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ミニマリストの洋服事情

ミニマリスト修行を始めて、100着以上の服を手放した。

古着が大好きでたくさんの服を集めていた。
そんなわたしが、ひょんなことからミニマリストになった。服が少なくなったからこそ、より一層ファッションが楽しめるようになった。

今持っている服は、オールシーズンで34着だ。
トップス/22着、ボトムス/7着、ワンピース/2着、アウター/3着。そのほか、パジャマ/3セット、スーツ/1セット、喪服/1セットで全て。部屋着は持っていない。
でも、全然不便ではない。
服を手放してよかったことをまとめてみた。

1)衣替えが不要

季節の変わり目は長袖なのか、半袖なのか迷ってしまう。結局、いつ衣替えをすればいいのか分からずにしまった服をもう一度出す羽目に…。なんてことがなくなった。
シワになりそうな服は、ハンガーにかけている。そのほかは、無印良品の収納ケース2つに収まっている。オールシーズン分だ。
ミニマリストになる前は年に数回、衣替えをしていた。冬が近づけば夏服をクローゼットの上段に上げる。でも、たまに暑い日が来て、結局2着くらい半袖を下ろし、そのままずるずる真冬になって、下ろしたままになる。
そんなあいまいな状態がなくなり、その日の気温でササっと服を選べるようになった。服選びのストレスが減った。

2)シーズン中に全ての服が着られる

お気に入りの服はどうしても汚したくないから、ここ一番のときに着ていた。旅行やデート、お友だちと遊ぶとき。でも、その頻度が少なくて、シーズン中に袖を通せたのは数回なんてことが毎年ある。
そんなふうに大切にしすぎるから、服の系統が変わったときに着られなくなってしまった。今の自分には似合わないと思いつつ、感情移入で手放すのが悔しくて、ずっとクローゼットで眠ったままになっていた。
ミニマリストになってからは、そんなことがなくなった。お気に入りだからこそ、何回も着る。クローゼットでいつも目にするから、着たくなる。それに服の枚数がぎりぎりだから、どんどん着回していかないとスッポンポンでお出かけすることになってしまう。笑
お気に入りの服を着て出かけると、ものすごく気持ちいい。「この服、やっぱり大好きだわ~」と気分があがって、夫に「写真撮って!」とせがんでしまう。

3)洗濯が楽になる

服をたくさん持っていたときは、洗濯が億劫だった。普通コースで洗う服、おしゃれ着コースで洗う服、クリーニングに出す服など、洗濯方法がばらばらだった。だから、洗濯が複雑な服は着る回数がどんどん減っていた。
思い切ってクリーニングする服は手放した。家の洗濯機で洗える服だけに厳選した。特にニットは毛玉ができたり、糸がよれたりと管理が面倒なので、持つこと自体をやめた。すると朝の服選びで、抵抗なくどの服も選べるようになった。お出かけ準備の効率があがった気がする。
ちなみに冬のコートは、おしゃれ着コースで洗う。シーズン中に5回くらいは洗濯する。一度着たコートを洗わずに何度も着る方がストレスだったから、お家洗濯の方がしっくりくる。アパレルの方にこの記事を読まれてたら怒られちゃうかもなぁ。

4)クローゼットの風通しが良い

そもそも我が家にクローゼットがない。ちょっとした枕棚と小さなハンガーラックがひとつだけだ。100cmのハンガーラックに夫とわたしの服をかけている。それでも、スペースに余裕があり、リュックもかけられる。服が少ないから、ササっとラックから服が取り出せる。服と服と感覚が適度にあるから、カビや臭いの心配がない。
そもそも、厳選されたお気に入りの服だけを持っているから、ラックを見るたびに気分があがる。まじ超アゲ~だ。

5)大好きな自分でいられる

「いつか着るかも」「痩せたら着よう」という服がない。だから、服たちに後ろめたさを感じることがない。自分を責めることもない。持っている服全てが勝負服なのだ。
だから、いつ人に会っても怖くない。可愛い服たちに囲まれている自分を想像するだけで、心がうきうきするし、自己肯定感が高まる。部屋着らしい部屋着がないので、コンビニだってピシっとした格好で行く。
大好きな服が汚れてしまったとき、同じ服が手に入りそうな場合は買い替える。たとえば、ユニクロや無印良品で買ったTシャツなど。買った当初より形がトレンド寄りに変わっているけれど、許容範囲内だ。それくらいお気に入りだから問題ない。同じものを買い直してでも着たい服を着る。

人生をかけて、ゆっくりと自分に似合う服を探し続けたいと思っている。どんどん厳選していく。
だから、服選びの目が厳しくて、今年はまだ一着も買っていない。でも、全然不便ではない。
それよりも、将来はもっともっと可愛い服で収納ケースが埋まっていくのかと思うと、今からとてもわくわくする。

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