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ミニマリストが手放して良かったモノ6選

ミニマリスト修行を始めてから約1年が経った。いろいろなモノたちと真剣に向き合い、たくさん手放してきた。
モノが減るということは、管理するモノが減るということ。その分、時間やお金に余裕ができた。
厳選に厳選を重ねて手放した結果、ふたり暮らし35㎡の家で広々とした空間になった。

今回は、中でも個人的に手放してよかったモノたちを紹介する。


1) 車

今年の4月末に静岡から東京へ引っ越してきた。当時勤めていた会社は、車出勤が必須だったので所有していた。上京を機に手放した。都内在住であれば移動は電車やバス、自転車でこと足りる。
車を手放して感じるメリットは維持費が不要になったことはもちろん、交通事故の加害者になるリスクが減った点が大きい。365日運転していれば、何度もヒヤリハットの瞬間にでくわす。誰かの命を奪う危険性が高い乗り物に乗っているんだと何回も思った。
そして去年の9月、猛威を振るった台風15号の二次被害で愛車は浸水した。近所の川が氾濫したのだ。どんなに大切にしているモノでも、いつかは失うのだと気づいた。

2) テレビとテレビ台

約40インチあったテレビと大きなテレビ台を手放した。今はタブレットでテレビを観ている。
もともと夫がひとり暮らしのときから愛用していたテレビだったが、ある日「テレビなくても大丈夫かも」と夫から提案してくれた。
テレビがなくなった結果、床面積がずいぶんと増えた。タブレットに切り替えたことで、家中どこでもテレビが観られるようになった。気になる番組は、食器洗いなど家事をしながら観ている。
テレビを手放したため、ニュースはお昼のNHKニュースやNHKラジオで聴くようにしている。世論や評論などのノイズがなく、事実だけをサクッと教えてくれるので、以前よりも報道内容が頭に入りやすくなった。

3) ベッド

もともとシングルベッドがひとつあった。こちらも夫がひとり暮らしのときから愛用していたが手放した。
今はふたりとも三つ折りの折りたたみ布団で寝ている。ポイントは、それぞれシングルサイズを買った点だ。夜型の夫と朝型のわたしでは、どうしても起床時間と就寝時間が合わない。でも、シングルサイズならお互い好きな場所で寝られる。
ふだんは作業部屋でわたしが寝て、リビングで夫が寝る。友人が遊びに来たときは、作業部屋に敷き布団をふたつ並べて一緒に眠ることができる。
なによりも、約3㎡もの床面積が増えたので、念願だった作業用デスクを買うことができた。平日は7時間以上、このデスクで過ごしている。

4) 水切りカゴ

自炊を毎日している我が家では、水切りカゴが必須アイテムだと思っていた。しかし、ろくに洗っていなかったせいか、油汚れがつき、サビもひどくなってしまった。しかも、キッチンの場所を取る。
そこで見つけたのが、吸水マットだ。食器洗いのときだけキッチンに広げ、使い終わったら窓際に吊るして干している。おかげでキッチンに作業スペースができた。おまけに洗濯機で洗えるので、手間をかけずに衛生面を保てる。

5) クレンジング

クレンジングして、泡立てて洗顔して、顔を何度も洗うのが面倒だったので、思い切ってクレンジングを手放した。代わりにダブル洗顔不要のクレンジングバームを使っている。ズボラなわたしにはピッタリだった。
クレンジングと洗顔、それぞれ在庫管理する手間も省けて一石二鳥だ。定期便で購入しているので、残りが少なくなってきた頃に届く。
しかも、クレンジングと洗顔が一度に済むだけではなく、角質ケアや美容パック効果もある。何度も顔をこする必要がなくなり、肌ダメージが少なくなったように思う。

6) 柔軟剤

香水などの香りものをつけないので、代わりもかねて柔軟剤を入れていた。逆に夫は柔軟剤を入れず、洗濯洗剤だけで洗濯していた。
だから、それぞれ自分のものを自分で洗う。1日ごと交互に洗濯機を使っていたが、日によっては被ってしまうことがあり、すこし面倒だなぁと感じていた。
思い切って柔軟剤をやめて、夫の洗濯物と一緒に毎日、洗濯することにした。すると、どちらがいつ使うのか確認する作業がなくなったうえに、柔軟剤の在庫管理もなくなって楽になった。
洗濯洗剤だけだと洗濯物がカチカチに乾きそうで心配だった。でも、乾燥機つき洗濯機なら柔軟剤を使ったかのようなふわふわの仕上がりになる。文明の力、超万歳だ。

まとめ

大きなモノを手放すのには勇気がいたけれど、思い切って手放してみたら想像以上に家が広くなった。
そして手放し続けた結果、引越しをやめた。
当初は、家が狭くてパーソナルスペースが限られている点、水回りの動線が不便な点を理由に引越ししようとしていた。でも、部屋が広くなったおかげで、パーソナルスペースの確保に繋がった。
今後、生活リズムが変わってきたら引越しを検討するかもしれないが、今はこの家で気持ちよく日々を過ごせている。

床面積が増えた分、家具の置き方は無限だ。しかも、他の家具をどかさなくても、スルスルっと手軽に配置が変えられる。
家の窓から神社や公園の木々がよく見える。休日はダイニングテーブルを窓際に移動させて、夫と一緒に外の景色を眺めながら昼食やおやつをいただいている。優雅なこの時間が大好だ。

これからも、春夏秋冬変わりゆく街の姿を窓から眺めて、四季をゆっくり楽しんでいこうと思う。ますますお家への愛が増していく。

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