだって、事実。

人生で悲しみを味わったときには、
そのあとにある、『幸せのオマケ』が存在することを信じて、
『幸せのオマケ』に気づけるように生きていきたいと思いました。

「素晴らしきかな、人生」、オススメです

「素晴らしきかな、人生」。
”愛”。”時間”。”死”。について考えさせてくれる、
とても素敵な映画でした。
(私はNetflixで観ました〜)



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